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傭兵の国群像記  作者: 根の谷行
クラット編
10/82

八日目ー2

 全ての魔王が共通して持つ権能の一つ〈城〉。

 この権能は魔王が生み出せる異空間の事を指し、主に侵攻前は集めた軍勢を秘匿するための逗留地として使い、侵攻開始後は自らを討伐しに来る者達を迎え撃つ本拠地として使われる。

 故に〈城〉へ踏み込まれるということはある種の王手をかけられた状態であり、〈城〉の防衛のために戦力を戻す、あるいは自軍の損耗を承知の上で苛烈な攻撃を指示するなど、侵攻における分水嶺となる出来事である。




「ライカ様、攻城が始まったのですか。」

「向こうの方で強い気配が消えた。さすがに距離があるから誰の気配かまではわかんないけど、あにさま達の誰かが〈城〉に踏み込んだのは確かだろうな。」

「そうですか……」


 会話の後、シキシマさんは何かを思案するように沈黙した。


「どうかしたのか?」

「いえ、せっかく戦場に居るのですから魔将の首の一つでも取りに行きたいと思っていたのですが、戦況が変わる今からではそれも難しいかもしれないと思いまして……」

「なんだ、そんなことか。シキシマはライカのせいで出遅れたんだからそこはライカが何とかしてやるぞ。」

「よろしいのですか?それならばライカ様の御力を御借りします。」

「よし、決まりだな。」


 そう言いうとライカ様は口笛を吹き魔獣を呼ぶ。その音を聞き先程のチラッとだけ姿を見せた巨大鳥の魔獣が舞い降りてくる。


「フルルバーヤ、シキシマを魔将の所まで連れていってやれ。」


 ライカ様の指示を聞き巨大鳥の魔獣は了解したとばかりに一声鳴きシキシマさんに騎乗を促す。


「それではライカ様、翼を御借りします。」


 シキシマさんはその背に素早く乗るとあっという間に戦場へと旅立ってしまった。

 飛び立った一人と一羽を手を振って見送ったライカ様はニコニコしながらこちらに振り返る。


「さて、お前たちを村まで送ってやるって話だったよな。でもこれから戦況が変わりそうだから、ライカはもうちょっと状況が落ち着いてからにした方がいいと思ってるんだがどうする?」

「そう…ですね。戦場での経験はライカ様の方が豊富でしょうから、そうおっしゃるのならそうします。」


 そう返事をするとライカ様はイタズラが成功したみたいな表情をうかべた。


「そうなるとしばらくここで待機だな。む、困ったぞ。暇になってしまった。ライカはこの暇な時間を有効に使うためにジルパについて本格的に詳しく調べることにするぞ。」


 まるで用意していたみたいにそう宣言すると、ジルパに素早く接近し観察を始める。

 どうやらライカ様は初めから案内より先にジルパを調べるつもりだったようだ。

 もちろん約束を破る気は無いのだろうが、好奇心が先行するあたりは見た目通りの子共なのだろう。




 しばらくの間ジルバのことを調べていたライカ様だったが、ひと段落したのかぽつりと口を開いた。


「ふむ、体内に魔石を持って生まれたわけじゃなさそうだな。つまり魔物でも魔獣でもなく普通の馬か。……でも体内の氣の流れからは魔力の残滓のようなものが感じられる。………なんでだ?」

「魔力の残滓ですか…それならひょっとしたら昨日のことが関係あるのかもしれません。」

「昨日のこと?」

「はい、実はライカ様と会う前に……」


 昨日の出来事をライカ様に説明していく。


「ふむふむ、なるほどな。おそらく、ジルパの頭に刺さった魔将の角の欠片は魔王の魔力の塊みたいなものだろうな。魔王が魔将を改造するときよく使う手だ。肉体の容量以上の力を持たせるために体の外部に魔力そのものを外付けして力を無理矢理底上げするやつだな。しかし、肉体から離れた魔力の結晶は形を維持できなくてすぐに霧散するはずなんだが…完全に霧散しきる前にたまたま近くにいたジルパに刺さって、その上ジルバが魔力との相性がよかったから結晶としての形を維持できたので通常の魔石と同じようにジルパを支配をしようとした…ということになるのか?」

「僕に聞かれたもわからないですよ。でも話の筋は通ってるように聞こえます。」

「ライカは魔獣にはかなり詳しいんだがこんなのは初めてだな。でもこの仮説ならお前とジルパがつながっていることにも説明がつくな。」

「えっ、つながっている?」

「なんだお前自覚が無いのか?ジルバが考えている事とかなんとなくわかるだろ?」


 その問いに心当たりはもちろんあった。今朝からジルバとの間に絆のようなものを感じていた。


「魔石はある程度の大きさがないと魔物の脳に干渉する事はおろか形を維持することもできなくなるらしい。だから魔獣の体内で魔石が砕けると形を維持できなくなって一種のエネルギーとして魔獣に吸収されるんだ。この時このエネルギーは魔獣が本来持っている氣と混ざるようにして吸収される。それで、混ざる過程で何かしらの要因で魔獣の氣じゃない他の生物の氣が一緒に混ざることがある。こうなると魔獣の氣はその混ざった生物の氣と共鳴するようになる。これが繋がるってことだな。」


 つまり昨日魔石が砕けた時に体内に少し残っていた魔石の欠片が吸収ジルバに吸収されていて、その最中にジルパの背中でへばりつくようにして寝ていた僕の氣が魔石の欠片と一緒にジルパに混ざったということか。


「ちなみにライカはこの性質を利用して仲間の魔獣達全員と繋がっているぞ。魔石を砕くときにライカの氣を一緒に流してるからな。」


 これがライカ様が複数の魔獣を従えることに成功している理由らしい。

 ライカ様は魔獣達にざっくりとした指示しか出していないようにみえていたが、その意図は正確に伝わっていたように見えた。僕とジルパのようになんとなくお互いの意思が伝わる状態なら言葉以上に意図を正確に伝えられるだろう。


「魔王の魔力の一部を取り込んだんだからどんな影響が出るのか想像もつかない。傭兵の国には魔物や魔獣を研究している奴らがいるから一度そいつらにジルパを見せたを方がいいだろうな。」


 ジルバについてそうアドバイスをくれたライカ様が不意に何かに気が付いてあらぬ方角に視線を向けた。


「魔王の〈城〉が落ちたな。最終決戦が始まるぞ。」


 そうつぶやいた直後、遠くの方で何かが割れるような音が響いた。




 音が止んだ直後、ライカ様は口笛を吹いて魔獣を呼ぶ。

 口笛を聴いて現れたのはあの巨大鳥の魔獣であった。


「フルルバーヤいつものように頼む。」


 そう言うとライカ様は巨大鳥の背に飛び乗った。一瞬仲間の加勢に行くのかと思ったがどうもそうではないらしい。

 今度は巨大鳥が足で先程仲間にした狼の魔獣を掴み一緒に舞い上がる。狼の魔獣は一瞬体をこわばらせたもののすぐにおとなしくなる。


「ついでだな。お前も来い。」


 ライカ様が巨大鳥の背からそう言うと触手のような物が僕に向かって伸びてきて、あっという間に絡みつかれて僕も巨大鳥の背に連行された。

 巨大鳥の背につくとその触手のような物がライカ様の右腕から伸びていることに気がついた。

 というか、冷静なって見てみると触手のような物は触手ではなくライカ様の異形の右腕に巻かれていた鎖であった。

 そして、右腕に巻かれていた鎖がほどけた事でライカ様の右腕の真の姿が垣間見えていた。

 とはいっても、ライカ様の異形の右腕の真の姿は左腕と同様の普通の右腕だった。

 ただ、その右手は指の間に挟むようにして3本の大振りな鎖鎌が握られていた。どうやら、鎌の持ち手の下の部分と鎖を繋いでいる金具を指の間に挟んて握り込んで固定しているようだ。

(なるほど、こんなふうに鎖鎌を持っていて鎖の部分を手と鎖鎌本体に巻き付けていたのか。鎖の間からとび出ていたナイフのような爪は鎌の刃の部分だったわけだ。)

 突然空中に連行されて混乱していたが現実逃避のように気になっていた部分がわかって妙に納得してしまぅた。


「鎖で固定しておいてやるから安心しろ。お前はジルパの代わりに魔王の死に様をしっかりと見てやれ。」

「ジルパの代わり?それに魔王の死に様ってなんですか?」

「魔獣はな、ある日突然魔王の出現によってそれまで一緒にいた親や兄弟、群れの仲間を失うんだ。頭の中に直接響く声に思考とか感情とかを無茶苦茶にされて、苦しみの中で周りを見るとさっきまで一緒だったやつらが感情が無い物のような何かになり下がっているんだ。そんなの納得出来ないよな。魔王の事が憎くてしょうがないよな。だからライカは魔獣を仲間にするときは、そんな事をしでかした魔王が死ぬところを見せてやることにしてるんだ。」


 それはライカ様なりのケジメと優しさなのだろう。

 群れの仲間だった魔物達はもう戻ってこない。一人ぼっちになってしまった魔獣を助けて繋がって、一人じゃないと心で伝える。

(そうか…魔獣達がライカ様に忠実になるわけだ。…ところでそれならなんで僕は連行されたんだ?ジルパの代わりって言ってたけど。)


「ジルパも魔王に迷惑をかけられたみたいだから一応見といた方が良いかなって思ってな。でもジルパを空中に連れて行くのは嫌がりそうだから繋がっているお前に代わりに見せることにした。」

「そうは言っても距離があり過ぎて僕の目じゃ見えませんよ。近くまで行くんですか?」

「いや、ジルパと離れ過ぎると上手く伝わらない可能性がある。それと闘いに巻き込まれたらライカは大丈夫だけどお前は多分死ぬだろうからこうする。」


 そういうと、ライカ様は僕に何かし始めた。巻き付いている鎖を通して僕の体の表面を見えない何かが包んだかと思ったらいきなり視界が拡大された。


「ライカ様、僕に何をしたのですか?」

「見えるか?『闘氣鎧』で身体の表面に力場を纏えるだろ。ライカぐらいの器量になるとそれの応用でお前の目の前の空間に力場を作って光の屈折率?とかいうやつを調整できるんだぞ。」


 つまり僕の目の前に見えない望遠鏡を作ったということだろうか?いまいち『闘氣鎧』の前提知識がないためなんとなくしか理解できなかったが、たぶんとんでもない高等技術なのだろう。


「本格的に始まるみたいだぞ。今回の魔王とやりあうのは…オロにぃのようだな。対する魔王の方は…キメラみたいなやつだな。」


 最終決戦が始まりライカ様が軽く解説を入れてくれた。

 ライカ様がオロにぃと呼んだ戦士は手甲と脚甲こそ装備しているものの武器のような物は帯びておらず無手であった。尻尾が生えているようなのでこの戦士もライカ様と同様に亜人種なのかもしれない。

 魔王の方は獅子の頭に熊の上半身を持つ怪物が肉塊のようなものから生えているといった異様な容姿をしていた。

 生物としてあまりに異質な容姿に言葉を失っていると魔王が攻撃を開始した。

 下半身の肉塊から突然無数の蛇が生えてきて戦士に襲い掛かる。対する戦士は拳を振るい襲い来る蛇を殴り殺しながら魔王の懐に踏み込む。

 懐に入り込まれた魔王は体格差では圧倒的に自身に分があるのにも関わらず、防御を固める姿勢を取りながら下半身の肉塊から無数の異形の足を生やして距離を取る選択をした。


「おっ、魔王は下がったか。賢い選択だな。オロにぃと接近戦で殴り合うにはあの魔王じゃ火力が足りなさそうだからな。」


 その言葉を裏付けるように下がる魔王に戦士の追撃が繰り出される。魔王の防衛など関係無いとばかり放たれた拳は急所を庇うようにクロスさせた腕の上から魔王の上半身を穿った。

 一撃目で両腕の骨が砕け散り、二撃目で肋骨が砕けて胸部が陥没、三撃目以降のラッシュは上半身が原型をとどめなくなるほどの暴威の嵐だった。

 通常の生物なら間違いなく致命傷であろうが魔王は生命体として異質な存在だった。

 どうやら上半身が見るも無残な姿になっても致命傷ではないらしく、下半身の肉塊から無数の翼を生やして空へ逃れて戦士と距離をとった。


「あ~~、あれは下半身の肉塊の方が本体だな。キメラというより複数の怪物が肉塊の中で共存している群体型の魔王みたいだな。肉塊の内部にあと何体いるのかわからないけど全ての怪物が共通の意識で繋がっているタイプとみた。そうだとしたら肉塊の中の怪物を全て殺しつくさないと完全には死なないだろうな。しかも一体でも無事なやつがいたら時間経過で殺した怪物がどんどん復活してくるやつだな。あのタイプの魔王は面倒くさいんだよな。」


 状況を理解できていない僕にライカ様が解説してくれた。

 戦士と距離をとることに成功した魔王は肉塊から複数の怪物の頭部を生やし、その口から光線を放って地上を空中から一方的に攻撃しはじめた。


「空中からの遠距離攻撃で一方的に攻めるか。悪くない手だがオロにぃに対しては悪手だな。」


 そんなつぶやきが横から聞こえたと同時に戦士の反撃がはじまった。

 特大の跳躍、その後落下が始まる前に空中を足場にしたかのように再度跳躍。何度もこれを繰り返して戦士は空中戦の舞台に躍り出た。

 降り注ぐ光線を躱し縦横無尽に空中を蹴って不規則な軌道で魔王の眼前に迫る。


「あの魔王は空中での機動力がそんなに高くない。おまけに地上より空中の方が接近するためのルートを構築しやすい。オロにぃは『空踏み』の練度もえげつないから機動力で完全に負けている。魔王は逃げ場を失ったな。」

「あの、ライカ様。あの方はどうやって空中を跳んでるですか?」

「ん?『空踏み』知らないのか?魔法とかで障壁とか張るやつあるだろ。あれを自分の足の裏に一瞬だけ創り出して足場にするんだよ。何回か跳ぶだけならともかくずっと跳び続けるのはけっこう難しいんだぞあれ。」


 どうやら武を追い求めると空まで跳べるようになるらしい。実際にこの目で見ていなければ人が空を駆けることができるなんて話を信じることができなかっただろう。

(強さとはこんなことまで可能にするのか…羨ましいな。)

 僕は目の前の闘いを一瞬忘れて思わずそう考えてしまった。あんな風に強ければ僕ももっと自由に生きられるのかもしれない。

 凄まじい衝撃音が響いて現実に引き戻された。どうやらとうとう戦士が魔王の懐まで駆け上がったようだ。

 魔王の真下に位置どった戦士は先程地上戦で見せた拳のラッシュを魔王をより上空へと打ち上げるように放つ。

 なんとか逃れようとする魔王だが下から突き上げる衝撃により飛行を妨害され上手くいってないようだ。

 肉塊の下の部分に砲台として生やしてい怪物の頭部のほとんどが破壊され弾幕を張れなくなった魔王は、側面から触手のようなものを大量に生やして戦士の迎撃にあたる。

 しかし懐にはいりこんでいる状況では戦士に分があるようだ。四方八方から襲いかかる触手を捌きながらも戦士は攻撃の手を緩めない。

 攻撃を受けている下面に防御能力が高い怪物を代わる代わる生やしてい攻撃を凌いでいた魔王だったが次第に防御が追いつかなくなってきていた。

 このままの攻防が続けば魔王はジリジリと本体である肉塊を削られるていき敗北するだろう。

 魔王自身もそう思っているのか攻撃を受けている肉塊の一部を切り離して盾にし時間を稼ぎ、残った肉塊の大部分を無理矢理急上昇させて空高くに離脱する。


「さて、離脱したところで根本的な問題が解決していない。魔王はここからどう巻き返す……………そう来たか!」


 魔王は内包している怪物の全てを解放して急激に肥大化すると急降下を開始した。圧倒的な物量によるゴリ押しであるが空中でジリ貧の状態から脱するには有効な手段のようだ。

 とてつもない程の大きさまで肥大化した魔王が大地に迫るその様はこの世の終わりを連想させる光景であった。


「魔王め!角度をつけて加速しながら落下しはじめたな。オロにぃが回避したら東方砦のど真ん中を直撃するコースを狙ってるぞ。砦の結界は物理的な壁ではないから直撃したら最低でも東方砦は壊滅することになる。真っ向勝負で迎撃するしかない状況をつくって強制的に総力戦という自分の得意分野での勝負に引きずり込んだのか。」


 魔王にとってもリスクは大きいのだろうが戦況を一変させる会心の一手であった。

 戦士は加速しながら迫りくる魔王の正面に跳ぶと拳を打ち合わせて迎撃の姿勢をとる。遠く離れたこちらまで圧倒されるような気迫が漲り空気が震えた。

 その後繰り出された拳は今までとは根本的に何かが違った。事実、拳を受けた魔王の体には傷の他に亀裂のようなものが走っていた。左右の拳に加え蹴りを交えたラッシュが魔王の体を襲い亀裂がどんどん大きくなっていく。


「『獣仙錬氣崩侵拳』……オロにぃの必殺技の一つ、これは勝負ありだな。」


 魔王の体が地面に達するよりも早く亀裂が全身を覆いつくした。

 最後に戦士が魔王の体に突き刺さる一撃を加え、それを合図に魔王の全身が亀裂から崩壊を始めた。魔王はなんとか体を再生させようとしているようだが崩壊するスピードの方が早く体がどんどん塵の様になって崩れていく。

 そして、東方砦の目の前まで迫ったところで完全に崩壊し消滅した。


「オロにぃのあの技は性質上、相殺する以外で防御する方法が無い。回避という手段を選べない状態をつくった時点で詰んでたな。」

「魔王は…死んだんですか?」

「死んだぞ。お前もジルパに聞いてみたらどうだ?」

「ジルパに?」

「さっき助けた魔獣もそうだがジルパは一度魔王の思念の影響をうけているからな。魔王の思念の発信源を感知できる。だからジルパは魔王が死んだかどうかを感じ取れるはずだ。」


 ジルバの意思を探ると[嫌な感じの元凶が消えた。]と帰ってきた。

 こうして最後はあっけなく魔王の侵攻は終わった。

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