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魔法騎士となり第二王女の護衛となったが親友が第一王女と共に戦争を仕掛けてきました  作者: 夜桜陽炎


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46話 最終決戦④

 各地の戦闘が終わる中、ライガとクウガの戦闘は激しさを増していく

 各地でそれぞれが激闘を繰り広げ終わりを迎えた者がいる中ライガとクウガはまだ激闘のさなかであった。


「だらぁ!」


 雷を直撃させるライガであったがやはりクウガの自動回復によりすぐにダメージはなかった事にされてしまう。


(結構な数の雷を直撃させても死なない。前にクウガが言ってたように首ちょんぱした上で心臓を破壊しないといけないのか)


 どのうようにクウガに勝つかを必死に考えながら雷化した状態となりながらクウガに斬られないようにしながら雷撃を当てるという戦法をとるライガに、


(うざいな)


 と思うクウガ。最初の方は雷撃を浴びたら回復するとはいえダメージがあるので痛みに声を上げていたがそれに慣れて今は声を出す事もなくなった。


(こいつの魔力は並だ。どんな修行をしたとしても魔力消費が激しいという特性は変わらない。こいつの魔力切れを待っても良いがそれだけはない。こいつ相手にそんな雑魚みたいな勝ち方するのはありえねぇんだよ!)


 突っ込むクウガ。


「!!」


 驚きながらも雷撃を放ちつつ距離を取るライガであるが、


「テメェ如きに本気を出す事になるなんてな!」


 そう言って雷化により距離を取ったライガに同じく雷速で追いつくクウガ。


「は?」


 自身と同じ速度で移動したクウガに驚くライガ。


「驚く暇があるのか?」


 そう言って斬りかかるクウガ。剣速も雷速でありこれには雷化が間に合わずに攻撃を受ける。


「クッッッッソ!(魔力消費を避けて雷化を一旦解いたのが仇になっちまった! つーか生身で雷速で動いんてんじゃねぇよ!)」


 倒れそうになるも何とか雷撃を放つがクウガは雷撃を受けながらも斬撃を放ってくる。それを再び雷化で避ける。しかし、


「逃げんなよ」


 普通に雷となったライガに追いつくクウガ。しかも追いついただけでなく素手でライガの首を掴んで地面に叩きつける。


「ガッハ!」

「雷って掴めるんだな」

「んな訳ねぇ、だろが!」


 自分ごと雷でクウガを攻撃するが、


「無駄だ。もう雷には耐性が出来ちまったようだ。静電気ほども感じねぇ。あばよ」


 ゴキッ! と首の骨が折れると同時に雷化が解けてしまいくたっとだらしなく倒れるライガ。そんなライガから離れて、


「さっきアリス様がいる方向で轟音が鳴り響いていたな。大丈夫だろうが念のために急ぐか」


 アリスの下へと馳せ参じようとしたクウガを斬撃が襲う。


「っ!」


 頬が切れて血が流れる。斬撃を放った相手は首が折れて絶命したかに思えたライガであった。


(何故生きてる? いや、どうでも良いな。俺のが実力は上なんだ。何度でも殺そう。首の骨を折っても死なないなら心臓を破壊しよう。それもダメなら首と胴を斬り放そう)


 再び刀を構えようとするクウガに雷速で接近して心臓を殴り潰す。


「ブハッ!!」


 大量の血を吐く。普通なら死ぬのだがしっかりと心臓が再生して反撃しようと刀を振り抜くが振り抜こうとする腕を斬り落とされる。


「チッ!(刀を拾う暇はねぇな。ステゴロでイクしかねぇな!)」


 瞬時に腕を再生させてそのまま殴りかかる。それをライガは頭突きで反撃すると前蹴りで腹を狙うが同様の事を考えていたクウガの蹴りと両者ぶつかり距離を取る。


(電気信号を雷魔法で無理矢理流してる状態だ。長時間は保たない。速攻しかない!)


 離れた距離を瞬時に詰め寄り斬りかかるライガを距離を取った際に回収した刀で迎撃するクウガ。先程も油断もあり雷速に対応出来ずに攻撃を喰らってしまったが今は、


(さっきみたいなヘマはしない。ぶった斬る)


 雷速同士の剣戟は激しさを増していく。同速のうえに互いに魔法騎士になるために高め合った時期があっただけにクセや呼吸がわかっており決着が着かないかに思えたが徐々にライガが押され始め斬り傷が出来る。雷化が解け始めているのだ。


「っあ゛ーー!! クウガー!!」

「終わりだ」


 最後の一撃は刀ごとクウガによってライガが斬られてしまい届く事がなかったが最後っ屁とばかりの雷撃も瞬時に治されてしまい意味をなさない。


(俺だけに許された超回復。これを利用した電気信号の高速化により雷速対応)


 これは魔法騎士を目指していた時にライガの速度に対応するために編み出したもの。しかし、リスクはある。超回復はクウガの莫大な魔力により実現している。この戦闘方法は常に自分の体を壊し続けているために超回復が起こり続けているのだ。莫大な魔力を持っているとはいえ結構な回数の即死攻撃を受けてその度に回復していたので消耗している。


「たがまぁその程度だ。魔力切れを起こすほどの消耗はなし。また起き上がらないように首と胴を斬り離してやるよ」


 そう言って刀が振り下ろそうとしたクウガであったがおぞましい気配を感じて手をピタリと止める。


「何だ? この気配は。(アリス様がいる方向だ。だがアリス様じゃない。アリス様ですら予測出来ない何かが起こったのか? だったら)お前の始末は後回しだ」


 そう言って現れた気配の元へと向かったクウガが目にしたのは倒れるアリスとその隣に佇む1人の男。


「誰だお前は。アリス様に何をした」

「俺はノヴァ。かつて魔神を殺した人類最強の男だよ」


 現れた謎の男ノヴァ。ライガとクウガが戦っている間に一体何が起こったのか?

現れた謎の男、ノヴァにクウガはどうする。

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