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Link  作者: ステレイ
すべての出会いは運命である
5/9

少女の違和感

遅くなりました。


「……そうか。」


少年は黙り込んだ。

少女は相変わらず無表情だ。


沈黙が続いた。

それでも、少女は今の沈黙は今までのものとは違う事が分かっていた。


目を閉じてその沈黙を感じていた____


「ん?」


少女は違和感を覚えた。

感じていた?いま?この沈黙を?

少女は感情が無いはずだ。


感じていた、の?

バッと少年を見た。


少女の突然の行動に少年は目を丸くしていた。


「……どうしたんだ?」


「…感じていた。」


「何を?」


「沈黙を。」


「沈黙?」


「そうだ。」


「そうか。」


少女は満足そうに頷いた。相変わらず無表情で。

少年は、少し期待したような瞳で少女に問いかけた。


「…外に出てみないか?」


「外?」


「そうだ。すぐそこの、庭に。」


「外出は、届けを出せば大丈夫だが…君がここにいる事は問題にならないか?」


「………どうにか、する。」


「そうか。」


「そうだ。」


「……一つ聞くが、ここがどういう所か分かっているんだよな?」


少年はなんの迷いもなく頷いた。


「そうか。…君も、いや。何でもない。」


「それでは無い。その逆だ。」


「……逆。」


「そうだ。逆だ。…でも、とりあえず外に出よう。」

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