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掌編詩集  作者: イロハ楓
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 ああ、おなかがすいた。

 あのきにみのるきのみはなにかしら?

 とてもうつくしくて、とてもおいしそう。

 まるでこのよのものではないみたい。

 ひとつくらいならもらっても……


「おっとごめんよ」


 ああ、へびさん、そのきのみはわたしがとったのに。

 どうしてかってにたべてしまうの?


「この林檎には毒があるからさ。君が食べたら死んでしまう」


 まあ、それはたいへん!

 ありがとう、へびさん。あなたのおかげでたすかったわ。

 でも、どうしてあなたはへいきなの?


「僕にも毒があるからね。このていどならへっちゃらなんだ」


 あらあらそうなの?

 すごいのね、へびさんは。




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