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傭兵の国群像記  作者: 根の谷行
アーガス編
34/105

一章の登場人物紹介と小話

 作中で明確に説明されてなかった基本設定


『氣』

 この世界の生物全てが持っている生命力エネルギー。『マナ』や『プラーナ』などとも言われている。

 この力を元手に体の中で練り上げることで『闘氣』『獣氣』『導氣』などに変換することができる。

 なお、どの氣の形に変換するするのが効率的かは個人差がある。


『闘氣』

 氣を変換した形の一つ。『外氣功』とも呼ばれる。体から外に放出することで体の表面に力場を発生させられる。見えないパワードスーツを装着しているようなものとイメージすればだいたいあってる。熟練者になると体に触れている物にも伝達させることができる。体から放出する性質上、消耗が早い。力場の使い方次第で色々と工夫することができる。


『獣氣』

 氣を変換した形の一つ。『内氣功』とも呼ばれる。体内を循環させて身体能力や五感を強化するのが主な使い方。超人のような身体能力を得られ脳の処理速度を向上させたり、老化を極端に遅らせたりもできる。性質上体の外に放出すると急速に霧散してしまうが、体内で循環させる分には消耗が少ないので燃費が良い。臓器の働きを強化することで酒を飲んでも二日酔いにならなかったり、腹を壊しにくくしたりできるので傭兵の国では重宝される。


『導氣』

 氣を変換した形の一つ。『術氣功』とも呼ばれる。魔導式を描くのに特化した氣の形。体から放出して魔導式を描くことで魔導術を発動させられる。魔導術はほとんど万能の力で理論上術式さえ構築できれば何でもできると言われている。その反面で術式を構築するのに時間がかかったりするので弱点もある。術式の構築は完全に学問の分野なので馬鹿には使えない。



 一章の登場人物


 クラット

 一章の主人公、年齢十五歳

 一章の事件で傭兵の国に旅立つことになった少年。元々狩人として生計を立てていたので弓が使える。

 二章終了時点で獣氣と導氣を少し使えるようになった。

 基本的には真面目な性格。ただし、自分にとって重要な人物ならすんなり名前を覚えられるが、さして重要でもない人物なら曖昧にしか名前を覚えないいい加減なところがある。


 ゼフ、年齢四十歳

 クラットに狩人としてのイロハを教えた師匠。狩人としては優秀だが武人ではないので戦闘能力は低い。

 七歳下の弟が遺灰になって帰って来たと思ったら娘が嫁に行く勢いでポッと出の男に猛アタックを開始したので二重でセンチメンタルになっている。


 テイル、年齢十六歳

 クラットの幼馴染でゼフの娘。クラットが思春期で意識的に見ないようにしていたので描写が無かったがなかなかの巨乳。

 クラットのことは弟みたいなものと思っていたので恋愛対象外で、頼りがいがあるおじ様がタイプだったので現在クラットの代わりに村に残ったクランに猛アプローチをしている。


 ジバ、年齢五十六歳

 クラットが住んでいた村の村長。二十年前の魔王の侵攻のときの経験から酒を造っておけば傭兵の国に売れると目をつけて村全体でコツコツ造るように推進した。

 村を守らなくてはいけないという意識から保守的な考えをしがちだが、若者の挑戦を応援したいという気持ちもある。



 ・グレルカイト王国騎士団の勢力


 ガゼル・アルドハインツ・ナイトセーバー、年齢三十歳

 グレルカイト王国東方伯軍第五部隊副団長。元傭兵の国の戦士から指導を受けて腕を磨いたので傭兵の国の流儀を理解しており騎士団所属にしては融通が利く人物。

 名前の最後についているナイトセーバーは実は名前ではなく称号で、この称号は王家が国防に関わる重要戦力として認めた人物にのみ贈る特別なもの。貴族社会ではこの称号を持つものは一目置かれる存在として認識される。ナイトセーバー、パラディンセーバー、メシアセーバーの順で称号のランクが上がっていく。

 本篇よりも前に起きた南方での魔王の侵攻の際に援軍として出撃し、魔将を倒したことで王家より認められてナイトセーバーの称号を授与された。

 活躍した描写は無かったが指揮官としても武人としてもなかなか優秀。


 ガーランド・オルフレイド、二十七歳

 グレルカイト王国東方伯軍第七部隊副団長。ガゼル同様に南方で起こった魔王の侵攻の際にボチボチの活躍をして名を上げた騎士。多くの雑魚魔物を討伐したが魔将のような強力な魔物は倒せなかったので称号は貰えなかった。


 ボクチン・ハイアガレン

 元々は王都の男爵貴族だったが所属していた派閥が権力闘争で負けて尻尾切りに使われてしまい王都での居場所を失って東方砦街に左遷された。

 なけなしの賄賂と人脈を使い発逆転を狙って騎士としての資格を買って東方伯軍に潜り込んだ。

 何とか目覚ましい活躍を見せてナイトセーバーの称号を得て返り咲こうと計画していたがダメだった。

 ちなみにジルバはこの作戦のために用意していた秘密兵器だった。



 ・傭兵の国の勢力


 クラン、三十二歳

 攻城衆の一員で金プレートの実力者。かつては相棒のコルトと共に多くの戦場を駆け抜けて名コンビとして知られていた。武器は槍で闘氣と獣氣の練度が高い。

 好きな異性のタイプは気立ての良い巨乳の女性なのでテイルの勝算はかなり高い。

 一章の三日目で「ちょっと本気出すか」の後、剣麟蜥蜴を消し飛ばすようにして放ってたのはザイードが使用していた衝破削ぎと同種の技。

 衝破削ぎは武器を衝撃波が発生するほどの速さで繰り出し、発生させた衝撃波に闘氣で作り出した力場の渦を乗せて破壊の波を作り出す技。

 ザイードは音速越えの攻撃速度を出すために獣氣を身体中に巡らせて身体能力強化をしなくてはいけないのでタメが必要だが、クランは音速越えの攻撃速度ぐらいなら軽く獣氣を巡らせる意識をするだけで出せるほど練度が高いのでタメ無しでかつ連発が可能。


 シキシマ、二十五歳

 先触衆第三部隊中隊長。武器は小太刀や暗器を状況に応じて使い分ける。一撃の攻撃力より手数で勝負するタイプの戦闘スタイル。闘気、獣氣、導氣をバランス良く習得しているため、あらゆる状況に対応できる万能型。


 ライカ、九歳

 傭兵の国の総大将の六番目の娘。母親が鬼人種という希少種族でその特徴を色濃く受け継いでいる。

 作中で異国の外套という風に説明されいた服は着物(クラットは着物という服のことを知らないので着物とは説明されなかった)で母親の着物を勝手に借りて着ている。

 これは魔獣達を率いる群れの長になると決意し幼くして独り立ちしので、大っぴらにに母親に甘えることができなくなったので母親の匂いがする着物を着てさみしさを紛らわしているから。

 そのため着物を汚されたり破られたりするとブチ切れる。


 イルグガイガー

 ライカの配下の魔獣。虎の魔獣で魔物としての種族は魔虎羅というかなり上位の魔物。(魔虎羅はハンターギルドの間では出会ったら死ぬと言われている超危険な魔物。)

 ライカと繋がっているおかげで獣氣の使い方を指導されて使うことができるようになった特殊個体で金プレートクラスの実力があると言われている。


 フルルバーヤ

 ライカの配下の魔獣。巨大な鳥の魔獣で魔物としての種族は死影鳥という上位の魔物。(死影鳥はハンターギルドの間ではその影が見えたら誰かが連れていかれて帰って来ないと言われている危険な魔物。)

 フルルバーヤもライカと繋がっているおかげで獣氣が使え、その他に魔物として産まれた時から使える固有魔法を導氣を使う魔導術として使うことができる。(魔獣は魔石を失うと魔力がなくなるので魔法が使えなくなる。)



 ・魔王の勢力


 怪物澱の魔王

 作中で侵攻してきた魔王。正式な名前はあるが人間の可聴周波数外の音が入っているので同じ魔王にしか正確に発音できないし聞き取ることもできない。

 身体が六百六十六体の怪物の塊で構成されている。それぞれの怪物のコアを全て破壊しないと完全に殺しきることができないうえに、コアは破壊されても六百六十六秒で再生する。その為完全に倒すには六百六十六秒以内に六百六十六個のコアを破壊しつくさなければならない。

 魔王の中でも持久戦に極めて強いタイプだったが作中では持久戦を仕掛けるとじり貧になる状況に追い込まれて持ち味を活かすことができずに討伐された。


 グレルカイトグリズリーの魔将

 外付けの魔石により無理矢理強化されたグレルカイトグリズリー。

 熊の魔物だが元々がそんなに強くない魔物だったので魔力を受け入れる器も小さい。ただ、今回の魔王の魔力と相性は良かったので魔将の改造されてしまった。




 ・魔王の作戦と物語の裏で起きていたこと


 魔王は当初、使い捨ての魔将を特攻させて砦を迅速に破壊し前線を押し上げ、早々に結果の発信地である砦街に秘密兵器として準備していた剣麟蜥蜴を砲弾のように砦街の内部に打ち出して暴れさせて城壁の守りを手薄にさせ、防備が手薄になった砦の周りに雑魚魔物を大量に集結させて結界の能力を削り魔王が直々に攻撃を仕掛ける予定だった。

 だが、そうとは知らないクラン達が剣麟蜥蜴を待機させていた洞窟に奇襲をしかけて壊滅させてしまった。

 作戦を実行しようと剣麟蜥蜴達を呼び寄せようとしたが当然反応が無く、様子を見に来た魔将が洞窟の入り口で仁王立ちしていたクランと遭遇。

「ファ!なんでこんなところに魔将が!」となっているクランと「なにぃ!作戦を看破させていただとぅ!」となっている魔将が遭遇戦となり激突の結果クランが勝利した。

 クランのことが気になっていたテイルは物陰からその様子をこっそりと見ていて、自分達の為に勇ましく闘うその姿にガチ恋してしまい戦いが終わった後に勢い余ってプロポーズまでしてしまった。


もっと裏設定とかを書きたかったですが、上手くまとめられませんでした。

次は二章の登場人物と小話を挟んで三章に入ります。

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