Nマイル、そしてまたしてもアタオカな次走,,,
Nマイルの当日、さすが中央のGⅠ、パドックでの盛り上がり具合、そして周りの馬は500をゆうに超える巨漢馬ばかりである。「単勝オッズは2.9倍の2番人気、一番は負けてなお強しのアスコット(差)3番人気はビースト(逃)か、」「斎藤さん、初のGⅠ絶対緊張してますね」一方その頃斎藤はと言うと、「おおぉ腹いてぇぇ」、、、緊張のあまり腹を壊していた。
斎藤の腹痛事件もあったが、問題なく騎乗、返し馬を終えゲート前での周回、ファンファーレが吹かれる、手拍子が終わりにつれて早くなり、拍手に変わる、ここで喜多方は気付いたがどうやらNマイルに関してはほかのGⅠとくらべてファンファーレが遅いみたいだ、ゲート入りが始まる、アスコットは3番、ビースト9番、ホクトは相変わらずの外枠の16番であった。ゲートが開き、ビーストシーニアがおおきく出遅れる、ディオ(モ)とドナテン(逃)が先頭を引っ張り、ビリビリ(モ)が2番手、そして前には大勢のモブの馬、斎藤にとってはアスコット(差)とビースト(逃)、ドナテン(逃)の3頭しか眼中になかった。先頭がドナテンに変わり、三角カーブから四コーナー、しかしまさかの事態、アスコットがここで一気に差してきたのだ、他の馬も釣られて一気に差していく、 ホクトはこれに合わせて前に出ていく、4コーナーカーブから直線コース、先頭はドナテン、2番手に上がってきてアスコット、その横にビーストが指してくる、ホクトはと言うと前から5番手の位置、斎藤はまだ焦ることはなく、前の馬を追っていた、ドナテンにムチが入り、更に加速していく、ビーストも上がるが出遅れから一気に持っていったせいか、どんどん後退していく、先頭は依然としてドナテンで200を通過、ホクトとアスコットにムチが入る、一気に加速するが、ドナテンに突き放される、そして後続も襲ってくる、ホクトは今3番手、先頭ドナテンがリードを広げ、ゴールイン、ホクトはアスコットとの2,3着争いが限界だった、確定した掲示板、一着ドナテン、2着がゴリゴリアスコット、3着まさかのがビリビリ(モ)とホクトの同着であった。ホクト陣営はGⅠ初挑戦で3着の喜びとともに、中央に進出した世代がハイレベル世代だったことを痛感させられたのであった。
その次の日のスポーツ紙の一面には、地方馬ホクトの大健闘ではなく、更に衝撃的なことだった。
ドナテン骨折、スプリンタースは回避!復帰までに1年を要するか。
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