シューマイ
掲載日:2026/09/13
極限まで蒸し揚げられた
香ばしい肉の香り
薄い小麦粉の皮に包まれた
豚肉と玉ねぎのコントラスト
カラシをちょっと
醤油をたっぷり付けて
頬張る至福
私はシューマイの虜
「美味い…」
「美味しいね」
彼女も幸せそうに食べている
「ここのシューマイを知ってしまうと
他のシューマイが食べられなくなるな」
「え?」
「どうした?」
「何言ってるの?」
「…何が?」
「ギョーザでしょ?」
「え?」
「ギョーザ!」
「いや…」
「もう一皿頼もっか
私まだまだイケる!」
「シューマイ…」
「すみませーん!ギョーザ追加」
…
「お待たせしました
追加のギョーザです」
…シューマイが届く
「シューマイ…」
「シューマイも頼むの?
すみません!シューマイください」
…
「お待たせしました
シューマイ一人前です」
…ギョーザが届く
「ギョーザ…」
「この店シューマイも絶品なのよね」
「…うん」
「どうしたの?食べないの?」
「ああ、いや食べるよ
シュ…ギョーザ」
ギョーザと呼ばれる
シューマイに箸を伸ばす
「シューマイは?」
「あ、ああ食べる」
「あれー?お腹いっぱいになっちゃった?」
「い、いや食べるけど…
お茶飲もうかな、烏龍茶」
「すみませーん
烏龍茶お願いしまーす」
…来るのだろうか
私の知ってる烏龍茶が




