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魔法騎士となり第二王女の護衛となったが親友が第一王女と共に戦争を仕掛けてきました  作者: 夜桜陽炎


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41話 魔人による魔法指導

アリスからの宣戦布告を受けて魔人との修行が開始する

 アリスからの宣戦布告を受けたアルスたちは早速魔人、ギールスの指導を開始した。


「お前らにはとりあえず魔力を増やして貰う」

「?」

「魔力は生まれてから成長しないんじゃないの?」

「そうです。そのように教えられました」


 ギールスは最初3人に魔力の増幅を進言した。しかし、オズワルドでは生まれた時に魔力量を測定している。そして魔力量は増幅する事はないと教えられていただけにギールスの言葉に疑問を持つ。


「あ〜あ可哀想にな。おそらくお前らんとこの魔人が意図的に魔力増幅修行について隠していたんだろうな。自分たちの立場を守るために」

「器が小さいったらありゃしないわね」

「全くだな。それで国が滅んでいるなら世話ねぇな」

「それで言ったらあんたの国も滅んでいるじゃない」

「うるせぇな。お前らオズワルドがちょっかいかけなきゃ何の問題もなかったんだよ。つーかそんな揚げ足取りは今はいらないんだよ。さっさと構えろ、今から俺と戦ってもらう」

「それで魔力が増えるの?」

「それだけじゃ増えないが必要な事だ。始めるぞ」


 ギールスの魔力が膨れ上がる。それと同時に3人は攻撃を仕掛ける。アルスが重力で動きを止めたところをアルフリートで最大火力で燃やして、ステンノが(ホール)魔法により直接ギールスに穴を開けようとするが、


「仲が良くない割に意外と連携が取れているな。だがその程度の攻撃は込められた魔力を纏えば余裕で防げるんだよ」


 無傷のギールスが現れる。そして手を前に出す。3人は攻撃が来ると思い警戒するが3人とも仲良く風魔法により切り裂かれる。


「ぐぅ」

「今のは」

「風魔法ですね」

「ていうか、手を前に出して攻撃を匂わせておいて既に攻撃しているとか汚い手を使うじゃない」

「戦いに汚いもくそもあるかよ。そんな考えで魔神に勝てるのか? 勝たないだろ? やれる事は徹底的にやるんだ! ほらほら! どんどんいくぞ!」


 そうして4人の戦闘は激化していく。そして、


「まぁ、こんなもんだよな」


 3人はギールスに敗北するのであった。


「こ、こんなので魔力が増えるの」

「いや、こんなのは前段階だ。まず魔力を増やすには魔力を限界まで消費する必要がある」

「それで戦う必要があったのね」

「そうだ。それでも体が無意識に魔力をほんの少しは残してしまう。これは魔力が0となり死ぬのを防ぐためだ」

「? それだと魔力が増幅しないのでは?」

「そうだな。この死なないギリギリまで消費した魔力を更に0に近づける。お前ら魔力を解放しろ。体が拒否反応を起こして魔力の解放が難しいだろうが気合いで何とかしろ。安心しろ、本当に0になる前に辞めるように指示は出す」


 説明を受けて魔力を解放しようとするが防衛本能で中々出来ない。それでも何とか魔力を解放する。そうして死にそうな所でギールスの指示で魔力解放を止める。


「し、死ぬかと思った」

「これで魔力が増えたの?」

「増えている。これを5日やる」

「ちょっと! 極点への移動があるから3日で終わらせなきゃダメよ!」

「問題ない。穴の使い手がいるんだ。数秒もあれば極点へ移動出来る」

「そうだったの! ステンノ様」

「確かに穴は移動に使える。だけどそんな長距離移動は出来ないはず」

「それは使い方の問題だ。それを魔力回復中に教える。つまりは座学だ。5日間は魔力増幅修行と座学をひたすらやる。6日は座学で学んだ事を実践。そして7日は決戦だ」

「上等よ」


 こうして1週間の予定が決まるのであった。


「あの平民は?」

「あれはケガが治り次第合流させる。修行内容も同じの予定だが場合によっては魔力増幅修行だけにする。せっかくの雷魔法を持っているのに魔力量が平凡にもほどがあるからな」


 ライガの修行方法も決まり座学が始まる。


「炎魔法の小娘。お前は炎化は出来るのは先程の戦いで分かった。炎魔法はそれが最強だ。だから座学はない」

「えっ! 伸び代がないの!」

「ない訳ではない。お前はイメトレでひたすら燃やしたい相手を焼き尽くす事をイメージしろ。それだけで炎魔法は温度が上がり続ける。少しでも焼けないと思ったらそこで温度は下がり続けて弱体化する。とにかくイメージしろ。いいな」

「ん、分かった」

「重力魔法の奴もイメトレでひたすら操れる重力をデカくしろ。最終的にはブラックホールを作れ! 世界そのものを滅ぼせるだけのな」

「それだと意味ないんだけど」

「あいつらに好き勝手に世界を創世されるよりは良いだろ」

「ダメに決まってるでしょ!」

「知るかよ。そんで切り札となる穴の女。お前の最初の課題は空間に穴を開けての移動だ。魔力が回復したらこの地下から地上へと出て貰う」

「何よ、そんなの簡単よ」

「天井に穴開けての移動はなしだぞ。目の前の空間に穴を開けて地上に出ろよ」

「はぁ! そんなの出来る訳ないでしょ!」

「出来る。昔の穴の使い手は出来ていたんだ。絶対出来る。出来なきゃ。修行するだけして極点に移動出来ず奴らの前に現れる事も出来ずに世界創世に巻き込まれて終わりだ」

「分かったわよ! やってやるわよ!」


 そうして各々がギールスの指示通りにする。初日の修行はアリスは出せる重力をデカくし、アルフリートは出せる炎の温度を上げて、ステンノも最終目標である極点ほどの長距離移動は出来ないが地下から地上へは出来るようになるのであった。


「初日はこんなもんだな。とにかくこれを繰り返す。絶対に勝つぞ」

 

 なんて言っているギールスであるが、


(強くはなっているが魔神を殺せるとは思えないな。雷魔法の奴がどれだけ伸びるかだが、、、、別プランも考えておくか)


 何やら企むギールスであった。最終決戦まで後、6日


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