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6話 少しの成長

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 魔法の訓練を始めてから一週間が経った。

 今のステータスはこんなかんじだ。


----

個体名:待宵 草

種族:魔導書(グリモワール)

レベル:2

耐久度:30

MP:∞

力:0

魔力:250

速さ:0

器用さ:0

魔法:火魔法レベル3(3/5000)

水魔法レベル3(40/5000)

   風魔法レベル3(24/5000)

土魔法レベル3(9/5000)

スキル:霊の悪戯(ポルターガイスト)

    鑑定

---


 全ての魔法がレベル3に上がった。


「しかしなぁ。次のレベルまで遠すぎるよ...」


 魔法のレベルアップに必要な、魔法の行使回数が5000て。

 いや、少し嫌な予感はしてたんだ。魔法のレベルが2に上がった時、必要回数が50から500になってたからね。


「ただ、1レベルでも確実に強くなってる。」


 魔法が2レベルに上がった時、明らかに魔法の威力が上がった。

 魔法が3レベルに上がった時には威力こそ上がっていないが新しい魔法を覚えることができた。


 それが


「スワールプール!」


 目の前の魔法陣から水の渦が飛び出して的にしていた木の回りの木、地面を抉る。

 

「やっぱり凄い威力だよなぁ。」


 目の前には的にした木を中心にドーナツ型に抉れてる地形がある。


「これ、生物に使ったらけっこうヤバいでしょ。」


 というか、魔法を生物に使うとグロくなる気しかしない。


「火魔法は焼死体ができるわけで...」


 あのウルフが焼けた臭いは今でも鮮明に思いだせる。


「水魔法は手数が多くて威力が低いから撲殺死体か、風魔法は首ちょんぱ。土魔法は穴空き死体...。」


 想像しただけでちょっと気持ち悪くなってきちゃった。


「物語の主人公たちって凄かったんだな。」


 少なくともメンタルで、あいつらに勝てる気がしない。






ガサガサ…ガサガサ…...



「ウルフか……」


 魔法の訓練をしてて、こうやってウルフが現れることが何回かあった。

 そのたびに毎回逃げていたが…...


「そろそろ戦うしかないか…...」


 どのみち、レベルを上げるためにいつかは戦わなくてはいけないのだ。


「よし!」


 僕は気合いを入れる。


「トラウマ克服の時間だ!」




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