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第7話:野良〇〇が可愛いからって飯とか上げると調子乗って××されるから注意しましょう!①

田舎町 ギルメス

「えっと馬車はギルメスの中心の噴水前から出発だから……」


「道中は……気をつけるんだぜ」ドヤ顔キラーン!


「……」

キラキラをしているのに関わらずキメ顔のクソ親父を横目に、俺は馬車が待っているギルメスの中心地まで歩いて向かう。俺の家から町の中心までは約20分前後。町から離れた草原の丘の上にポツンと俺の家が建っているため1番近くの家も10分以上歩く。どうしてこんなにも離れた場所に住んでいるのか? そう思いながらディーンは14年間生きてきた。

さてこれからの予定だが、まず俺は冒険者登録のため王都ミルトへ行き冒険者として登録をする。

その後魔術省まじゅつしょうへ行き魔術解放まじゅつかいほうをしてもらい、自分が使える魔術属性を確認しに行くのだ。


俺は馬車の出発所までの道の中、基礎学校の授業で学んだ事を思い出す。


挿絵(By みてみん)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この世界の魔術は大きく分けて11種類。そのうち基礎魔術は赤・青・黄・緑・白・黒・特殊の7種類ある。

魔術は1人1属性が使うことが可能であり、2つ併用して使うことはできない。基礎学校で7年間基礎学習を終えた人たちが、魔術省にて《魔術解放》という儀式をする事で発動することができる。魔術属性の種類は自分選ぶことができず、生まれながらに持った魔素まその性質によって大きく左右される。


まずは基本四属性だが……

《赤魔術》は主に火を使うことが出来る。料理をする時に便利だと教わった。


《青魔術》は主に水を操る事ができる。優秀な物は物は空気中の水分を集め水を生成する事も出来る。


《黄魔術》は主に光を操ることが出来る。電球というものに魔術を貯めて一日中明るい街を作る事も可能だ。


《緑魔術》は主に風を操る方ができる。暑い時期には涼しい風で快適に過ごすことが出来る。


そして残りの3種類は少し特殊だ。

《白魔術》は主に回復系で傷ついた者を癒す。 


《黒魔術》は主に毒やダメージ増加系の呪文で魔物を倒すときに便利らしい。


《特殊魔術》は身体的強化の魔術で重いものを簡単に持ち上げたりすることができる。


これが基本魔術の7種類だ。これだけでも非常に便利なものではあるのだが、さらに高等学校を卒業した者は再び魔術解放をすることが可能でこれを《魔術再解放》と呼ぶ。


赤魔術は《紅魔術(こうまじゅつ)》へ魔術再解放しマグマのを生み出し地形を少し変えることができる。この魔術を習得した者は土地を開拓したり建築系の職業になるものが多い。


青魔術は《蒼魔術(そうまじゅつ)》となり精製した水の温度を変えることで氷も精製できる。さらに優秀な者は周りの気温を少しだけ変化させる事も可能だ。


黄魔術は《橙魔術(とうまじゅつ)》となり物と物を合成し新しい物質を作る事ができる。錬金術師になる者が多い。


緑魔術は《翠魔術(ようまじゅつ)》となり天候を少し操ることができる。他の赤・青・黄魔術も間接的に使えるので、魔術が好きな人には1番人気だ。

また白・黒・特殊魔術はまだ魔術再解放は見つかっていない。

また魔術再解放のさらに先もあると先生はおっしゃっていたが、基礎学校の為詳しく教えてもらえはしなかった。


(俺はどんな魔術を使えるんだろうか……楽しみだなぁ)


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