新しい出会い
私の処女作であり、私はド素人なので気にくわない人は見ないでください。
向日葵の咲く暑い夏ー。それは、運命だった。
ミーンミーンと鳴り響くセミの声。空気は澄んでいて生き生きとしている木々。山は走る車内から見ても綺麗だった。
中学2年生13歳の夏、私はやって来た。
小笠原美波、ワクワクと緊張と不安で混乱中です。家族事情により、東京から田舎に引っ越してきました。
しかも、この微妙な時期に!!!!!!中学生とはグループで固まるから転入すると入りずらい。噂がたえない。非常に困難なのだ。
どうしよう‥‥失敗するわけには(泣)
「美波ー、緊張してるー??大丈夫よーお母さんの故郷だからー♪♪米米クラブごっくんちょー♪」
意味不明で相変わらずの天然100%の母にも不安を抱えてます‥‥。
「母さん、逆に不安になるよ‥‥」
さすが、私の弟よ。よく分かってる。
お父さんは、いつものことだー。ってスルーする。
こんな私の家族はー。
お母さんはこの通り天然で美人な小笠原美月35歳。
お父さんは静かでシュールな小笠原良樹36歳。
弟はめちゃくちゃ美少年で可愛くてふわふわしてる癒し★小笠原翔太13歳の中1。喘息持ちで空気の良い田舎に来たのだ。
そして今は皆で新居が楽しみだーとか、野菜育てたーいとか、寝たーいとか。
そんな他愛もない話をするとあっという間に新居に着いた。2階建ての白をモチーフにした、家族4人には少し広い家。
直ぐ様家に入り父と父の知り合いがほとんど片付けてある家に入る。家の新品の階段はツルツルピカピカで一段のぼるたび、嬉しさが込み上げた。
ガチャ‥。
自分の部屋に入りにベットにダイブ!!!
にゃはぁぁ~‥‥どーも気の抜けた声が漏れる。
だって、だって!!!!!
新しいベットに、新しい机とテーブル、本棚ークローゼットー電気スタンドー‥‥幸せぇ。」
一からリセットしたみたい。ポジティブ変換して、幸せいっぱいにしなきゃ!!!
てか、この部屋って窓とベランダあるじゃん♪綺麗な景色っとー‥‥。
お昼くらいのため、晴天!!山、川、花!!!特に向日葵が綺麗で幸せ!!!!!
私は森に囲まれて植物観察し放題って最高だぁ★
って‥‥‥。
おい。おいおいおい。
まさかの‥‥ベランダを開けると‥‥ハイ。隣の家です。丁度良く隠れます。かろうじて窓のほうは景色が見れるけどー。やはりベランダからの景色は多分いや絶対に綺麗だ!!!
なのに!!!私の小さな夢は呆気なく壊されたのだ‥‥。
まず本題に戻ると、ベランダから直ぐに隣の家の窓がある。青いカーテンだから男??かな。なんかありがちな少女マンガみたい。案外おっさんかも(笑)
まぁ、後で挨拶にいくしー誰でもっかぁ。
窓を開け新鮮な空気を吸い込む。
「ふぅー。」
‥♪‥‥‥♪♪‥‥♪♪‥‥
んん??ピアノが聞こえる。どこから?!例の隣じゃないし‥‥まぁめんどくさいし、いっか。
にしてもぉ‥心地よい音色だ‥‥。眠くなるぅ。
新しいベットの上でいい感じにウトウトしていると、
「美波ー挨拶だぁーよー!!!」
え、もうっ?!早いよ、母上(笑)
「聞こえてますかー、小笠原美波さんー。」
五月蝿いよ、父。
「今行くー。」
少し不機嫌になりながらも、重たい体を起こし家族の元へ足を運んだ。
右隣の家は私の家と同じくらいの大きさでグレーのオシャレな家だ。
♪‥‥♪‥‥‥♪♪♪‥
また、あのピアノの音。
ここからピアノの音が聞こえたのね!!!
ピーンポーン。
父がインターホン鳴らしても出てこない。
人がいると思ったんだけど。
少したって人が出たと思ったら‥‥そこには母さんくらいの年齢ぽい女の人で、キラキラした自己主張の激しい金髪は少し乱れていて、白い肌に目の下のクマは目立っていた。だけど、とても美人で外人のようだった。
「隣に引っ越してきました、小笠原で‥「挨拶とか結構ですから。」バタンッ!!!!!!!
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥はい??
「って、今のはなんなのさ!!!いきなり閉めて愛想悪い人だなー。」
「姉さん、聞こえちゃうよ‥(汗)」
‥‥うぅ。‥‥念のため、名字チェックしとこー。ふむ、如月さんですか。この珍しい名字に見覚えがあるよーな、ないよーなー。それより宝石??でギラギラした華やかでゴージャスな表札にビックリだよ‥‥。
チラッとお母さんの方を見ると、満面の笑みで私に微笑んだ。
お母さんは大きく息を吸い込むと、その家に向かい「また来ますからーーー!!!!!!!」
その時中から聞こえるピアノは音を乱したように聞こえた。
母は偉大だ。そう思った。
次は右隣(私の部屋のベランダの隣)に挨拶しに向かった。この微妙な状況で行くのも複雑だが後回しにするよりさっさと終わらせようとなった。‥‥父はアッサリしてんなー。まぁ翔太は不安がってたけど。
え??私???ふっ‥こんなのは、もう慣れたぜッ!!!!逆に面白いよーここまでの天然さんは。天然羨ましいよー、私はどちらかと言うと感鋭い方だしね。悪くはないけどー。
話しがズレた!!!!,
とにかく、挨拶です。
隣の家の人は藤堂さんと言って、若々しい老人夫婦でとても優しそうだった。何故か父と意気投合(笑)
どうやら会話の情報だと、この家には私と同い年の男の子がいるみたい。
「翼って言うんだけど、人見知りで静かな子でねぇ。ちょっと大変だけど仲良くしてね。美波ちゃんみたいに可愛い子が来たら喜ぶわ!!遊びに来てね♪」
藤堂さん夫婦は気さくな人で、話しやすかった。
帰りに煮物をもらって気分上昇中です。
中学生なのに煮物とか漬物、おつまみが大好きですぜー。
家に着いた時は疲労と空腹感でいっぱいだった。
‥‥それはおいといて、その『翼』って人と友達になれるかな‥なるべく学校では友達が多いに限るし、問題と言えば男子ってことかな??どこの女子も面倒だし妬みとかは勘弁してほしいよ。
散々問題が起きたんだしね‥‥。
私は‥‥‥‥‥‥‥
「姉さん??顔色悪いよ‥‥大丈夫??」
「えっ!!」
心配してウルウルするこの瞳が‥‥///
その可愛い心配した顔を見たら元気になりますともー!!!!
「うんうん、大丈夫!!今ので元気と若さをもらったー(笑)」
ふざけたジョークを言っておもいっきり抱きついてやった。
この石鹸の匂いとふわふわな髪の毛がたまりません!!!癒し、オアシスですー!!!!
「!!!ね、姉さん、放して///」
「いいではないか~いいではないか~(笑)」
この白やわな肌はスリスリすると気持ちいいのー。
なんか変態くさい(笑)
「こうなったら‥‥。」
「へ‥‥??って、キャハハハハ///くすぐったいよー(笑)」
反撃と言わんばかりにこちょがしタイムであった。
反省します。‥‥たぶん。
そのあとは夕食をとり、入浴のあと自分の部屋に向かった。
階段を登ると父と鉢合わせした。
「美波、ここはどうだ??」
いきなりの問いかけにビックリしたが正直の気持ちを伝えることにした。
「家は綺麗だし、藤堂さんの煮物が美味しくて最高だった///」
その答えを聞き父の表情はフッと緩んだ。
「それなら安心だな。‥‥でも困った事があったら相談するんだぞ??」
「うん!!わかった、おやすみなさい!!」
ガチャンーーー。
「心配性だなー父ったら。」
そのまま私はベットに潜り込んだ。
確かに‥‥前はいざこざ合ったけど‥もう気にしてないし、忘れたいからなー。
気分が乗らないからお気に入りの小説を読むことにした。
ベットから出てある違和感を感じた。
カーテン閉めてない。
「お母さんのおっちょこちょいが移ったかな~。」
窓のカーテンを閉めベランダに向かったら‥‥‥‥空気、いや私が凍りついた。
ベランダの向こうーーー。
隣の家の青いカーテンから覗いてる‥‥‥一つの目。
「‥‥‥‥!!!!!!!!!!!!!」
『‥‥‥‥!!!!!!!!!!!!!』
お互い同時進行でカーテンを閉めた。
ベランダを後ろにその場で座り込む。
「び‥ビックリしたぁ‥‥。」
父、さっそく不安が一つ増えました。
近所にまともな人はいないのでしょうか??
まだこの段階だと新しい所に来ただけなんですよね(汗)
次回は学校に転入です!!




