第三話 生徒会とテスト勉強
ナレ 「八重島 勘次に対する堂島 勇人と那波 薫のバトンタッチ方式部活紹介からあっさり約一週間が経ち、
本日は学校初めの月曜日
場所は教室、時間は放課後
今回もまた野郎二人から物語が始まる」
勇人 「勘次、部活何に入るか決めたのか?」
勘次 「いや、どこも目新しさはないからさ
この学校って生徒会ってどうなっているんだ?」
勇人 「お?生徒会に興味があるのか?」
勘次 「ここにきて約二週間経ったけど、今だ生徒会の人間にあってないからさ」
生徒 「あ、生徒会長今日もむさっ苦しい筋肉ですね」
勇人 「はっはっはっ!良い筋肉だろ?
どうだ?bodybu」
生徒 「結構です」
勘次 「……ウソだろ」
勇人 「うっひょひょい断る速度光ネットかよ
って何がウソなんだ?」
勘次 「お前が生徒会長って」
勇人 「すごい筋肉だろ?」
勘次 「俺の話を聞けよと言うか会話を成立させろよ!!」
勇人 「そんな怒るなんて脳味噌に筋肉足りてないぞ」
勘次 「脳味噌は筋肉でできてねぇよ!!
はぁはぁ……もう一度確認するけどお前が会長って冗談だよな?」
勇人 「いや、ホントだって
筋肉両道舐めんなよ」
勘次 「文武両道って四文字熟語に土下座しろ」
勇人 「ふっ、筋神様が会長になれと耳元で囁いてきてな
ならねば、筋神様に顔向けできん!」
勘次 「俺の話を聞けよ
もう放棄するわ
……はぁ、でどうやったら生徒会に入るあるいは会長になれるんだ?」
勇人 「テストでトップになれば会長になれて、トップ10内で役員入り
断れば繰り上げで役員入りだな」
勘次 「お前を引きずり落とせなくて絶望した」
勇人 「俺の筋肉は勉強も出来るからな」
勘次 「お前の脳味噌が筋肉で出来てるって事はわかったよ」
勇人 「褒めるなよ///」
勘次 「褒めてねぇよ!!」
勇人 「生徒会の話が出たからついでに言うが、そろそろテストあるぞ」
勘次 「は?何の連絡もなしで?」
勇人 「生徒手帳の年間行事表に書いてあるぞ」
勘次 「転入する前に確認したけど何も書いてなかったけど」
勇人 「ちょっと待てよ
ほらここに書いてあるぞ」
勘次 「これは小さすぎる」
勇人 「この学校は割となんでもありだからな!」
勘次 「勉強、しないとな
ふと思ったんだけど、生徒会活動がないのはなんでだ?」
勇人 「役員が俺とエンジェルさんしか居ないからな
人数が少なすぎて活動出来ないんだ」
勘次 「2人って、それなら常時受け入れにして勧誘したらいいじゃないか」
勇人 「学校側にそれ言ったけど、変えるのめんどくさいの一言で一蹴された」
勘次 「この学校なんでもありだな!」
勇人 「後二人ぐらいいれば、どうにか活動できるようになるんだけどな
皆断るんだよ」
勘次 「そうか(お前がいるからな)」
勇人 「エンジェルさんも顔だけ見せてすぐ帰ったりするし、入ってくれてるだけで嬉しんだけどな」
勘次 「まぁ俺まで話が回ってきたら入るよ」
勇人 「よろしく頼む!
じゃあお前の順位を上げるために勉強するか!!」
勘次 「涼しい所で頼む」
勇人 「ふっ、任せろ!!」
ナレ 「こうして、野郎二人+一人による勉強会が始まった
もう一人は誰でどこにいるかって?
この話の冒頭からずっと三人でお送りしてましたよ?
誰だって?
それは皆さんの想像にお任せします」
薫 「はぁはぁ次回…予告」
勘次 「薫さん息上がってるけど大丈夫?」
薫 「だ、大丈夫だよ(キャー、勘次様が私の事心配してくれた、これってもう私の勝ちでいいよね?正妻ルートまっしぐらだよね)」
勘次 「大丈夫に見えないけど」
薫 「大丈夫、大丈夫
次回『私とあなたのバージンロード』」
勇人 「次回『外腹斜筋の鍛え方!』」
薫&勇人「は?」
勘次 「えっと次回『テスト結果を投げ飛ばせ』お楽しみに」
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