表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/41

子育てが終わると思ったのだが

 とはいえ、色々と忙しくし過ぎたのか、私は一時体調を崩した。発熱と下痢に、1か月に2度も襲われる事もあった。やたらと疲れやすいし、歳のせいかと思ったが、実は子宮筋腫による貧血だった。発熱と下痢は別だが。過去の記録を見ると、PTA副会長の仕事やPTAコーラス部の活動、飲み会やら次男の部活の当番、長男のお弁当作りと、発熱した翌日にも出かけるほど、ずいぶんと無理をしていた事が分かる。コロナ禍の2年前の事である。

 だが、私が体調を崩す少し前に、次男の方が大きく崩したのだった。そして、無事に高校生になったが、その後別の大病を患う。それは、私が厳しく育て過ぎたせいかもしれないし、逆に、早くに手を放そうとし過ぎたのかもしれない。正解は分からない。

 ここからは、そんな次男の病気の話をしようと思う。私が、子育てが終わり第二の人生を歩もうとした、そんな時に起きた事件。子育て終盤の、ある物語である。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ