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あの日地球にダンジョンが出現した(~ニート × ファンタジーは最強です~)  作者: 笠鳴小雨
【第4章】北海道奪還作戦決行 編

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キモいの出ます

 


 俺、飯尾綾人は竜也と共に龍園の爺さんの元に駆け付け、ギリギリのところで間に合った。

 さらに、そこには淡谷くんも合流し、盤石の状態となった。


「グルリャアァォァィッッ!!」


 ゆっくりと日が落ち始めようという時間。

 再び奴のゾッとするような雄叫びがこの場に響いた。


「そんな悠長に話してる時間はなさそうですね。では、俺ももう少しだけ本気を出しましょうか」


 淡谷くんはそう言って、担いでいる赤い大剣をアイテムボックスへと仕舞った。

 そして、取り出すのは二本の両刃長剣。


 右手に持つそれは、濃い緑色の刀身に派手やかに装飾された魔剣、その名を『リーフ斬剣」。

 一振りすれば鋭く硬い無数の緑葉が出現し、派手な斬撃を繰り出す。


 左手に持つそれは、夕日をモチーフにしたシンプルな魔剣『サント斬剣』。

 刀身には常に太陽の如き熱が蓄えられており、炎の放出と吸収を繰り出す。


 この二本の魔剣は、日本では何度も特集を組まれるほどに強力で有名な話。

 彼も雑誌などでこの発見話や威力、効果などを詳しく説明している。


 すると、いきなり竜也が龍化・海龍を解き始めた。


「小太郎、その剣か。だったら、俺は……『龍化・空龍』」


 その瞬間、竜也の体を白く可視化されるほど密集した風が覆う。

 その風が霧散すると、白い髪に緑色の瞳、透明の羽衣を纏った竜也の姿があった。


「お、神さんやる気ですね! 良いですね! 久しぶりに連携しますか」


「任せる」


「任せるって空龍出してる時点で連携する気満々じゃないですか。あっ、綾人さんは龍園爺さんを見ててください、後は俺達がやります」


 淡谷くんはそう言って、竜也と共に魔獣の吹き飛ばされた方向に走っていった。

 彼らには迎え撃つという考えよりも、倒すという考えの方が先走るみたいだ。


 俺は足手まといってことか。


 ……って、そんな黙って見てられるか!

 と言いたいところではあるが、龍園爺さんを見捨ててここを離れるわけにもいかない。

 それこそ俺の流儀に反する。


 俺は無線機でさらに応援を呼ぶことにした。


「こちら新選事務所の飯尾だ。やつには竜也と淡谷くんが向かった。龍園さんも今はなんとか持ちこたえているが、時間がない。専門の回復魔法が必要だ」


 とりあえず俺はオープンチャンネルで現状報告をした。

 この爺さんをここから無理矢理に動かすわけにもいかない。だから、俺は応援を呼び、待つことしかできない。


 俺には医療の知識があるわけではない。

 ダンジョンに関わるものとして応急処置程度であれば勉強したが、この爺さんの処置に関しては無知。

 知識ある者に指示を待つしかない。


『ザザッ、こちら桂田。二人で戦力は足りると思うか? 飯尾さんの判断を聞かせて欲しい。それと回復魔法を使えるものは既に準備させている。安全が確認でき次第、すぐに向かわせる』


 さすが桂田さん、指示と行動が的確だ。


「こちら飯尾、正直……わからない。敵は未知数過ぎて何とも言えないが、確実に時間は稼げるはずだ。俺は龍園さんに付き添いこのまま応急処置を継続する。…………鈴菜。これを聞いて、まだ逃げ出していなかったら戻って来てくれないか。お前の知識が必要なんだ。頼む」


 最初に桂田さんへと向けた報告、後半には仲間の飼葉鈴菜へと呼びかけた。


 あいつには医療の知識がある。

 回復魔法は使えないが、俺よりは的確な判断ができるはずなんだ。


『ザザッ、綾人……今行く』


 すぐに鈴菜から返事が来た。


 さすが俺のチームメイトだ。


 それに続くように桂田さんからも無線が入った。


『ザザッ、こちら桂田。了解した。戦力が測れない以上、貴重な回復魔法師はまだ送れない。すまない、Number1(ワン)が合流次第すぐに向かわせる』


 やはり……か。

 俺だって桂田さんの立場なら同じ判断を下すだろう。


 龍園の爺さんは替えが聞かないほどに、強く貴重な人材だ。

 それでも今はまだ、回復魔法を使える人材の方が希少価値が高い。


 すると、また無線が雑音を鳴らし始める。

 何故か少しだけいつもより雑音が多い気がする。


 遠い場所から?

 誰だ。


『ザザッ……ザザッ……ザザッ……やっと繋がったかな? こちらNumber1(ワン)。さっきまでの話はすべて聞いていた。俺が行くから、回復魔法師は大丈夫だよ。治療が必要な人の傍にいるのは飯尾さんだよね。そこにすぐ向か……ちょ、ちょっとNumber1(ワン)、絶対にその手離さないでくださいっすよ?! 死ぬ、死ぬっす!! …………こら、暴れるなってティア。本当に落ちるぞ』


 何故かその無線からは一度に二人の声が聞こえてきた。

 どちらも聞いたことがある。


 Number1(ワン)はもちろん…………この独特な語尾にティアと言う名前は湯楽隊員か?


 でも、手を離さないでってどういうことだ?

 情報量が多すぎる。

 それに今の風切り音は……。


 バサッ。


 そう考えていると突然、上空から風を切るような翼の音が聞こえてきた。

 すぐに武器に手を置き、上を確認すると。


「結構、早く着いたな。一時間かかってないよな、たぶん」


 そこにいたのは赤い翼をはためかすNumber1(ワン)……と、白目をむいて担がれている湯楽隊員の姿だった。


Number1(ワン)……ですよね?」


 俺はその疑問を素直に聞いた。


 そのお面にその声、間違いなくNumber1(ワン)だ。

 しかし、なんだこの赤い翼は? 飛んでいる?


「あ、ども。お久しぶりですね、飯尾さん。じゃあ、早速回復魔法かけますね。『ウォーターヒーリング・ダブル』」


 彼はその場で飛んだまま、龍園さんに回復魔法を掛け始めた。


 最初は龍園さんを中心に水球が出現し、その中に色とりどりな魚が現れる。

 それは爺さんの致命傷、治らなかった傷に吸い込まれていき、みるみる傷が塞がれていった。


 それから10秒ほど。

 魚が傷口を避けるようになり、魔法を解除した。


「終わりました?」


「多分、大丈夫です。俺もこの魔法って効いてるのかよくわからないんですよね」


「えっ?」


「あっでも、たぶん大丈夫。これ病気以外なら大体治るから。それで、えっと、魔獣は……あっちの方かな? じゃあ、そのおじさんとティアはよろしくお願いしますね!」


 彼はそう言うと、俺に湯楽隊員を優しく投げてきた。


 そして、魔獣が飛ばされ、竜也たちが向かった方向に飛び去った。

 目に負えないほどの加速で。


 それから数分後。

 Number1(ワン)と入れ違うように鈴菜を含めたチームメイト三人が合流した。


 鈴菜が言うには、龍園の爺さんの状態は極めて安定しているとのこと。


 良かった。

 本当に良かった。

 あそこで逃げなくて、引き返して。後悔せずに済んだ。


 そこで俺は一つ溜息をつき、地面にぐったりと大の字に倒れた。


 はぁ……また置いてかれちゃったかな。




 ******************************




「お、いたいた」


 俺は瀕死になっていた爺さんを助けてから、空気がぬめっと重い方に飛んで向かっていた。


 そこにいたのは……めちゃくちゃ気持ち悪い魔獣。


 えっ?

 なんで目がそんな沢山あるの?

 要らなくない?

 むしろ急所そんなに作っちゃダメでしょ。


 俺はその魔獣に突っ込まずにはいられなかった。


 色とりどりな肉をペタペタと表面に張り付けたような体に……いや、これが体なのか分からないけど。

 たぶん体、一番大きい部位だから。

 その表面に大小いくつもの目があった。


 うぇ、まじ気持ち悪い。

 夢に出てきそう……。


「グルリャアァォァィッッ?!」


 いきなりその魔獣が痛みの悲痛な声を上げた。


 お、無線で言ってた人たちかな、戦ってる。


 ……って、神さんと淡谷くんじゃん。

 なんでこんなに早く到着してるんだろう。俺よりも遠い場所からのはずだったのに。


 って、それよりも。


「俺要らなくない?」


 下で行われている戦闘を見ていて、俺は素直に思ってしまった。


 肉塊の動きはそこまで機敏じゃない。


 淡谷くんが右手に持つ緑色の剣を振ると、その軌道上に密集した緑葉の斬撃が生まれる。カッコイイ。

 その斬撃の発動と同時に、左手のオレンジ色の剣を振ると、灼熱の炎が放出される。


 緑の斬撃は肉塊を削り、炎が葉に引火し、さらに大きな攻撃を肉塊魔獣に与えていた。


 そこに加わるのが、いつもよりカッコいい神さんだ。


 白い髪に如何にも美男子って感じの羽衣。

 コスプレかな?


 でも、能力は凄かった。


 手に持っている扇子? 団扇? みたいなものを仰ぐと突風が起こる。

 それがさらに淡谷くんが起こした炎を増大させている。


 まさに圧倒的な連携技。


 あー、超カッコいいわ。

 連携技とかやってみたいなぁ。


 すると、魔獣の反撃。

 炎の竜巻の中からニョロっと肉塊の触手が二人を襲う。


 うわっ、気持ち悪いのと最悪な攻撃だな。


 その触手は二人の放った炎を纏いながら二人を徐々に追い詰め始めていた。


 この戦闘はもう少し見てみたかったけど、ちょっと手を貸すか。


 俺はハニカムシールドを展開し、二人の少し後ろに着地し、アイの防具化を解除した。


「防御は任せてください。二人は攻撃に専念して」


 俺はそう言って、迫りくる触手全てに五枚の半透明なシールドを操作し、全て相殺した。


Number1(ワン)か」

「お、凄いっすね、そのスキル! あとで教えてください!」


 二人は特に驚くこともなく、防御から攻撃に姿勢を変える。


「それよりも何ですか、あの気持ち悪い魔獣。絶対夢に出てきますよ」


 俺は笑いながら二人にそう言った。


「違いない」


 神さんのイケメンスマイル。


「いやー、本当にそうっすよね。これでレアドロなかったら最悪」


 淡谷くんはしゅんとしながら、そう言った。


「それじゃあ、俺は二人の連携技をもっと見てみたいので派手にやっちゃってください!」


 俺の言葉で二人は防御など一切気にせずに走り出した。

 肉塊魔獣の右側に回り込んだのは、神さん。


『空龍乱舞』


 扇子から小さな白い竜が現れる。

 何体も。

 それらは、踊り狂うように肉塊の周りを動き始め、当たった場所から切り傷が生まれていく。


 次は俺がと、言わんばかりに左側に回り込んだ淡谷くんが同時に両手に持つ長剣を振り下ろす。

 何度も何度も。そして、赤と緑と白の色だけがこの場を支配し始めた。


 まさに肉塊魔獣の周囲は地獄絵図。

 舞い踊る小さき龍、吹き荒れる異常な硬さの緑葉、燃え狂う炎。


 それでもなお地獄の中から攻撃を仕掛けてくる肉塊。

 もちろん全て俺が相殺する。


 もはや一方的な展開になっていった。


 まあ、日本の三トップが揃えばこんなものか。

 でも……連携楽しい!!

 そう考えると、仲間が欲しくなってしまう。

 けど、弱いと弱いで育てるのが大変だし。パワーレベリングってあまり好きじゃないんだよな。


 そこらへんに天才とか、ポンって現れないかなぁ。


 そんなことを考えながら、俺達は肉塊魔獣を地獄の中トドメ、ハメ技を敢行した。

 ゲームにだってハメ技はある、悪く思わないでくれよ。






 それから数分……数十分……三十分と経過した。


 うん、こいつの体力どうなってんの?!


 もちろんそう思っているのは俺だけじゃない。

 疲労感を溜めてきた淡谷くんに、大粒の汗を流す神さん。


「これどうなってるんですかね? 体力バカなんですかね?」


 そう疲れた声で言っているのは淡谷君だった。


 うん、わかるよその気持ち。

 俺もそろそろ防御だけってのは疲れてきた。

 防御は防御で結構神経すり減らすからさ。


「やっぱりあれだよね。あの見たこともないスキル」


 俺は大きな声でそう二人に言った。


「うーん、たぶんそうじゃないっすかね! じゃないと、腑に落ちないです!」

「俺も同感だ」


 一瞬、炎の壁から肉塊の姿が見えたその時を見計らって、再び異世界鑑定をかけた。



【status】

 種族 ≫

 レベル≫612

 スキル≫生命吸収Lv.max

     放出Lv.max

     防御特化Lv.max

     威圧咆哮Lv.max

     ホープLv.max



 やっぱり気になるのは一番下の「ホープ」だよな。


 他のスキルは名前を見れば何となくは理解できる。

 それとこいつ自体の存在の歪さも。


 名前がなく、あらゆる生命を吸収し続け、放出で攻撃する。

 そして、唐突に叫ぶ気味の悪い雄叫び。


 もはやこいつを魔獣の一言で片づけていい存在なのか疑問だった。


 ホープか……直訳で「望む」。

 ダメだ、考えても意味が分からない。

 望むってスキル自体がフワッとしすぎなんだよ。


 でも、このままハメ技を続けたとしてもこいつが倒れる保証もないわけで。

 ……仕方ないか。


「二人とも、俺も攻撃していい?」


 その言葉に二人は縦に首を振った。


 やった!

 許可は貰ったぜ。


 とりあえず、効果のありそうな魔法を片っ端から試していくしかないよな。


 軽く準備運動をして、っと。


『電速』


 一瞬で俺は肉塊の目の前に現れる。


『瞬間凍結・氷雪世界』


 そいつに手を添えて、凍らせた。


 これでどうだろうか。

 大体の魔獣ならこれで粉々なんだけど。


 すると、肉塊がブルブルと小刻みに震え出した。

 パリンッ。


「グルリャアァォァィッッ!!」


 ダメかぁ。


 じゃあ……。


『ショット』


 俺は右手で電撃を纏った掌打を繰り出す。


「グルリャアァォァィッッ?!」


 その一撃で肉塊は体を麻痺させられる。

 続けざまに指を銃の形にして、魔法を発動する。


『黒雷撃』


 放たれた黒雷の一撃は確実に肉塊の中心に風穴を開けた。


 しかし、すぐにそれは意味がなくなる。


 ブクブクと肉が繋がれていき、すぐに塞がれた。


 これもダメかぁ。


 俺は後ろにバックステップを踏み、着地と同時に魔法を発動する。


『秋風索漠』


 灰色の風が優しくこの一帯を撫でる。

 その瞬間、近くに生えていた草木は枯れ、塵となり遠くへと吹かれていった。


 そして……。


「グルリャアァォァィッッ?!?!?!」


 効いた。


 奴の体は爛れるように溶けていき、徐々に小さくなっていった。


 まさか……とは思っていたが、予想通りとはな。


 秋風索漠は最初、草木などを枯らすだけの弱い魔法だと思っていた。

 しかし、実験と分析をするにつれてそれが違うことに気が付いた。

 この魔法の本質は命を刈り取り、塵へとすること。

 その命は手で握りつぶせるほどの小さな命か死を望む命、これを指していたのだ。


 今回の相手、まさかとは思っていたが。


「こいつ魔獣じゃないのか」


 俺のその呟きに初めて二人は驚きの表情を浮かべた。


 魔獣とは本来名前のある存在。

 それにスキルや魔法の構成もその魔獣独特の進化を遂げている。


 しかし、こいつのスキル構成は歪なのだ。

 まるで俺たちのように後からスキルを入手したかのように。


 元から持っていた……という感じのスキル構成ではないのだ。


 恐らくこいつは……。


 肉塊の表面が徐々に爛れていき、そこにはこいつの母体となったであろう生命が姿を現した。


「犬?」

「犬ですね……」


 そこにいたのはどこにでもいるような普通の野良犬だった。

 名前がないということは名付けされていない。

 要するに野良の生物ということになる。


 俺はゆっくりとその犬に歩み寄った。


「……ゼェ……ゼェ……ゼェ」


 死にかけていた。

 それに……。


「死にたいのかお前?」


 俺はその犬に尋ねた。


「……ゼェ……ゼェ……ゼェ……」


 小さく力を振り絞って首を動かしてきた。


 なるほど。

 わかったよ。


 秋風索漠の効果を受けている時点で感じてはいた。


 こいつは死を望んでいた。


 こいつのスキルには吸収スキルがある。

 あれは絶対に取得してはならないスキルなんだ。

 サリエス師匠からいくつか習得してはならないスキルの存在を聞いた。


 その一つが吸収系のスキル。


 特に生命を吸収するスキルは自我を失う。

 数多の生命の記憶や思考全てが一つに集約されるのだ。

 そして、それらは魂となりその者を蝕み続ける。


 その結果、異世界では自殺志願者があとを絶たなかったようだ。


 この犬、この世界になって生きることに必死だったんだろう。

 魔獣は人間も普通の動物も全てを殺す。


 だから、この犬もスキルを習得して対抗していくしかなかった。

 でも、スキルが悪かった。


 いつの日か思うようになったのだろう。

 死にたい、と。

 誰かも知らない声を毎日聞き続け、知らない記憶で頭がおかしくなる。


 それが俺の魔法を受けた結果が示している。


 死を望む命を刈り取る、無残な俺の魔法。


 すると、その犬の瞳から一滴の涙が落ちた。


「大丈夫だ、一瞬だ。よく頑張ったな」


 俺はそう言って、犬の瞼を下ろし優しい声で魔法を発動する。


『瞬間凍結』


 犬の体が凍った。


 抱き上げるように優しく持ち上げると、その体はさらさらと砕けていった。

 その氷は海風に乗り、空へと舞い上がっていった。


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