表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの日地球にダンジョンが出現した(~ニート × ファンタジーは最強です~)  作者: 笠鳴小雨
【第7章】7年の空白~閑話短編集~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

143/144

オープニング前

 


 ようやく撮影がスタートしようとしていた。


 世界でもまだまだ数少ないダンジョン内をテレビ局が撮影し、声優アイドルに中のレポートをさせるというものだ。

 おそらくそれだけの文言を聞けば批判の嵐となり、スタッフやテレビ局への苦情が鳴りやむことはないだろう。


 しかし、それを可能にした存在がいた。


「改めまして、今日はよろしくお願いします」


 胡散臭いおじさんが話掛けてきた。


 ワイシャツにチノパン、肩にカーディガンを掛けると言う時代遅れまっしぐらなコーディネートをしているテレビ局をお偉いさんらしい。肩書は忘れた。

 エーディーやら、ディレクターやら……肩書多すぎて意味が分からない。もっと分かりやすくしてほしいものだ。

 せめて「こういうことやってる人でーす」ぐらいに噛み砕いて素人には説明してほしい。


「頑張ります。秋様のために全力で」


「では、ダンジョンの入り口前でオープニング撮影から開始ですので準備お願いします」


「はーい、了解です」


 とは言いつつも、オープニングって何を言えばいいのだろうか。


 なんとなくの流れはスタッフに説明されているし、事前の資料にも書いてあった。

 言えばいい台詞らしいシナリオも用意されており、そのまま喋れば何事もなく終わるのだろう。秋様に迷惑を掛けるわけにもいかないし、その指示に従おう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ピッコマ様にて SMARTOON連載開始‼
※ ↓ 画像をタッチ又はクリックすると公式ページに移動します ※
i492363
webから大幅加筆された『あのダン』が2巻まで発売中!!
別ルートを辿る新たな”繋がり” や ”戦い”がすでに始まっている!
そして2巻では『あのラスボス』が早くも登場!?

はるちか先生による、コミック4巻が発売中‼
※ ↓ 画像をタッチ又はクリックすると公式ページに移動します ※
i492363
― 新着の感想 ―
[一言] 三度目の読み直し終了。 改めて読むと突っ込みどころがちょいちょいあるなと再確認。 ・・・そろそろ続きを・・・
[一言] えっえっ、次話は?後日談をワクワクしながら読んでたから完結してるのショックですわ
[一言] アマゾンさんで小説の電子版を2冊読ませていただきました。あちらの方が大分読みやすくなっていますね。お疲れ様でした。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ