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魔法騎士となり第二王女の護衛となったが親友が第一王女と共に戦争を仕掛けてきました  作者: 夜桜陽炎


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43話 最終決戦①

最終決戦が始まる。勝つのは誰なのか

 極点という生物が存在出来ないような場所にあるとされる魔神を打ち倒した人間の遺体を求めるアリスたちは極点に到着した。


「はにゃ〜、聞いていたのよりも何もない土地だにゃ〜。これならにゃ〜がいた所の方がマシだにゃ〜」

「そうだな。だがそれはこちらにも利点があるな。生物がいないおかげで邪魔が入らない」

「邪魔といえばあいつらは来るのかにゃ〜」

「来るでしょうね。何せ、魔人が魔法を教えているのですから。まぁ、来ないなら来ないで目的である遺体を回収して創世魔法に取り掛かるだけです」

「その遺体を探すのが大変そうだにゃ〜」

「文句を言うな」

「問題ありませんよ。事前に千里眼を用いて遺体のおおまかな位置を把握していますから」

「流石ですね」


 そんな会話をしていた3人の前に(ホール)が出来上がる。そこからライガ、アルス、アルフリート、ステンノ、魔人・ギールスが現れる。それに驚く事なく、


「来ましたね。戦いたい相手は各々決まっているでしょうしさっさとやりましょうか。もう話し合いの段階は過ぎましたから」

「お姉様」

「アルス、貴女の事は私が直々に殺してあげる」

「殺せませんよ。お姉様は私が止める!」

「悪いが俺も混ざらせて貰うぜ。魔神様」

「わざわざ追加の魔力となって貰えるなんてありがたい事ね」


 なんて会話をするアリスの横にいたクウガは会話なんて無意味とばかりにライガに斬りかかる。前までのライガなら反応は出来ても体が追いつかずにまっぷたつになっていただろうが、


「久しぶりだってのに会話もなしで斬りかかるとか随分余裕がねぇな、クウガ」

「余裕がない訳じゃねぇ。こんなくだらない事はとっと終わらせて主であるアリス様の創世魔法の準備に取り掛かるのが騎士である俺の役目だ。だから、無駄に長く生きようとするな。とっと死ね」


 刀ごとライガを斬ろうとするクウガ。それに気づき瞬時に離れる。そこを追撃するクウガ。それに対抗するように雷撃を放つがクウガは避けずにそのまま突っ込む。


「チッ! 陽動にもなんないか!」


 前回の戦い。いや、戦いにもなってないが。そのときにクウガが見せた驚異的な回復力。それさえあれば回避なんてものは必要ない。勝負を早く終わらせるなら捨て身で突っ込むのが正解だろう。雷撃によるダメージを回復させながら斬りかかるクウガにカウンターの抜刀術を叩き込むつもりであったがあっさり躱される。


「バカが。抜刀術なんてもんは凌げば隙だらけの欠陥技なんだよ。あばよ」


 そう言って躱した勢いそのままに首を斬り落とすむもりで放った雷撃はライガを素通りする。それと同時にクウガに電撃が走る。


「うおおおお⁉︎」


 驚異的な回復力を持つとないえクウガはダメージを受けない訳ではない。しかも先程はダメージを受ける前提で雷撃に突っ込んだ。しかし、今回は決めるつもりの斬撃を素通りして完全に意識外からの攻撃で悲鳴を上げる。そんなクウガに刀を振り下ろすがあっさり受け止められるも受け止めた瞬間に電撃がクウガを襲う。


「がああああ! クソが!」


 一旦離れるクウガ。そこをライガは追撃しない。


(ふぅ〜、部分的な雷化を習得したのはデカいな。習得出来なかったらさっきので死んでいたな)

 

 修行のおかげでライガは魔力量も増えて雷魔法で出来る事が増えた。元々出来ていた雷化も部分的に出来るようにして先程のようにクウガの斬撃を素通りさせるなどの芸当も可能となった。しかし、


(クウガの自動回復。あれをどうにか出来ないと勝てない)


 クウガの自動回復に対する回答はまだない。クウガを倒すには自動回復をどうにかしないといけない。それに対してクウガは、


「小細工が増えたようだがそれだけだな。普通にやれば俺の勝ちだ。それに雷カは強力だが魔力の消耗が激しいという弱点は部分的でも変わらないだろ。お前の魔力がなくなるまで刻むだけだ」


 そう言って突っ込むクウガをライガは迎え撃つ。その一方で、


「んで? 纏めて来るかにゃ? にゃ〜はどっちでも構わないけど」

「纏めて行くわ。あんたみたいな猫もどきとっと倒してアリスを殺すんだから」

「本当は1人でやりたいところですが今は世界の危機なので我儘は言いません。迅速にあなたを殺します」

「やってみにゃ! 錬成‘音速ミサイル✖️100’」


 物量によるゴリ押しでさっさと片付けようとするマタタビであったが、


「無駄よ」


 穴によって全弾マタタビにそっくりそのまま返ってくる。


「うはっ!」


 驚きで変な笑いが出るマタタビ。音速ミサイル✖️100は余裕でマタタビを殺せるが余裕そうだ。何せ、


「分解」


 その一言だけで音速ミサイル✖️100が消える。


「錬成したものは分解する事が出来る。残念だったにゃ」

「その程度の事が出来るのは想定内よ」

「まだ勝負は始まったばかり。余裕ぶっていられるのも今だけ」


 アルフリートandステンノvsマタタビが始まる。そして、敵の大将であるアリスと対峙しているアルスとギールスであったが、


「追加の魔力、ごちそうさま」


 ギールスは瞬殺されて心臓を抜き取られてアリスの御馳走になってしまうのであった。更に強くなったアリスを前にしてアルスは、


(勝つ! 絶対に!)


 闘志を消す事なく勝利を望む。

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