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エイリアンバスターが裸エプロンで待機してるんだが  作者: 天近嘉人
ターニャブラウスは裸エプロンがお気に入り
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プロローグ

初めまして!さくさく読める楽しい感じで書いていきたいと思ってます。宜しくお願いします。

 「うわわわわわっ!!!やべーよっ!まじやべぇえええ!!」


 暗闇の中を俺、安藤 希伊人(あんどう きいと)は猛ダッシュで走っていた。


 

 ぬちゃぬちゃ


 それを気味の悪い音を立てて追いかけてくるのは緑色のよくわからない生物。


 「ふおおおおっ!!!なんだこいつっ!一体なんなんだよっ!」


 ことの発端は放課後、何時も通り学校帰りのゲーセンで格ゲーをして日ごろの鬱憤を晴らしてその帰りにこいつが待ち構えていた。


 そこからずっと走り回って逃げているのだが。


 「くそ、もう足が。」


 普段運動など滅多にしない俺の足が悲鳴をあげる。


 ドンっ。


 「あぎゃばっ!」


 我ながら間抜けな悲鳴を上げ、その場に転ぶ。


 転んだ膝からは擦りむきドクドクと血が流れ立てそうにもない。


 バシャンっ!


 そんな俺に向かって緑色の生物はジャンプして俺に飛び掛ってきた。


 もう駄目だ。お終いだ。


 俺の人生短かったなぁ。


 諦め掛け目を瞑ったその時。



 ズキューンっ!


 (まばゆ)い閃光と共に光が飛んでくる。


 「ぐぎゅう……。」


 その閃光が生物を貫き、低く呻き声をあげるとその生物は絶命した。


 「ど、どうなってんの……。」


 目の前で繰り広げられた出来事に脳みその処理が追いつかない。


 何がどうなってんだよちくしょう。


 すると、その時誰かの足音がこちらに向かってくるのがわかった。


 その方向に顔を上げてみると。



 「大丈夫か、少年。」



 手を差し伸べてくれたのは訳のわからない防護服に身をつつんだ銀髪の美人だった。




 これがエイリアンバスターであるターニャとの出会いだった。

 

 


 

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