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問①)『ブラウヴァルト』『ドルンブルク』『ラングフェルト』―― これって何県?

作者: エンゲブラ
掲載日:2026/04/21

ファンタジー物の帝国貴族といえば、ドイツ語姓。

これは『銀河英雄伝説』による洗脳にも近い思想であるが、神聖ローマ帝国等においても、そうであったのだから順当でもある。


だが『銀英伝』からの丸パクリでは芸がない。

ここはやはり「オリジナル」を作るべきだろう。

何、そこまで難しい話ではない。

ドイツ語姓と言っても、日本のルールと大差はない。


「前に来る単語」と「後ろに来る単語」。

ほとんどは、この組み合わせで作られているのだから、ただの「パズル」である。


例えば、タイトルにある『ブラウヴァルト』。

これは「青を意味するブラウ」と「森を意味するヴァルト」の合成。

―― つまり「青森」である。


青森を領地とする貴族なら「フォン・ブラウヴァルト」と名乗れば、OKといった案配だ。


『ドルンブルク』は「茨(棘)の城」で、茨城。

『ラングフェルト』は「長い野」で、長野。

『カイザーシュタット』は「帝の都」で、京都。

『オストハウプトシュタット』は「東の首都」で、東京。

―― 都道府県なら、こんな感じか。


ここまでを踏まえ、オリジナル姓を作るべく、まずは「前に来る言葉」の候補を羅列してみよう。ChatGPTの力を借りて。



■ 前に来る言葉(修飾・性質・方向・印象)


【色・質感】

シュヴァルツ(黒)

ヴァイス(白)

ロート(赤)

ブラウ(青)

グラウ(灰)

ゴルト(金)

ジルバー(銀)

ブリューテ(血)

シャッテン(影)

リヒト(光)

ネーベル(霧)

フロスト(霜)

グルート(炎)


【性質・状態】

アルト(古い)

ノイ(新しい)

グロース(大)

クライン(小)

ホッホ(高い)

ティーフ(深い)

シュティル(静かな)

ヴィルト(荒々しい)

シュネル(速い)

シュヴェア(重い)

ライヒ(豊かな)

エーデル(高貴な)


【方向・位置】

オーバー(上)

ウンター(下)

オスト(東)

ヴェスト(西)

ノルト(北)

ズュート(南)

インナー(内側)

アウセン(外側)


【自然・象徴】

ヴォルフ(狼)

アードラー(鷲)

ファルケ(鷹)

ベア(熊)

ローゼ(薔薇)

ドルン(棘)

アイヒェ(樫)

タンネ(モミ)

シュテルン(星)

モーント(月)

ゾンネ(太陽)


【 金属・鉱物・物質(重厚さの核)】

アイゼン(鉄)

シュタール(鋼)

クプファー(銅)

ブロンズ(青銅)

ケッセル(釜)

クヴァルツ(石英)

ザルツ(塩)

アッシュ(灰)

コール(石炭)

エルツ(鉱石)

グラス(ガラス)


―― ベタなところでは、このへんか。

続いて「後ろに来る言葉」も見てみよう。


■ 後ろに来る言葉(核・地名・構造)


【地形】

ベルク(山)

タール(谷)

フェルト(野)

ヴァルト(森)

シュタイン(石)

フェルス(岩)

アウエ(草地・湿地)

ハイデ(荒野)

フルス(川)

ゼー(湖)

クリーク(入り江)


【人工物】

ブルク(城)

シュロス(宮殿)

トゥルム(塔)

ブリュッケ(橋)

トール(門)

マウアー(城壁)

ハーフェン(港)

マルクト(市場)

クロスター(修道院)


【居住・土地】

ハイム(家・故郷)

ドルフ(村)

シュタット(町)

ラント(国・土地)

ホーフ(農場・館)

ジードルング(入植地)


【抽象・象徴】

クランツ(冠)

クロイツ(十字)

シュヴァー(誓い)

グロリア(栄光)

ヘルツ(心)

ガイスト(精神)


―― ふむふむ。

これらを組み合わせれば、けっこう良いのが作れそうだね。


(実際に生成する時は、後ろの単語に合わせ、前の語尾にも少し変化がいる場合もあるが)。



さて、こんな遊びをしていると「あれ、アインシュタンってひょっとして『ひとつの石』くらいの意味じゃね?」と気付き、他の有名人の姓も、気になったので調べてみた。


・Ludwig van Beethoven

 ベートーヴェン=「ビート畑(甜菜畑)のそば」

 ※van はオランダ系で「〜の出身」


・Johann Wolfgang von Goethe

 ゲーテ=語源は諸説あるが「水路・排水溝」由来が有力


・Otto von Bismarck

 ビスマルク=「ビスの村(地名)」

 ※完全に地名系


・Angela Merkel

 メルケル=「境界・印(境界標)」

 国境を司る人が「境界さん」という妙な一致


・Friedrich Nietzsche

 ニーチェ=スラヴ系由来で「ニコラの子」的な意味

 (哲学的だが中身は“〜の息子”)


・Karl Marx

 マルクス=ローマ神話の軍神マルス由来の人名


・Heinrich Himmler

 ヒムラー=「空(天)」に由来


・Wolfgang Amadeus Mozart

 モーツァルト=「泥遊びをする人・ふざけ者」由来



ドイツ語に限らず、ダ・ヴィンチも『ヴィンチ村出身』くらいの意味であったり、ルールとしては、日本と大した差はない。だったら『銀英伝』からパクらずに、名字くらいはオリジナルで作りたいところ。


ていうか、領地の特色とか、そのままの名字にすればいいだけ。

ブルク、ドルフ、シュタットは、汎用性高いし、使いたい放題である。

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