表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

異能世界の成り立ち

準初投稿です。

ある時、1人の子供が生まれた。

その子供は特別な力を持っていた。

物を触れずに動かす力、サイコキネシスを。


たちまち力の存在は全世界に知れ渡った。

それと同時に最初の子供と同じ様に、「異能」を持つ子供が世界中で生まれ始めた。

パイロキネシス、テレポート、怪力、超音波。

そしてその子供たちが大人になる頃に、とある事件が起きた。


「ニューヨーク大虐殺」、その事件はそう呼ばれた。

死傷約160名。

その犯人は1人の異能者によって、引き起こされた。


「ジェイブ•ハミルトン」

彼の異能は「支配(ジャック)」。

自分の意識を他人に移し、その体を操るという能力だった。

ジェイブは最初の体から、1人殺害しては次の体、というふうに、被害を広げていった。


ニューヨークは殺戮の街になりかけた。

しかし1人の男が立ち上がった。


彼の名は「ジョージ•ウェイストン」。

彼はひどく単純な男だった。

しかし正義漢でもあった。

さらに彼は異能者だった。

そのことが、彼を立ち上がらせたのだった。


彼の異能はシンプルな物だった。

しかし、彼には特異性があった。

異能が2つあったのだ。

抵抗(レジスト)」と「加速(ブースター)」。

彼は抵抗で支配を退け、加速でジェイブを追い詰めていき、拘束した。


こうして世界で最初と言われている、異能犯と正能者が現れた。

それからと言うもの、各国では警察や軍に続き、対異能部隊が組織されるようになり、犯罪者といえば異能持ちが普通になった。


今では全人口のおよそ6割が異能者になった。

先進国では、街に1つずつの割合で正能組織と異能犯

組織が存在するようになった。

大都市ならもっと多くの組織が。

正能組織も民間から国営まで、異能犯組織も大組織から個人グループまで、街中に見られるようになった。


そんな世の中で、日本の片田舎に、時代に取り残された町があった。

「紫蘇町」、ここには正能組織も異能犯組織もなかった。

しかしそこには今はほとんど消えてしまった、ヤクザがいた。

これは、そんな時代に取り残された町を拠点にする、ヤクザ達のハートフル()な物語である。



評価、アドバイス等、よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ