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『コポルクク、トマスの写本』 112頁

『教国錬金術ギルド布告第40993号』

 ソーダ灰の取得を目的とした塩湖への立ち入りが錬金術ギルド布告第40667号によって制限されていたが、本布告により、条件付きで制限を解除される。条件の詳細についてはギルド会館掲示板を参照。


『帝国錬金術ギルド布告第41029号』

『旧錬金公国布告第196403号』

 錬金公国の全錬金術士は本布告を持って、教国所属となる。全錬金術士は教皇府が設立した既存の錬金術ギルドに加入し、このギルドから発布される布告に従う義務がある。この義務に従わない場合、免許はく奪の上、禁錮刑となることをここに警告する。

六人の領主が集まった結果、それぞれが天女の頭と胴体、手足を持ち帰り、内臓は領民に与えられた。

民はささやかな神殿をつくって、天女の内臓を祀った。

領主たちの宝物庫に運び込まれた頭と胴体、手足はとうの昔に腐って崩れてしまったが、内臓は天女の体から抜き出されたときと同じ新鮮なまま、いまも神殿に祀られている。

                ――『コポルクク、トマスの写本』 112頁

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