3章までの人物紹介
グォーク 種族 オーク レベル20→32
知能を上げる魔法を習得し、オークとしては初めての賢者の弟子となったオーク。
レベルが上がっているので単純にぶつかり合ったとしても普通のオークには負けないようになった。また魔法を使えるオークは珍しく、非常に貴重な存在になっている。
なお、周囲からは賢者の修行からなんだか少し雰囲気が変わったと思われている。
アンネ 種族 妖精 レベル20→28
竜帝様から戦闘面で認められ、更に自信が付いた妖精種。竜魔法現在習得中のため少しすれば破壊力抜群の魔法を使える予定である。ただ、性格的になんだかんだ言って補助する性格のため、立ち回りはあんまり変わらないかもしれない。
ボス 種族 オークナイト レベル6→10
竜帝様の加護を得て更に固くなったオークナイト。妻であるリナが進化したことで、かなりハッスルしている。基本的にはグォークやアンネの指示に従うが、リナのこともあってか、最近は自分の意見も言うようになってきた。
一方で、リナが進化したことにより、グォークはいつ進化するのかと内心気になっている。
リナ 種族 ゴブリナ→ゴブリナニンジャ レベル13→18→3
ボスの妻であり、元黒き茂みの森のゴブリンのまとめ役。そこらにいるゴブリンやゴブリナに比べても賢く、野生であったにもかかわらずかなり世話焼きで優しい性格。黒き茂みの森時代に蘇芳と共にリリスウェルナ様に扱かれており、その時の共同生活から、蘇芳とは結構仲がいい。
進化してニンジャになった影響か、ボスと夫婦になっている一方で仕えるべき主としてはグォークを主君として仰ぐことにしたらしい。
蘇芳 種族 オーク レベル12→20
黒き茂みの森出身の雌オーク、名前を付けてもらったことが最近の一番の良い出来事。戦闘自体はそれほど好きではないが、嫌いでもない。思考の8割はグォークのことで満たされているが、グォークに認められることも求めるようになったため、言語の習得や自分に出来る技能の習得にも注力している。
内心でグォークの生まれながらの知り合い……要は幼馴染なことに密かな優越感を抱いている。
ウリエラ 種族 人間 レベル4→20
昔は孤児として村全体で育てられた少女だった。今現在に至ってもサスティナには女性であることに気付かれていないことで、打ち明けて良いのかどうか悩んでいる。
以前までは村に迷惑をかけているという意識もあり、結構抑圧されながら生活していたが、サスティナがあけすけなこともあり、子ども的な無邪気さも出るようになってきた。
資金的には結構厳しい旅路ではあるものの、食料的な意味では狩ればいくらでも手に入るサスティナと一緒の旅のため、今迄の村の生活よりもいい生活環境に故郷の人たちにちょっと申し訳ないと思っている。
サスティナ 種族 ドラゴン
ウリエラの師匠として自覚が出て来たドラゴンの少女。以前までは自分の力に絶対の自信に近いものがあったのだが、グォーク達との共闘や、ジュモンジ老との対話、そして、とどめに竜帝様と相対することになり、自身が粉々に砕かれ、再び鍛え直すことを決意した。
なお、実力だけで言えば、同世代の竜族どころか、一、二世代上の竜族と比べてもそん色ないくらいに強い、慢心さえしなければ次期上位竜の候補となると思われる。
エドニ―ル 種族 人間 レベル45
王都リス・デュアリスの門番として長年勤めている老兵。以前は王国の近衛騎士団長だった男であり、歴代でも有数の騎士であった。最大の功績は王都周辺にやって来たマンティコアの捕獲であり、完全制圧した後にマンティコアは賢者の弟子経由で賢者の塔へと送られた経緯がある。
ギース・レビン 種族 人間 レベル12
リス・デュアリス神聖王国を中心に回る行商人。堅実な商売をしているためそこそこの名声はあるのだが優しすぎるきらいがあり、レニ村でのあれこれ等、損得よりも人情を取ってしまう事がある。戦闘はある程度こなせるが、能力自体それほど高くないため、ゴブリン級よりも上位の魔物を相手にするのは結構つらい。
シュン 種族 人間 レベル48
賢者のギルド、リス・デュアリス統括支部の斥侯部に所属する忍者……もといNinjaの少年。見た目こそ東方の忍者だが、どっちかというと忍者でスレイヤーな感じの派手さを好む傾向にある眼鏡インテリ。
出身地や来歴が不明であり、何故忍者になったのかなんかもなぞに包まれている。
賢者やその弟子、一部の有識者からは転生者として扱われている。
ヘリオス 種族 砂漠猫獣人 レベル15
レニ草で有名なレニ村の村長。以前までは自分たちを卑屈に見て、それでもなお他の者達を心配させまいと無理して明るく振る舞っていたが、最近賢者に本当は許されているのではないかという考えを受けて、本当に笑えるようになってきた。ただ、村長という立場上、完全に気を抜いてはいないようで、現在もまだ公の場では笑顔の仮面を被っている。
ジュモンジ 種族 世界樹の枝→世界樹の大枝 レベル50→20(10)
世界樹の枝という世界樹に連なるものとして産み落とされた存在。世界樹の大枝になれば、それまでの全ての知識を引き継ぐが、それまでは半分以上の知識は大枝にある形となっている。
大枝となったジュモンジの方は、ユグドラシルガーディアンとなった元エルフたちと少しお話しながらフルタイムで魔素を生成している。
一方で枝分かれした小ジュモンジの方はサスティナと行動を共にしている。行動を共にした理由は、お礼の面ももちろんあるが、一番の理由は面白そうだったから。
リシ―・ファウリー・ベニス・クォーリー 種族 エルフ→ユグドラシルガーディアン レベル(平均)40
ジュモンジの付き人1~4 リシ―が土属性の魔術師、ファウリーが忍者、ベニスが弓使い、クォーリーが双剣士。他にも付き人は数人いるが、この四人が中心人物でユグドラシルガーディアンになったのもこの四人。ジュモンジ老への思いは信仰と等しい。
ファンレイ 種族 人間 フェンリル級 レベル 不明
インパクトの大きいビキニアーマーの賢者の弟子筆頭様。最近風変わりなオークたちと関わってからは、なんとなく運気が下がったように感じている。
彼らの試験が終了した日は、流石に同情したのかテュフラに奢られて久々の深酒をした。
テュフラ 種族 魔族 フェンリル級 レベル 不明
性能的にはファンレイの完全上位互換となる魔人。ただし、諸々あってやる気を出すことは殆どない。箒の上で昼寝するのが一番好きなこと。
仮に賢者の勢力で意見をぶつけ合うとするなら、ワンチャン竜帝様を抑えられる数少ない人物。
試験官 ディアルド・ミルグレン
ゴーレム使いのディアルド(村長役)と従魔術師のミルグレン(副ギルドマスター役)の試験官コンビ。二人一組で試験を課している。その他のエキストラは変わるが、二人はかなりの例外を除き一緒に試験を出している。
ディアルドは村の管理、ミルグレンは冒険者が実際の行う試験の方の管理をしている。双方腕はとても良いはずなのだが、今回はフォーチュンバイパー自身の種族特性と、神樹の森の理想的すぎる環境にミルグレンはあえなく敗北した。
なお基本塔在住のため次の出番は絶望的な模様。
この手の試験官は他にも複数ペアおり、同時並行でサスティナ側も試験を受けている。
エドモンドブラッドロード 種族 カオスドラゴンレプリカ・エンシェントロード レベル99
竜の帝、ここ数千年塔から出たことが数度しかない重度の引きこもり。ただし塔内では割と動き回っているので本人は引きこもりとは思っていない。
現在の塔内においては賢者に次ぐ長寿であり、塔内ではご意見番的立ち位置にいる。
アンネと出会ったのは、偶然ペナルティを踏んだ冒険者を蹂躙している時にその階層に上がって来たアンネを見つけたのがきっかけ。割と賢者の思想に染まっており、知識を求める者や、絶えず成長しようとする者に関しては割と甘めの対応を取ることが多い。
カーク 種族 ??? K級 レベル 不明
はるか昔より生きる賢人。見た目や性質は普通の人間と大して変わりないが、その実力や歳は明らかに人間としては長すぎることが明らかになっている。性格はさっぱりしていて大食漢。賢者の塔で作られた料理の結構な部分が賢者の口の中に消えていくらしい。
人類の最大戦力にして最終兵器。最高位の冒険者であるはずのフェンリル級冒険者でさえも赤子の手を捻るようにあしらってしまったり、各地の有力魔王たちと知己だったりと、ぶっ飛んだエピソードが多い。
ディーガ 種族 オークマン
知性を得たオークたるオークマンとして賢者の塔で過ごしている。
主人公たちにとっては、オークが知性を持って生きることができる生き証人であり、希望であると同時に、これまで数多く生まれたであろうオークの中で、塔内にいるオークマンは彼だけという絶望の象徴でもある。性格は意外と几帳面で、戦闘能力はホブゴブリンくらい(オーク級下位)まで下がっている。
基本的に10万字で1章くらいの目安で書いてるのに3章終了時点で40万字ある謎。
端数が大きすぎるッピ!
まぁ原因は書いたプロットを踏み抜いていく私の適当さのせいですが。
ま、まぁ、前話でも書いたけど次とその次は短くなる予定だし?
……というか、現状世界上位20位以内に入ってそうな龍帝様を(手加減ありとはいえ)倒してしまってるので敵レベルを上げてのストーリー継続だとまず間違いなく作者の意図しない形で誰か殉職するんですよね。
ドラゴモール戦の様子からもわかる様に、現状のグォーク達が真正面から、対策なしで相手を仕留め切ろうとする場合は余程相性が良くない限りヘルシックル級の魔物がギリギリです。
というか、今までの戦闘が短期決戦だっただいたいの理由がこれです。ギミック仕込んでる間にすり潰される。
ってなわけで、次回以降は戦闘全くなしとはいかないけど割とゆったりした回が続く予定です。




