夢の中へ
夢現。
物語の主人公は
泣いて。
笑って。
自由を手にして
定めを知るのも
生き様
。。
独り
傷ついた精神を撫ででは、
笑う。
全ての夢がマボロシならば、
息はしない。
冷たいニュースを消して、
靴を履き、
髪を触る。
耳をすませば
聴こえてくる
自由。
全ての人間よ
強くあれ。
声がする
あの人の優しい声に道枯れて
憬れた今
景色は多少
変わっても
心意気はかわらない
地を駆けろ
自分でありたいのなら地を駆けろ
人間よ
俺は
去り際には笑いたい
全ての術と
此処で
此処で
満点なんて取れなくていい
自分が自分であるために
心の傘を差そう
天と地と。
這いつくばり、
手にした、
生き様だから。
微笑みを残して、
俺は灯りを消して。
喉を潤す。
世界に水を。