登場人物紹介
シルヴィエラ・コルテーゼ(18歳)
正当な男爵令嬢だが、継母によって修道院に追いやられてしまった。通り名は『白銀の聖女』。まっすぐな銀髪でシアンブルー(明るく澄んだ青)の瞳。抜群のスタイルで、おとなしく(?)優しい心の持ち主。
ある日突然、自分が駄作ラノベ『聖女はロマンスがお好き』の、男性を次々と手玉に取るヒロインだったことに気づく。ラノベ通りにならないよう、奮闘している。
ロディ→
ローランド・レパード・バレスティーニ(17歳)
可愛らしく目を引く顔立ちで、身体が弱かったためにシルヴィエラの家で静養する。水色の髪に金色の瞳。
十年後は、紺色の髪に金色の瞳の凜々しい青年に成長していた。バレス国第二王子で、シルヴィエラに想いを寄せている。『聖女はロマンスがお好き』では、ヒロインの二番目と三番目の相手。
ヴィーゴ・コルテーゼ(20歳)
シルヴィエラの血の繋がらない義兄で、服のセンスは最悪。茶色の髪に琥珀色の瞳。『聖女はロマンスがお好き』では、ヒロインの最初の相手。
リカルド・フランコ・バレスティーニ(21歳)
バレス国第一王子で、ローランドの実の兄。金髪に金色の瞳で、物腰の柔らかな人物。甘い物が苦手で争いごとを嫌う。公爵家の令嬢と婚約しているが、『聖女はロマンスがお好き』では、ヒロインの最後の相手。
テレーザ・コルテーゼ(16歳)
シルヴィエラの血の繋がらない義妹。金髪に桃色の瞳で愛くるしい顔立ち。自分の方が可愛いと思っているので、男性に人気があるヒロインを妬んでいる。
カリーナ(17歳)
シルヴィエラの同僚の女官で、男爵令嬢。茶色の髪に緑色の瞳。明るく気立てが良い性格で、ローランド王子に憧れている。
シモネッタ(19歳)
シルヴィエラの教育係で、緑色の髪に琥珀色の瞳の女官。クールな性格だが、照れると眼鏡を触る癖がある。