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命の匣  作者: 蜻蛉
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第十一話〈白光と目覚めた業火の匣〉

 

「お前の武器はそのでかい弓か?」

 

 今、透夜と和親は先程通信によって知らされた目的地へと駆けている最中だ。随分走っただろう。特に運動が好きな訳でも、ましてやできる訳でもない和親は、マラソンをしているみたいで疲れて不愉快な気分だった。

 すれ違っていく人々は、何故そんなに急いでいるのだとでもいう風に顔をしかめながら二人の背中を見送っている。

 そんな時に透夜は和親の背中に背負われている大きな弓を見ながら聞いた。

 

「ああ、でもまだ使い方すら分からない。本当に、俺を連れて行くのか? 役に立てるとは思えないが・・・」

 和親は少し息を切らしながら透夜について行こうと必死に走っている中聞かれたため、途切れ途切れになりながらもどうにか言葉を紡ぐ。

 

「別に。俺がついて来いと言ったんだ、お前はただ従えばいいんだよ。それより、その弓持ってて重くねぇのか? 何故匣にしまわない」

 和親の疲れている様子を見かねた透夜は、仕方ないとばかりに徐々にスピードを緩めて走るのをやめ、少し速いテンポではあるが歩きに転じた。

 和親は透夜の気遣いに甘えて共に速度を落とし呼吸を整える。が、透夜の不意の問いに目を丸くする。

 

「は? これってしまえるのか?」

 心底不思議そうに大きな弓を見つめる透夜を何とも複雑な表情で和親は見上げた。

 

「お前知らずにずっとそれ背負ってたのか。・・・馬鹿だな」

 

「仕方ないだろう! 何も知らないんだから」

 ほほうと和親を見下ろして意地悪気な笑みを溢しながら馬鹿にする透夜に対して、和親は恥をかいたのが堪えたらしく顔を少し赤らめながら言い返した。

 

「念じてみろ。匣は所持者の力の源であり、所持者の意志を絶対とするものだからな」

 和親は透夜の言葉を聞き終えると同時に服の内へと隠していた匣を鎖づたいに引きずり出し、手の平へとのせてただひたすら「弓をしまえ」と念じて命令を下していた。

 すると、漆黒の匣が薄く光を帯びて小刻みに震えだした。和親は驚きながらもじっと自分の匣を見つめる。

 背中にある弓の重たい感触が一瞬で消えたのが分かったのは、それから間も無くのことだった。和親は慌てて自分の背中に手を伸ばして確認し、何処にいったのかと振り返ってみる。

 振り返った和親の目の前には弓と同じ漆黒の色の炎が浮遊している。弓の形を思わせるような細長い形状だ。

 その黒い炎は和親の匣に吸い込まれるように勢いよく匣へと吸い込まれていき、いとも簡単に収まってしまった。それと同時に漆黒の匣の帯びていた光は消え、元に戻った。

 そんな匣の異変を和親は透夜に置いて行かれないように歩き続けながらもただ呆然と見ていただけだった。

 

「初めてにしちゃ、まだましか。初めのほうは匣を操りきれない奴も沢山いるから、まだ良いほうだな。取り出すときにはまた念じればいい」

 そう言うと透夜は機嫌よさそうにニタリと微笑み、和親の頭を大きな手でぐしゃぐしゃと乱暴に撫でる。

 和親は必死にその手を退けようと身を捩るが敵わず、台風が通ったかのような髪の乱れを直していた。

 

「さぁ、休憩はすんだか、ガキ。行くぞ!」

 

「ガキじゃない。和親だ」

 そんな会話をしながら、また駆け出す透夜に続いて和親も足を速め目的地付近へと駆け出した。

 

 

 

 

「キャァァァァアアア!!」

 

 その時、二人の耳を甲高い女の悲鳴が貫く。

 透夜が表情を曇らせながら走る速度を速め、和親も少々不安にかられながら後に続く。

 

「あそこか」

 透夜がぼそりと消えそうな声で呟いた。二人が走っている街道の遠くのほうに、人影が確認できる。

 段々とその人影の姿がはっきりと見えてくる。和親はよく目を見張った。

 

「誰かぁあ! 助けてぇえ!」

 その人影以外、辺りに人は見当たらない。危険を察知して非難したのだろうか、状況がよく分からない。そんな静かな街道に狂ったように泣き叫ぶ女の悲鳴だけが響き渡っている。

 

「和親、止まれ」

 人影との距離がどんどん縮まり顔が確認出来るまでに近づいた時、透夜がいきなり走るのをやめて急ブレーキをかけ、和親の前に手を出して止まるようにピシャリと指示した。和親はまた息を切らしながら止まったが、よく見ると透夜は全く息を切らさず平然としている。

 透夜はかけていた眼鏡をゆっくりとはずした。和親は何故はずす必要があるのか分からなかった。むしろ視力が悪いのならかけているべきではないだろうか。

 この辺りに住んでいる人だろうか、未だに泣き叫んでいる若い華奢な体つきの女が、いかにも恐ろしい顔をした背の高い体格が良い男に腕で首を締められるような形で捕らわれている。

 男の容姿は明らかに尋常では無かった。皮膚は所々黒ずんで、目には最早意志が無く目は左右で違う方向をむき何を見ているのかさえ分からない。そして口からは長い牙が二本異常にはみ出ている。

 その男の手には短いナイフが握られていた。

 

「そこの奴等、どうせ俺を殺しにきたんだろぉ? 一歩でも動いてみろぉお、この女の喉を切り裂いてやる!」

 和親達に気づいた男は、人間とは思えない奇声を発しながら女の喉にナイフを突きつけている。

 

「透夜! あの女の人、危ないぞ」

 和親は止まったまま動きを見せない透夜をどうしたらいいのかと急かすように言った。

 

「それくらいみりゃ分かる。武器と能力の解放の準備だけしておけ。後は待機だ、いいな? 注意を怠るな」

 透夜は目の前の状況を見ながらも至って冷静で、和親にそういう指示だけ下すとやっと一歩前に出る。しかしどこか腑に落ちない様子だった。

 そんな中、ふと透夜が静かにこう言った。その言葉は不思議と身体の中まで響く、異様な感覚を覚えさえする。

 

 

 

『開匣。それは貫く白光の如く』

 

 

 

 途端、和親の視界から透夜の姿が消えた。和親が次に瞬きをしたときには既に透夜は女を拘束している男の背後にいた。和親は思わず目を疑った。

 そのいつの間にか手袋を取られた透夜の左手の甲には、綺麗な白く丸い球体状の結晶のようなモノがはめ込まれている。太陽の光を反射して輝くそれは、まるで大きな雪の結晶でも見ているような感じだ。和親はそれを見て透夜の匣だと直感で感じた。透夜は自分の匣を直接身体に埋め込んでいるのだと。

 もう一方の手には、真っ白な雪を思わせるような純白の長い日本刀があった。腰には同じく白い鞘がさされていて、刀の刀身は白い光を帯びて、匣と共に輝いている。

 美しいとも思わせるその日本刀は真っ直ぐ男の背中へと突きつけられていた。

 

「お前、堕落者だろ。何が目的だ? その女早く放さねぇとこのままお前を切る」

 透夜の声はゾクッとするような酷く冷徹な声に変わっていた。男はかなり驚いているようで背後からの透夜の言葉を聞いて振り返らずに固まっているが、すぐに気持ちの悪い笑みを浮かべて少し透夜の方へと振り向く。

 

「この女を殺すんだ! 憎い、この女が憎い! 憎い、憎い憎い憎いぃいい」

 堕落者の男は顔を歪ませながら物騒な言葉を連呼する。やはり気が狂ってどうかしているのだ。女はそんな言葉に怯えてまた悲鳴をあげた。

 

「笑止、その女への憎しみ故に堕落者と化したか。哀れだな」

 透夜の男への視線はまるで蔑むようなもので、哀れみの笑みまで溢している。先程まで一緒に酒をのんでいた透夜とのこの違いは一体何なのだろうか。まるで人が変わったかのようで和親は少し恐くも思えた。

 

「黙れぇえ! お前に何が分かる。いいだろう、最初はお前から片付けてやる!」

 そう言うと男は女を解放して突き飛ばした。女はまた悲鳴をあげながら少し離れた所の地面へと倒れる。

 男は透夜の日本刀を足で蹴り刃の向きを逸らすと一気に持っていたナイフで切りかかる。透夜はそれを難なくヒラリとかわして、軽く後ろへと飛んで距離をとった。

 

「和親! その女を一先ず安全な所へやって来い! その後俺を援護しろ」

 いきなりの戦闘にどうしたらいいのかと迷っていた和親に透夜が叫んで指示を出した。だがすぐに男から切りかかられて戦闘へと移ってしまう。

 和親は適切と言える透夜の指示を聞いて軽く頷くと、女の方へと急いで向かった。援護しろ、という支指示だけはどうにもできないと思いながら。駆けつけてはみたが女は泣きながら地面に伏している。

 

「おい、大丈夫か? 一先ず此処は危険だから、少し離れよう」

 和親が屈んで女の様子を伺い、手を伸ばした時。

 

 

「掛かったね?」

 

 

 にやりと笑った女のその冷たい言葉と同時に和親の腹に激痛が走る。

 和親は一瞬何が起こったのか分からなかった。激痛を辿って腹を見てみるとフルーツナイフのような形状のナイフがずっぽりと刺さり、夥しい鮮血が流れているのが見えた。

 

「・・・何、で」

 痛みに必死で耐え呻き声をあげながらも、和親は顔を歪ませて刺さっているナイフの柄を触りながら顔を上げた。

 するとどうだろう、先程まで普通の人間に見えた女の皮膚は、男と同じく所々黒ずみ、牙はむき出し、目には欲望と野心しか窺えない。

 何故今までその姿を隠せていたのか、何の為に和親にナイフを刺したのか、今透夜と対峙している男とはどんな関係なのか、そんなことを考えるよりも先に女が口を開いた。

 

「さぁて、何ででしょう?」

 女はきゃははは、と楽しそうに狂った声で笑い叫んだ。それだけ言うと、和親には見向きもせずに透夜と対峙している男の方へ走っていく。

 男はニンマリと口に弧を描いたと思えば一度二三歩後ろに引き、女と何やら小声で話をしている。

 和親は自分の視界がぼやけてきたことに気づいた。既に腹の辺りの白い正装服は血に染まって真っ赤で、どうにか止血しないと、危険かもしれないとは思っているのだが体が言うことをきかず、膝をついてからその場に倒れた。

 

 

「和親っ!」

 遅れて透夜は倒れた和親に気づき、後ろへと引いた男と駆けつけた女を睨んで小さく舌打ちしながら、日本刀を一旦鞘へと収め和親の元へと急いで駆け寄る。

 和親はまだ意識があった。透夜が近くにいるのも分かるが、激痛によって体が思い通りに動いてくれない。とてももどかしく思った。

 

「和親、しっかりしろ!」

 透夜は心配で必死に和親に声をかける。和親の体を傷に触らないようにゆっくりと起こして、顔を覗き込むと和親は辛そうではあったが意識があり苦笑いを浮かべた。一応大丈夫のようで透夜は胸を撫で下ろした。

 透夜は和親の腹に深く刺さったナイフを慎重にゆっくりと引き抜いて他方へと投げた。和親は激痛が伴ったのだろう、呻き声をあげる。日本刀を鞘から抜くと透夜は着ていた漆黒のコートを急いで脱ぎ、裾の部分を大きく刀で切り裂いた。黒い布と化したそれを和親の傷口に巻き付けると、ぎゅっと強く固結びをして応急処置として止血を行った。

 血は黒い布を更に黒く濡らし、あっという間に布全体は血に染まった。

 

 

「透夜、すまない。まさかあいつまで・・・」

 応急処置をされた傷をどうにか抑えながら和親は口を開いた。弱々しくはあったが、しっかりと聞き取れるような声だ。

 

「喋るな、傷に響く。これはお前に指示を出した俺の責任だ。此処でおとなしくしていろ、すぐに片付けてきてやるから」

 和親の言葉を聞いて透夜は首を横に振り、安心したようにフッと微笑んで和親をもう一度ゆっくり寝かせると刀を持ち直してすぐに立ち上がった。

 今までに無いぐらい冷酷な表情で男達を睨む。

 

 

「あらぁあ、そこの坊や、まだ意識あるのね。先に匣を奪っとけば良かったわ」

 

「虫の息じゃねぇか、ざまぁないね。この兄ちゃんが先だ。後からでもいいだろうよ」

 堕落者の男達はそんな会話をしながら、苦しそうな和親と睨んでいる透夜を見て高笑いをする。

 

「さっきまでのは全部、演技だったってことか・・・。やっぱりグルだったか。最初からおかしいと思ってたんだ。堕落者が恨んでる人間を殺さずに捕らえる理由が無い。まるで俺等を待ってたみたいにな。・・・てめぇら、よくも」

 透夜は和親を背にして守るような形で刃先を堕落者達へと向けて怒りを露にする。

 

「今更気づいたって遅いさ。よくも? それはこっちの台詞だ、閻魔直属の(イヌ)共め! お前らに何人の仲間がやられたことか! 黒いコートにその純白の日本刀、特殊戦闘部の頭だろ。定期警備の日と時間に合わせて大正解だぜ。下っ端が出払って上の奴等がでてくると思ったんだよぉ」

 

「俺や幹部の奴等が狙いか。随分手の込んだことしてくれるじゃねえか。俺等を潰そうとして、何が目的だ! 俺は気が短いほうでね、早く言わねぇと先にこの刀が動くぞ?」

 透夜は未だに刃先を向けた状態を崩すこと無く、苛々したような口ぶりで堕落者達に問う。

 


「復讐だよぉお! この閻魔匣へのなぁ!」

 

「魂ランクの低い私達は閻魔匣の下層へと閉じ込められ、蔑まれてきたのよ。全ての魂は平等であるはずなのに! 此処は狂ってるわ。だから私達は力を合わせて閻魔匣に制裁を下すのよ。でもそれには特殊戦闘部が何かと邪魔。先に頭を潰せばもっとやり易くなるわよねぇ。まぁ、そこのおちびちゃんは予定外わ」

 女は元の顔がどういうものだったのか忘れさせる程に顔を歪ませながら話す。後に透夜の後ろにいる和親の方を覗き込むような仕草で見ると、あははっと嘲笑った。

 

「おい、喋りすぎだぞ。少し黙ってろ!」

 べらべらと喋る女を男の方が急いで制した。

 

「私達、ということは何かやっぱり組織が裏で動いているってのか・・・」

 透夜は女の話を聞いて確信したかのように呟く。しかし透夜にはまだ気がかりなことがあった。

「しかしお前ら、堕落者のくせにどうしてそんなに理性を保ってられる? 堕落者同士が組むなんて話聞いたことねぇし、容姿まで普通の人間に化けてられるとは。本当に堕落者なのか? 誰の命令で動いている?」

 今まで何回も堕落者との戦闘を経験してきた透夜だが、今回堕落者と思われるこの二人は明らかに今までの堕落者とは違った。まるで進化しているかのように。

 

「堕落者もなぁ、長い時間を経て色々とかわってきてるんだぜ。お前等の知らないところで着々とな」

 

「誰の命令ですってぇ? さぁ、誰かしら」

 透夜の質問にはさらさら答える気は無いらしく、クスクスと可笑しげに笑いながら堕落者達は口々に言った。

 

 

 

「・・・それだけ聞けりゃ十分だ。てめぇらは此処で死ぬ、俺のこの刀にかかってな」

 透夜のその言葉と同時に白い日本刀は突き刺すような眩い光を放つ。

 

 

 

 そんな中一方和親は、意識はあり止血の処置はしてあるものの、傷口に手を当てて地面に倒れたままだった。

 透夜が近くで刀を抜いている姿が見えるのに、自分の体が動かないのがもどかしかった。悔しかった。

 

 

 

 

『和親君』

 

 何処からか声が聞こえる。優しく穏やかな暖かい声だ。

 

『和親君、使いなさい。君のその長けた能力(チカラ)を』

 

『使う? 使うってどうやって・・・』

 和親はその声に心の中で必死に問うが、その優しい声の主に届いているかは定かではない。

 

『さぁ、唱えなさい。君の能力を開放させる言葉(スペル)は・・・』

 

 


「『開匣。それは焼き尽くす業火の如く』」

 


 

 突然、小さな漆黒の匣から焔がすごいスピードで溢れ出した。和親の周囲を激しい炎が包み、和親の姿は一瞬にして見えなくなる。

 

 何故自分がこの言葉を言ったのか、どうして知っていたのか、何が起こったのか。段々と炎がおさまってきて和親の姿が露になってくる。

 和親が心で唱えた言葉はそのまま声となって口から出ていた。漆黒の匣は服の内から知らぬ間に出ていて、眩い光を放っている。

 先程まで動かせなかった体は軽く和親はいつの間にか自分の足で立ち上がっていて、知らぬうちにあの大きな漆黒の弓を手に持って射る構えをとっていた。

 そしてもう片方の手には紅に燃え盛る炎が矢の形となって弓に添えられ、和親自身が気づいたときにはその弓矢は迷い無く堕落者達へと向けられていた。

 

「和親、お前・・・」

 丁度透夜は自分の刀の光によって目を眩ませている堕落者達に切りかかっている所だったが、異変に気づき動きを中断し和親の方へ視線を向けて刃を止める。

 腹の傷からは止血している布では持たず既に血が流れ始めており、重力に従って足の辺りまで伝っていた。微動だにせず弓矢を構えた和親を透夜はただその場に立ち尽くして見ていた。

 

 

 

「あっぶねぇええ! 命拾いした、っておい、今度は何だぁぁあ?!」

 透夜の刀の眩い光によって目をつぶっていた為切りかかられると覚悟していたであろう男は、いつになっても刃が自分を襲わないので目を開けてみると透夜の動きが止まっていたので、間一髪とでも言うように言葉を紡ぐがそれもぬか喜びだったことにすぐさま気づいたようだ。

 

「あの子、あんな力何処にあったのよ・・・。有り得ない!! あんな馬鹿でかい能力、見たこと無いわ!」

 女の方も和親の能力を見て驚きを隠せていない。

 

 一体何が起こったのか、この場にいる者に誰一人として説明できるものはいなかった。

 その当の本人でさえも。

 


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