半分の月
初めて出会ったあの時に
全てが変わった
僕の目の前にいる天使と
裏にいる死神
青く 長い君の髪
光る 君の白い肌
心の衝動に駆られ
どんなに離れていても心は通じ合う
体がどんなになっても関係ない
さあ 屋上のドアを蹴飛ばし
見つけにいこう 半分の月を
意味の無い話で進む日々
その中で君が口にした言葉
黒く くすむ君の瞳
弱くとも悲しい現実
何もできずに立ち尽くす
全てはシナリオ通りなのか?
君の命を舞台にしたストーリー
なあ 僕は何をすればいい
教えてくれ 半分の月よ
君の小さい体を抱きしめて
僕には「愛してる」なんて言えないから
でも生きる希望を無くさないでよ
僕が君を守り続けるから
どんなに離れていても心は通じ合う
体がどんなになっても関係ない
さあ 屋上のドアを蹴飛ばし
見つけにいこう 半分の月を
逃げ出したりしないさ
僕たちを照らす半分の月は
読んでいただき、ありがとうございました。