第一話 出会いは突然に
ナレ 「ここは、人工島あヴぁろんの上に作られた巨大学園都市
その高等学校の一教室に悩めるへんtんん!……乙女がいた!
これは乙女の恋愛?物語である!!」
薫 「はぁ〜」
マリア 「どうかしたのかおりん?」
薫 「ここ最近みんな彼氏とか彼女とか出来てキャッキャうふふな事してるじゃん
それが、羨ましくて」
マリア 「あらあら♪でも、かおりんは見てくれは良いんだからすぐ出来るわよ」
薫 「ブッハッ!見てくれってそんな言い方ないんじゃない!?(泣)」
マリア 「かおりんの運命の人はすぐあらわれそうな気がするのよね」
薫 「ドジっ子天使の勘なんて当てにならないよ〜」
マリア 「ドジっ子天使なんて言う口はここかしら〜(怒)」
薫 「いふぁい!いふぁい!ひぇんひゃん!ごふぇん!ごふぇんふぁふぁい!!」
マリア 「これ良く伸びるし柔らかいしたのしいわ〜」
薫 「まひぃあひゃま!?」
ガラガラッ
教師 「まだチャイムなってないけど席つけ〜
SHRはじめっぞ」
生徒 「「「え〜」」」など抗議の声
教師 「シャラップ!黙れ!!」
生徒 「「「ブー」」」などブーイングの声
教師 「ちっ、まぁいいや。んじゃ入って来い!」
ガラガラ
教師 「今日からこのクラスの仲間になる奴だ
自己紹介自分で出来るよな?」
勘次 「はい」
勇人 「お、あいつは」ボソッ
勘次 「今日からこのクラスに転入することになりました
八重島 勘次です
よろしくお願いします」
薫 「ぽ〜(カッコいいよー!アンニョイな感じに艶のある半開きの目!!
はぁーーークンカクンカしたいおーーー!!ガオー!!どんな匂いがするのかな柑橘系かな?スイーツ系かな?
うおーーーー!!滾って来たーーーー!)」
マリア 「あらあら〜」
勇人 「勘次じゃねか!」
勘次 「その上腕二頭筋・・・勇人か?」
教師 「感動の再会はいいけど、八重島の席はあの窓際の…那波の横な
はい、SHR終わり!ちょっち早いが次は移動教室だからとっとと動けよ
あぁ、あと学校の事は……堂島に聞いてくれ」
勘次 「わかりました」
勇人 「じゃあ俺について来い!」
勘次 「・・・はぁ、了解!」
ナレ 「そして、放課後」
勘次 「なんで転入初日で日直日誌書かないといけないんだよ」
薫 「あ、八重島君まだ残ってたんだ」
勘次 「あ〜えっと」
薫 「那波 薫です」
勘次 「あぁ、ごめん。俺は」
薫 「八重島 勘次君だよね?」
勘次 「隣の席なのに筋肉のせいでまともに挨拶できずにごめん」
薫 「いいよ!いいよ!
(勘次君と二人きり!!これってチャンス?チャンスだよね!?私に春到来!?ここで行かなきゃ乙女が廃る!!)
勘次君!!あのね!!」
勘次 「ん、なんだ?」
薫 「勘次君に一目惚れしました!!
私と付き合ってください!!」
勘次 「あ〜……友達からで」
薫 「ありがとうございます!!」
ナレ 「乙女玉砕!!」
勘次 「じかいよこく」
薫 「ねぇ!ねぇ!!マリア!!勘次君と友達になれたよ!!
放課後まで勘次君をストー……ゲフンゲフン見守っていた甲斐があったよ!!」
マリア 「あらあら〜それって一歩間違えたら豚箱いきよ?勘次君が優しくてよかったわね」
勘次 「一応ここ次回予告」
薫 「見て見て!!勘次君が喋ったよ!?息、はいたよ!!」
マリア 「あらあら〜ちょっと黙ろうか?」
勇人 「次回『俺の筋肉はマッスルハート!!』
見よ!この大殿四頭筋!!」
四人 「お楽しみに」
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