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アイスティーは零れて

作者:良夜 未黒
「ねえ、そこの紳士君。」
『僕と一緒に暮らさない♡』。
【ノートの切れ端】から始まる高校生2人の生活。
期限付きでやって来る別れ。残したい楽しい思い出。
好きになってはいけない。別れる時に苦しむから。
好きになってはいけない。彼女には結婚する相手が居るから。でも・・・
苦しむのは俺の方じゃない、彼女の方だ。その日まで、彼女が旅立つ日まで、笑顔で居よう。

僕達の節目にはアイスティーが有った。やがてアイスティーは零《こぼ》れ・・・。
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