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一学生に過ぎない俺が大魔導師の下僕として召喚されたら  作者: 路地裏こそこそ
~一章 守護者の召喚~
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1-4:ソウルリンク

書きなぐりつけました。勢いでつい。

 短剣を持つ左手は震え、右手は爪がめり込むように力いっぱい握りしめていた。

 ガッツポーズ。

 興奮してる。ぬるりとした感触、べっとりと汗たっぷりな感触だ。


「本当に力があった。無能じゃなかったよ。へへっ、ちょっとばかし地味だけどな」


 赤く輝いたままの短剣をじっと眺めていた俺に


「剣に命じて。『沈静せよ』って」


 と言った。

 頷いた俺は、心の中でそうつぶやく。

 すると、灼熱化した鉄色の短剣は温度を下げ鈍色となり、元の剣へと戻った。

 まだ切れそうな鋭さのみが健在だ。


「本物の古宝物『炎の短剣』と同じで沈静もできる……か。それに無詠唱」


 詠唱する必要があったのか。

 部屋を元からあった光源魔法のの施されたシェードランプの明かりがだけが、辺りを映し出していた。

 満足気な彼女は言う。『まずは』自己紹介ねと。


「では、改めて。

 アンジェリーナ・ティクナートよ。

 クラスは『魔導士』位階は……まあいっか」


 現金なタイプだ。鬼がどっか行っちまったよ。

 ――この世界はクラス制があるぞっと。

 

「俺は、米原 恵吾。あー『ケイゴ』が名前だ。

 帰れる時までよろしく、アンジェリーナさん」

 

 挨拶は基本だ。て訳で、俺は彼女に右手を差し出した。

 握手だ! シェイクハンドは全世界共通だろ。なんせ、政治家同士も握手してるしな。


 一瞬きょとんとしたが、さっきまでのゴミを見るような眼はどうした。と言いたくなるような、目の覚めるような、吸い込まれそうな、そんな美しい瞳。

 めっちゃ、かわええ。

 まずは『目標達成』だな。へへッ。


 改めて見ると、やっぱり美少女。恐ろしく美少女。まさに絶世。


 恐ろしく感じた、あの射殺すような視線が無くなると印象の違いがパネエ。

 ピッタリ目で生地の薄そうな黒色ローブを着ているが、どことなく華やかな印象。

 動く度に、ふわりと動く赤い髪が彼女の華やかさを強調している。

 身長は俺のほうが高いな、かなりの差がある。

 俺が百七十二程度。彼女はそれより二十センチちょい低いか。

 うん、百五十センチあるなしだ。


 然程大きい訳でもなく、まな板でもない。ほど良い大きさの胸。Bカップと見た。

 小さめの可愛い尻。しかし艶っぽいプリケツ。

 下っ腹は出てない感じつーか、腰がある感じだ。幼児体系じゃない。こう腰が……ね?

 きゅっとくびれたウェストとちびっこ度合い。体重とかもしかすると四十キロ切るんじゃないか。


 人間に直すと幾つくらいだ、普通に見れば高学年位か、多く見積もって十三、四歳程度にしか見えん。

 別に俺はロリ属性じゃないけど、可愛いのは正義だ。

 言う俺も高々、十六の小僧に過ぎないけど。

 うっさい、高校生から見れば、中二とかロリだ。ロリ・イエス・ノータッチ。

 ちがう! 俺ロリ違う。



「こちらこそ。不躾な態度で、ごめんなさい。正直なところ、あたしは自分を制御できなかった。嫌な思いさせたと思う。本当にごめんなさい。そして、よろしくケイゴ。あと『さん』とかは良いよ。キライいなんだ。ナシで呼んでよ」


 魔術師は常に冷静であれ。か。どこの漫画で読んだセリフやら。

 

 彼女も右手を差し出してくれた。か細くキレイな手。古めかしく言えば白魚のような手って奴だ。

 俺は自分の手が汚れていて失礼かもとか思うこともなく、吸い寄せられるようにその手を握った。


 途端、部屋を埋め尽くすように溢れ出す光。

 魔力の渦か何かなのか、光とエネルギーの流れっぽいものが立昇った。

 爆発的に大きくなる光に目が眩み、視界が遮られる。

 反射的に閉じた目をうっすら開くと、幻像的に輝く文字が彼女と俺の間に現れた。


 真名の契約は結ばれた。

 汝の魂は以後、汝の主人の元にあり。

 如何なる時も、汝は主人の生命を守り、守護者となる。

 汝の主人の生命無き時、この契約は汝の生命と共に破棄される。

 汝の主人の願いが成就する時、この契約は完遂される。

                          』

 

「おーきれいだなー、って。なんだこの文章」

「う……そっ――サイン・オブ・ソウルリンクだなんて――」

 

 彼女は驚いてるみたいだ。キレイな顔が困惑に歪んでいる。明らかな動揺の表情。

 ん。ソウル? 魂? 

 

「うお!?」


 見る間に輝く文字は崩れ、一つの光球となって、彼女の胸に飛び込み、そして消えた。


「イマノナニ?」


 恐る恐る、聞く俺。ぞくりと背筋に走る所謂、嫌な予感。

 守護者はいいよ、カッコよさげ。

 でも、ひたすら嫌な予感しかしない。今さっきまで目の前にあった、あの文章の意味って……。

 

「おーい、アンジェリーナ。これは一体全体どう言ったモノで?」


 名を呼び話しかける。やっぱり動揺してるみたいだ。

 完全に困惑中。瞳孔も開いている様に見えるし、まだ呆然としている。

 握手のまま互いに握った手は……震えているのかこれ。

 ごくり、と喉を鳴らして彼女は言う。


「こ、これは『魂連結契約』高度の呪いやギアスに近い主従契約」


「契約。呪い」


 ギアスっていうのは、有名なアレだろ。強制的になんでも言うこと聞かせる的な。

 その気が全くなくても、民衆皆殺しとか。

 嫌いな相手でもラブラブにさせたりできるアレ。


「え、ええ。『隷属の承認』なんかより遥かに強力な、呪いと言っていい契約」


「つまり、召喚された俺が……アンって呼んでいかな? をご主人様とするって事だろ」


 でも、少々腑には落ちないが、まぁそう言う事なんだろう。彼女が主人。

 別段、召喚者と非召喚者なら普通じゃね? とか思うのはやっぱりオタク知識ゆえか。

 そして、相手の動揺に紛れ込ませて、呼称の変更要求を実行。

 長げえよ、アンジェリーナ。言いにくい。親しみが込もらない。

 ちびっ子っぽいから『ちゃん』付けようか迷ってヤメ。

 エルフって感じだし、すっげー年上とかで怒らせるの怖い。

 あと、一応ご主人さまだし?

 

「違う。ただの契約なら破棄もできる。もちろん主人側からだけど。でも、これは違う。あたしの願いが成就するまで元の世界に帰るどころか、死ぬ事すら出来ない」

 

 帰れない。は大問題、超問題。

 のんきに、呼び方とか考えててごめんなさい。

 それよか死ねない、ってなんだ? 死なないのか俺。

 

「そんな……この契約になるなんて。あ、あたし、そんなつもりじゃ……」 


 握った右手を開いてみれば掌には傷があり、そこには俺の乾きかけた血があった。



 ~~~



 血と真名による契約。『魂連結契約』

 アンが説明してくれた内容は俺に取っちゃ悪夢、驚愕と言っていい。


 まずは浮かびあがった文章の通り。

 アンの願いが成就するまで、俺はワンコだ。下僕、僕、手下、表現なんぞなんでも良い。

 で、帰れない。こっちの方が重要。


 万一。俺が帰還できる、転移ゲートとか次元移動手段とか用いたところで発動すらしないという。

 主人側。つまりアンが望んで、俺との契約を破棄しようにもこれも不可能。

 通常、召喚術とは術者の魔力切れや、非召喚者が倒れれば、解消されるらしい。

 それは、一定時間の召喚であっても条件付きの永続召喚でも代わらない、不変の理。

 あと他に解消されるケースとして挙げられるのは、契約対し条件があれば条件の不履行がある。

 この基本概念が当てはまらない契約が、ソウルリンク契約だとアンは言う。


 ソウルリンクとは、アンの生死イコール俺の生死。

 つまり、アンが命を落とせば、即座に俺が死ぬ。

 通常の契約召喚ならアンが死んだ場合、契約は解除され元に戻るってことだ。

 この差は大きい。


 元来の召喚術における主従契約の場合、非召喚者側から主人の命を脅かす事は出来ない。

 変態日本では広く知られる、有名なロボット三原則に近しい条件が付与される。

 今回の俺たちの契約は、コレにかなり似ている。

 俺の側から主たるアンに対し、生死にかかわる攻撃はもちろん出来ない。これは、俺自身が他者に操られていても同様。感情制御が働く訳ではないらく、嫌でも殺せない。


「要するに、俺とアンは一心同体。運命共同って訳だ」


「そうね。あなたには申し訳ないけど、あたしの死はあなたの死よ」


「死ぬ様な事を率先してするのか? 死にたいって訳では無いんだろ。たったら問題ないじゃないか」

 

 そう、むしろ……うん。一心同体問題ナシだ。

 恐らく……いや、今の感じから言って間違いなく戦闘能力に欠けるであろう俺の場合『死なない』ってメリットは、死のリスクを考えた場合、デメリットより遥かに大きい。

 知る限りのファンタジーな世界と乖離しないのであれば、猛獣、魔獣、魔物、盗賊なんかの脅威は容易に想定できる。なんせ現代日本人だからな。テンプレな中世ファンタジーくらいは理解できる。

 そう想定すれば、いずれと言わず近い将来、身の危機に陥ったり戦闘状態に入る事もあるだろう。

 強力無比なチート火力や『当たらなければどうと言う事は無い』って速度も無いし、おまけに俺に宿っているのは付与術って言う、役に立ちそうも無い力。

 凶悪なワンダリングモンスターと出会って一撃死とか余裕で考えられる。

 うん、やっぱり『不死』ってのはメリットだ。むしろ、帰れないことのほうがもっと重要だ。


 そう帰れない。

 誰が望もうが、力があろうが、今この時点では帰れない。

 誰かが俺の世界へ行けたとしても、俺は行けない。

 渡る方法があってもだ。


「勿論、死にたいわけじゃないけど、あたしの願いの成就には戦闘を含む、危険な事も考えられる。無茶はしないつもりだけど、それでもあたしが死ぬ恐れは十分ある。

 なのに――本来、あたしが死ねばケイゴは帰れたはずなのに、あたしの都合に巻き込む事になるなんて――っ。魔獣なんかじゃない! 獣でも何でもないあなたをっ。

 あたしの願いなんかとは何の縁も所縁もない、異世界の人族であるケイゴ、あなたを――」


 そうか、無関係な『人』の意志を契約で強制した事に負い目を感じてるのか。

 人として扱ってもらえる。

 なら、問題はない。

 まさに、単純『俺の心ひとつ』じゃないか。

 既に契約は有効みたいだけど、これは俺の覚悟の問題だ。

 

「何を『イマサラ』って奴だな。巻き込んだだの『人』だからだの、って。問題ねぇよ。

 死なないてんなら大丈夫! いつか何とかなるって、願いが叶えば帰れるんだろう。

 焦っても仕方ないしね。気楽に行こうぜ?

 アン、あんたが気にしているのは俺の心の問題か?

 クズだのドカスだの、結構なお点前で弄られてソレなりに心にダメージを負いましたがね?

 ノープロブレム、問題なし、モーマンタイ、マイペンライ! 

 俺、元気デスのでご心配には及びませんデスヨ。

 な? 負い目なんて感じる必要は無いだろ」


「だ、だって、あれは。仕方ないじゃない……スッゴイ苦労して準備したのに『これ!?』って思っちゃったんだもん」


 垂れる耳かわえーー。へにょミミ可愛えー。

 ダメだ。

 俺、犬耳とか猫耳とかうさ耳もストライクかも知れんが、エルフ耳半端ねえ!

 何気にさらっとディスられた気もするが……。


「悪い。言い方の意地が悪かった。結果が、悪くてショックだったんだろ? なんせ『俺』だし? 努力が報われないってのは、気落ちするモンさ。にしても、アン。すごいキャラの変わりようだな?」


 むすーっと口がを尖らせるアン。


「だぁって、あんな凄いとは思わないじゃない。

 酷い態度だったって思うよ? い、いきなり焦げさせちゃったし。あ、謝るよ。

 でもさ、最初はまぬけーな顔で、無気力そーでさ、ぼへぼへーってさ。

 魔力がちょこっと高めの単なる人族とか。しかも子供だしさ。

 仕方ないじゃない。それにさ……」


 おおう? 意外にも打たれ弱い系? 女王様属性だと思ってたんだが。

 うはぁ、ぶつぶつボソボソしだしたよ。あ、『の』の字書いた! 初めて見た。

 ふむ、でもなーんか違うな。

 

「あーもぅ! 封魂の魔結晶石とかも触媒に使ったのが不味かったのかな。

 って言うか、いつの間にか『アン』とか勝手に愛称付けちゃってくれちゃってるし」


 ん? 『の』の字モードはお終いかな。

 つか、今気が付いたのかよ『アン』って呼ばれてる事。テンパってんな~。

 

「『さん』付けは『嫌』だって言ってたろ。だからそう呼んだんだけど……。それとも何かね『様』付けの方がいいか? 俺的には『ご主人様』でもいいぞ。それとも、アンジェリーナ様のが良かった? 

 あんじぇりぃなさまぁーん」


 調子に乗って、クネクネとしなを作ってみたりする。


「うっわ、腹立つっ! キモチワルイッ!」


「ふっふっ、ティクナート殿は、お口とご機嫌が斜めと見える。

 ほれ、への字に斜めっとりますな。べっべろべー」


「くうっあぁ、ムカつくーーーーーぅ!

 守護者として役に立つかどうかわからない、一芸野郎の癖にっ」


 言い放つと同時に、ふわりと膨れ上がる魔力と真っ赤な髪。

 それを見た俺は思わず、笑った。怒った彼女を見て笑ってしまう。

 へへ。そうこなくっちゃな。

 何気なくそうしたくなり、その綺麗な髪にそっと手を乗せた。


「その調子。悔んだり、凹んだりするくらいなら、怒っとけ」


「へ?」


 急に触れられ戸惑い、何事かと惚けるアン。


「だからな。怒ってろ。

 この先、きっといろいろ迷惑をかける、なんせ一芸野郎だ。芸が無いのアタシ。

 アンの野望というか願いが何なのか、どんな難事なのか、それは知らない。計れもしない。

 でも、その成就の手助けをする為に、俺は、他の誰でも無く『俺が』呼ばれたんだと思ってる。

 だけど、この世界の事を右も左もわからない俺は役に立てない。きっとな。

 実は、一芸だけでもあるって解ってホッとした位だ」


「な、何言ってるの? いきなり何?」


 唐突過ぎたか。そりゃそうか。

 まあいいや、続けよう。


「あー『俺なんかで御免な』って事で解る?」


「あ、あたしそんなこと言ってない! 思ってない。

 不可能な永続化の使える付与術士なのよ、あ、あなた。すごい事なんだよ、あれはね……」


 まるで俺の発言が、自虐しているだとか、自己否定だとか、大したこと無いよ的に聞こえたのであろうアンは、必死にそれ訴えようとする。

 俺には価値があるのだと。気に病むことは無いのだと。偉業なのだと。

 それでも言い足りないのか、まだ讃え続けようとするアンを手で制する。


「えっと、それはいいんだ。ご期待に添えたのか、はたまた、それ以上なのか。

 俺には判らない。なんせ基準となるモノサシが無い上に、馬鹿と来たもんだ。

 けれど、――難しいな。どう言えばいいか――」


 思わずポリポリと頭をかいてしまう。

 自慢じゃないがこんな時、女の子にどんな言葉や態度で接する事が正しいとか、自信が全く無い。

 親父の教えにも女の子扱いはなんてのは無い。

『女ってのはなぁ神秘だ。だから堪能しろ』とか寝言レベルしか聞かされた覚えが無い。

 

「んとーだからな。つまりー、出来れば笑顔で居て欲しい。凹む位なら、叱ってくれ。八つ当たりとかでも良いんだ」


 ――そうだ。


 俺は、笑顔が気に入ったんだ。だから力になってやりたい。

 いやー『ヒトメボレ』とか米の品名位しか無いと思ってた。


 実在したよ、俺の中に。――今この時。


 でも。


 なら、やれると思う。――守護者。


 アンジェリーナ・ティクナートの願いを叶えてみたい。


「笑ってくれるなら、願いの為の守護者でも何でもやる。俺がアン、あんたを守る」


 守れる自信なんてこれっぽっちもない。

 何が出来るのかもわからない。

 我ながら不甲斐無い。

 でも全部ぶつける気でやるさ。

 だから、今の思いを伝える。


 あの妖精の笑顔が見たいから。

 

「自信は無い。なので不甲斐ないとは思うだろうけど――全力でやる。

 帰るための条件でもあるしな。

 と言う訳なので、悲しい顔する位なら怒ってくれ。

 でも叱られてばかりってのも何かに目覚めそうだから、その、――出来れば、笑顔で」


 俺は、一気に言い切りアンの顔を覗き込む。すると、ボッと聞こえそうな勢いでアンの顔が真っ赤に染まってしまった。

 せ、セリフのチョイス間違えた? 怒らせちまったか。んーでもいいや。訂正は無しだ!


「な、何に目覚めるとか意味解らないけど。

 しょ、――初対面の女性を相手に言うセリフじゃないって、自覚ある?」


「ない」


「即答!? それはそれで悲しいし悔しいケド……じ、じゃなに? 下心じゃなきゃ何? 一体どうしたの。あ、あたしのせいで帰れないとか解ってる? あ、あと……」


「無い……けど。――俺がアンの守護者じゃダメか?」


 アンの視線を真正面で受け止めながら、さらりと手触りの良さそーな髪を撫でた。

 うん。見た目通り心地良い。


「なあ、なななななななぁ、――なでるなぁーーー!」


 身長の低い彼女。俺との差、大体二十センチオーバー。

 彼女の右ストレートは、マイサンにジャストミートだった。


 それからの俺の記憶はない。本日三度目の攻撃と二度目の気絶だ。


次回:「守護者」 


魔女:くっさ! くうっさ! 香ってるわねぇ。

下僕:……。つ、次も香しいんだからね! ……巣に帰りたい。

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