第六話 勘次君観察日記Part2
薫 「はぁはぁ……勘次君のパンツ?
あぁ、芳醇なカホリ
………パンツ替えなきゃ」
ナレ 「…………次回予告からここまでの間で何があったんだよ!
そんなこんなで第六話お楽しみください」
勘次 「薫さん、大丈夫?」
薫 「こ、怖かったよぅ(どさくさに紛れて抱き付くことに成功!クンクン、いい香りだよぅ!
これぞ、計画通り!あ、濡れちゃった)」
ナレ 「俺には心の声が聞こえてるからな
そんな某キラみたいな言い方すんなよ
主人公も騙されんなよ!」
勘次 「それは良かった
にしても、俺が声をかけた途端こっち見て
『土トカクテミヨカナ』って片言で行って川に飛び込んだけど大丈夫なのかな
………いろんな意味で」
薫 「怖かったから何もおぼえてないよぅ」
勘次 「まぁいいか」
ナレ 「………はぁ」
薫 「一緒に行こう」
勘次 「そうしようか」
薫 「ありがとう!(勘次君と手を繋いだ!イヤァァァァァフゥゥゥゥ!!
後でこの手ふやけるまでベロンベロンしよ!ついでに濡れちゃった)」
ナレ 「マジでこんなのがヒロインでいいのかよ
……色々飛ばして昼休み!
良かった、あの変態はいない!」
勇人 「生徒会の話回ってきたか?」
勘次 「まだかな」
勇人 「そうか
お前が来てくれたら、那波さんも入ってくれそうだからな
期待☆してる☆ぞ」
勘次 「最後の気持ちの悪いポーズは二度とするなよ!
そのポーズやっていいのは可愛い女の子だけだからな!」
勇人 「何を言っている
今や筋肉に可愛さをトッピングするのは当たり前だぞ!
有名なこのポーズなんてハートに見えるだろ!!」
勘次 「ポーズしたまま胸をピクピクさせながらにじり寄ってくるな!
ポーズとった瞬間に服が破れ去ったのは何なんだよ!!」
勇人 「筋肉の神様の力だよ!!」
薫 「フー!フー!(勘次君にあんな恰好でにじり寄って!私だってまだ上半身の肌色どころか下着だって見せてないのに)」
ナレ 「天井裏に居やがったよこいつ!
忍者の領域じゃないか!!」
薫 「とりあえず一枚撮っとこ
………今のでパンツ濡れちゃった」
ナレ 「てめぇのどこにもない谷間からイチレフ取り出してんじゃねえよ!
どこに収納してたんだよそれ!!
脱いだのは良いけどそれどうするんだよ!」
薫 「んーしまう所がないな~
ここでいいや」
ナレ 「新しい下着を穿いている!?
その中にさっきの下着をなおしやがった!?
どういう事だ!」
薫 「濡れすぎててちょっと気持ち悪い」
ナレ 「どんだけだよ!
こっちはもうドン引きだよ!!」
薫 「あ、勘次君が移動しだした!
私も後を追わないと」
ナレ 「コイツ!壁抜けしやがった
もう、どうやってツッコんだらいいのかわからない
……色々あって放課後!!
色々で何があったって?
ヒロインのパンツが最後まで来たっていう事ぐらいかな」
勘次 「さてと、帰るか
…………(猛烈に視線を感じる)」
薫 「ジーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
勘次 「(視線の方を向いて良いのか?向いたら何かをなくすような気がする)」
薫 「ジーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
勘次 「チラッ」
薫 「ジーーーーーーーーーーーーーーーーーー(目があちゃった……もう、脱ぎ捨てていいよね?)」
ナレ 「もうゴールして良いよね?みたいな感じで言うな!
感動を汚すな!」
勘次 「薫さん」
薫 「なに?(太もも伝ってる)」
勘次 「えーっと、さようなら」
薫 「バイバイ!勘次君!!(勘次君に挨拶いただいちゃった!!もう靴下まで濡れてきたけどなんか気持ちいいし、いいや)」
ナレ 「駄目だコイツ
腐ってやがる」
マリア「じ・か・い・よ・こ・く」猛烈に色っぽく
作者 「ナレお疲れ様です」
ナレ 「もはやナレーションじゃないよね?」
作者 「テヘペロ」
ナレ 「やめろよ気持ち悪い」
作者 「我々の業界ではご褒美です!」
ナレ 「駄目だコイツも腐ってやがる」
マリア「次回『生徒会始動!初仕事は体育祭!』お楽しみに!!」
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