4話
4話
そして本棚の奥に隠しているエロ本の数々はお前しか知らない事実だ。それを知っているりはノニ(お前)だ。そして40年後の俺だ。どうだ少しは信じられるようになったか? お前の事なら何でも知っているぞ、なんせお前の将来は俺だから何でも知っている。そうそうタバコも隠れて吸ってるし酒も偶に飲んでるよな。お前の将来は今から変えて行かないと大変なことになるんだ。
お前の一番酷いのは好きな田畑さんをオナペットにしてることだ。黒縁メガネの似合う黒髪の田畑さんに謝れ! と、まあ~ これで信じてくれたか? そこで一つ目だが田畑さんの机にお前のラブレターを入れろ! 次に田畑さんをデートに誘え。お前には幼馴染の彼女が居るが別れろ。でないと後々悪い答えになる。
ニノは考えて居た「この不思議な手紙と中身と意味を真剣に考えて居た…」俺の将来から来た手紙と中身に抵抗は確かにあるとも考えて居た。だが心の中では疑問に感じることもあったりで中々自分宛の手紙を100パーセント信じてはいなかった。それもそのはず40年後から来た手紙を誰が信じると言うのかと言ったところだ。
40年後のニノから来た手紙は細かい部分もしっかりと書かれていて一行、読む度に消えては次の文字が並んでいった。そして書かれていた内容を読むと学校一の大金持ちのブスで小太りの豚と仲良くしろと書いてあったが誰からも声を掛けられない豚にニノは毎日のように「おはよーう♪」と、声を掛けて行く事に溜め息をしていた。
何でも40年後の自分は金に困ってたらしく美人の奥さんでは飯も食えない生活を送っていた。金が無い… 金が欲しい… 仕事も大きなモノを成し遂げたいと悩んでいて生活のためにカードで借金をして藻搔いていた。だから小太りの豚と仲良くなって将来のために頑張れと書かれていた。暫くして豚もニノに「おはよーう♪」と、声を掛ける様になって行った。