84.式典のその後
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式典はあの後直ぐに切り上げられた。次の悪魔が来ないとも断言出来ない状況で民衆を何時までも広場で立たせているわけにはいかないと判断した国王は彼らを帰させた。
国内の兵により急遽編成された事後処理部隊は“極光”が輝いた地点へ赴く準備を進める。それはセーギの『あの一撃』で何か周辺に影響を起こしていないか調べる為と、次の悪魔襲来に備える為でもある。
そうして慌ただしい日々が過ぎて今日で5日。次なる危険はとんと顕れず、人々もこわごわとだが普段の日常へと戻っていく。
〈アヨーディ王国〉は周辺国家の“大聖国”や“帝国”、それに幾つかの他人種国家からも“占星術”の結果や安否確認、詳細説明を求める声など、様々な対応に追われることになった。
そんな中で、彼女達の日々も『次』に移ろうとしていた。
――――――
「……高い」
「……高いですね」
食料品店で香辛料の値段を見ながら唸っているのはシータとルミーである。例に漏れず外出ということで何時ものローブである。
何故香辛料を見ているのかといえば、セーギへアプローチする為に好きな料理を作って振る舞うことを考えたからである。そのセーギが好きだと言っていた料理は香辛料がふんだんに使われており、彼女達はこうして材料の下見の為に空いた時間でお店に赴いたのである。
「安く流通するようになったとは言っても普通の食材と比べればまだまだ割高です」
ルミーは乾燥した種子が入った容器を見ながら憂鬱そうに言葉をもらす。
「日常的に使うには覚悟が要る値段ね」
それに同意するようにシータは手に持った粉末状の香辛料を棚に戻す。
「帝国に行けばもっと安価に仕入れられそうですが……」
「帝国かあ、でも海を渡らないといけないし……。あ、あの子に頼んだら送ってくれたりしないかな?」
「『あの子』……シータちゃんが悪魔討伐の時に共闘した聖女の方ですね。確か帝立学園に在籍してましたね」
「うん来年卒業だったかな? それとももう一つ上の学舎に進学するかもしれないけど。……それで別れる前に『何かあれば頼ると良い』って言われてたからどうかなって」
一通り店内を物色した2人は外に出る。
陽が顔を出してさほど時間は経っていない。そんな朝の時間にシータとルミーは街中を歩いて行く。向かうのはセーギの家である。
「その方は他に何か言ってましたか?」
「んん~……、次に帝国へ赴く機会や用事はあるのか? とか、帝立学園に通う気は無いのか? とかそんな感じのこと」
「それって……」
「どうしたの?」
「……シータちゃん、その方とはもしかしてお友達に?」
「え? 何で? 1回共闘しただけだよ?」
「…………」
シータの曇り無き眼を見てルミーは遠い目になる。
……人見知りしのシータが1人で自発的に友人など作れる筈が無かった。『あの子』なる人物の健気なアプローチは空振りに終わったわけである。憐れ。
「……まあ友人でなくともお世話になった方ですし、何か改めて御礼を送るか……又は自分で持って行くというのも有りかもしれません」
同じ立場の聖女である『あの子』のことが不憫になったルミーは何とかもう一度接点が持てるように助言する。上手くいけば新たな友人が出来るかもしれない。
「そうね……、結局私、急ぎでこっちに帰ってきたからきちんと御礼も言えてないし。うん、何か用意しとこう」
「ええ。きっと喜んでくれますよ」
そうして歩きながら2人は道行く人々を見る。
何時もと変わらぬ日常。変わらぬ人々。……そういうわけでも無かった。少し彼らへ意識を向ければ気付くことがある。それがこの都市に起きた変化。
例えばたった今目に付いた加工肉のお店。そこで買い物をしている幾人かの主婦や中年の男性達。それだけ見れば何の変哲も無い日常の風景。しかしシータとルミーの強化されている聴覚は彼らの雑談をしっかりと拾っていた。その内容はこれまででは聞けないような内容であった。
「あれからもう5日ね~」
「式典からもうそんなに経ったの? 昨日みたいに感じられるわ」
「ええ私もよ。……あ、そういえば聞いた? ラーヴァナ様、先日孤児院で子供達と遊んでいたらしいわ」
「え? そうなの? ……私知らないわその話し」
「俺は偶々近くを通り掛かって見たぞ」
「どうだった?」
「何か子供に集られて木登りの木みたいな扱いをされてたな。小人の女の子なんて頭に乗って角に掴まってたな」
「あー、大っきいものねえラーヴァナ様。他には何かしてたの?」
「後は一緒に庭にある畑の手伝いしてたな」
「……魔王なのよね?」
「魔王らしいんだけどなー……。如何せんやってること近所の兄ちゃんと変わりねえな」
「でもラーヴァナ様って確か普人の姿もあったわよね? あながち間違ってないかもしれないわね」
「そういえば普人の時の顔ってまだはっきり公表されてなかったな」
「私にはわかる。きっと男前……いえ美男子よ」
「いや、それはどうなんだ? 顔なんか外套の所為で目元しか見えなかっただろ。何でわかるんだよ」
「何でって……そっちの方が夢があるじゃない。あんただって聖女様って聞いたら美人さんを思い浮かべるでしょ」
「確かに」
「そもそも勇者様や聖女様が美男美女なのは常識じゃなかったかしら?」
「馬鹿お前、それって有名になってる人がとりわけ美人なだけだよ。聖女様達全員があの聖天戦乙女様達みたいな目ん玉飛び出そうな美人じゃねえよ」
店の前でそんな会話をしている彼らの横をシータとルミーは黙って通り過ぎる。そのまま歩いて行く2人の背後ではまだ彼らは雑談に花を咲かしている。その話題の中心にあるのは現在この都市の変化の原因でもある『魔王ラーヴァナ』とそのもう一つの姿である『青年』だ。
「……セーギ様。もしお顔を知られてたらあんまり外出は出来なかったかもしれませんね」
「そうね。私達みたいにローブが手放せなかったかもしれないわ」
現在の〈城塞都市クルルス〉で『魔王ラーヴァナ』と言えば知らぬ者無しのビッグネームである。
「……【醜穢なる邪霊】の1体が滅びたと大聖国が正式に公表したのが大きいですね」
「悪神の封印に伴い行動に制限が掛かっていた最高位悪魔。それが自由に動いたとなると大きな被害が出るのは必定」
「だからこそ代々の“星詠みの巫女”は占星術によって悪魔の動向を監視していました。……しかし巫女がタルウィの襲来に気付けたのは丁度こっちに出現した瞬間だったようです」
「まさか自力でこっちまで乗り込んで来るなんて……それに直前まで動向が把握出来なかったということは……向こうも今までとは違う力を手に入れている可能性が高いわ」
「より一層の警戒が必要になりそうですね。【醜穢なる邪霊】は勿論そうですが、他の悪魔による被害の増加も無視出来ません」
世界の各地では悪魔が関わる被害や事件などが例年より増加している。それから予想されるのは【悪神】に施した封印が弱まっているのではないか、ということである。
現にこの〈アヨーディ王国〉、そのクルルスの都市で限って見ても解決した悪魔関連の事件がこの短い期間で4件もある。そのどれもが対応を誤れば大きな痛手を被っていたと思わせる規模の物ばかりである。
「あとは……あの時に出会った……」
「そう、ですね……あの御2人のことも……難しい問題です」
シータとルミーは一番直近で発生した悪魔の事件、その渦中で自分達が邂逅したあの双子の女性を思い出す。あの純白の翼、“比翼の天使”の姿を。
双子は聖女達を【天外領域】に閉じ込めた。その時に言っていた「都市が滅ぶまで足止めをする」という言葉。
実際に4人の聖女が都市から完全に隔離されたこと。
都市を襲撃する為に悪魔タルウィが来ていたこと。
その2つの出来事から考えれば双子の行動は此方と敵対する物であったと思える。
しかしどうしてもそう断ずることが出来ない。
4人が【天外領域】から解放された時、彼女達が居たのは北門の外……つまり都市の外であった。初めに考えたのは都市の中では既に襲撃が始まっており、その地点から少しでも離れさせるのが目的だということだった。
しかし襲撃者である悪魔はまだ数十㎞は離れた場所に居た。あれだけ距離的余裕があれば彼女達に取れる手段は多くなる。少なくとも都市への被害は最小限に抑えられた筈である。確かにあの双子との戦闘で体力は消耗していたが、それでも気力は十分に残っていた彼女達なら連戦は可能であった。
つまり結果だけを見るなら双子が行ったことは体力を使わせただけである。その消耗した体力も悪魔が襲来するまで瞑想でも何でもすれば回復出来る範囲だった。
そんな遭遇してしまった一連の事態を彼女達は式典が終わるとセーギ、そして聡明なセレネを交えて話し合った。その時に出した結論は―――
「―――保留」
「そして私達の戦った相手が……天使様、だというのも秘密にする。……公表するわけにもいきませんから」
「特に大聖国には報告出来ない話だね。まさか私達が祈りを捧げる神、主様が生み出し世界の調停を任されている筈の天使」
「【不滅の聖霊】様が敵の立場に居る」
それはとてもではないが信じがたい、しかし現に彼女達の目の前に出て来てしまった問題だった。
「悪魔と協力はしてる。……でも完全に手を組んでるわけじゃ無い。それに私達人間を積極的に滅ぼす気も無いみたいだし」
「何か……理由があると考えるのが自然ですが……」
聖光教会で信仰しているヴィージャル教。その信仰の対象は主神ヴィージャルは元よりその神に使える天使【不滅の聖霊】もそうであった。
その【不滅の聖霊】に属する天使が2体。“態命のハルワタート”と“賦活のアムルタート”。
“比翼の天使”だけが悪魔に与しているなどと楽観は出来ない。全ての天使が敵に回っているかもしれない可能性に敬虔な信徒であるシータとルミーが受けた衝撃は計り知れなかった。
ショックを受けていた2人を心配してか友人であるセーギやディアンサスは当然として、そこまで親しくしていたわけではないロベリアやセレネまでが息抜きをした方が良いと進めたほどである。
5日経ってある程度彼女達も持ち直してきた。最初の時も別に憔悴するほどではなかったが、それでも見るからに精彩に欠いていたのだ。
「……何時までも落ち込んでいるわけにはいかない」
「そうですね。皆さんにも心配を掛けていますし」
確かに2人は自分が信仰を捧げていた存在が敵対者になっていたことに酷いショックを受けた。それでもこうして気力を取り戻せた。それはあの“比翼の天使”が自分達にそこまで明確な敵意を向けていなかったのが理由としては大きいが、他にもある。
シータとルミーは今までのこととこれからのことを考え、話し、道を歩いて行く。
擦れ違う人々は誰もが新しく生まれた『英雄』の存在に興味津々であり、よく話題に出している。以前よりもそこに親しみが見えるのは式典という公の舞台に彼が出て来たことだけが理由では無いのだろう。やはり自分達と同じ『人間の姿』を持っていたことで少なくない同族意識を抱けたのも大きな理由だろう。
――――――
シータとルミーはセーギの家の前まで辿り着く。彼の家の近くまで来ると彼女達の足取りが軽くなったように見えたのは見間違いでは無い。
「最近はお互いに忙しくて顔を合わせる時間が減りましたよね」
「うん……すごく久し振りな気がする」
「……前に顔を合わせて2日も立ってませんよシータちゃん……」
シータの発言にルミーは突っ込むが……彼女もその気持ちは理解出来るのでその顔には微笑みが浮かんでいる。2人はこうしてセーギに会いに来られたのが嬉しいのだ。
シータはそんな浮いた気分で扉のノッカーを打ち鳴らす。
「セーギ君。私、シータよ。ルミーと一緒に来たわ」
反応は直ぐにあった。扉の向こうから歩いて来る音がする。
玄関の鍵が外され、そしてドアノブが動く。
「―――いらっしゃい、シータ、ルミー。今日は……」
にこやかに扉を開いたのはラフな服に袖を通したセーギだった。
普通の市民のような格好をしたセーギは外の様子にしばし固まる。
……そして玄関前に立つルミーに声を掛ける。
「ええと……シータはどうしたの?」
「……はぁ……またですか……」
ルミーは額に指を当てて溜息を吐き、セーギが視線を向けている方へ自分も目を向ける。
―――シータは何故か家の角に身を隠しながら玄関の様子を伺っていた。
懐かしい光景。あれは“赤獅子”の隠れ家へ突入した後の態度にそっくりである。あの時もシータはこんな風にセーギの視線から身を隠していた。
そしてルミーには見えていた。扉が開き、セーギの姿が見え始めた瞬間からシータの顔面が一気に紅潮したことを。そして扉が開ききる前に高速で家の角へ飛び込んだことに。―――ルミーにはわかる。あれはシータの照れ隠しだ。
「もうっ、シータちゃん。そんなところに隠れてないでこっちに来て下さい。ほら」
「……ぅぅ……まって、あとちょっとだけ心の準備を」
「私だってドキドキしてるんですからシータちゃんも頑張って下さいっ」
うだうだ言うシータをルミーは引っ張り出す。身体能力は圧倒的にシータの方が上だが為す術無く引き摺られる。
何が何だかわからないセーギは苦笑いしながら見ていることしか出来なかった。
――――――
とりあえず2人を家に上げたセーギは居間まで案内する。もう人目を気にすることも無くなったシータとルミーはローブを脱ぐ。……シータは顔を隠したがって脱がなかったがルミーが力ずくで脱がせた。
「……あ、髪留め。……今日も付けてくれてるんだ」
「あ、は、はい。今日も付けてます」
「……っ……っ!」
セーギの指摘に、ルミーは頬を少し赤くして髪留めを指先で撫で、シータは首を小刻みに縦に振る。
シータの黒髪には薄桃色の睡蓮。ルミーの金髪には白色の茉莉花。
2人の髪に付けられている髪留めを見てセーギは照れ笑いを浮かべる。
「その、えっと……前にも聞いたけど……気に入ってくれた?」
「それはもう……ねえシータちゃん……っ!」
「……あひ……っ!? ……う、うん! すっごく気に入ったよ!」
ルミーに指先で臍を突かれたシータは慌てて髪留めが気に入ったとアピールする。
あのデートした晩に2人は気持ちを新たにした。それなのにシータは再び雑魚……引っ込み思案になってしまった。だからルミーはそのフォローに回っている。……あの晩のやりとりは何だったのか……まるで成長していない。
そんな2人の内面など知る由も無いセーギはただ素直に喜ぶ。
「そっかあ、良かった。……よく似合ってるよ。……うん、綺麗だ」
笑顔で2人を褒めるセーギ。
不意打ち。シータとルミーが受けたダメージは甚大。心臓が強く跳ねる。
「……ど、どうしたの?」
「……何も」
「お気になさらず」
セーギの問い掛けに答えたのは、何故か手に持ったローブで顔を隠したシータとルミー。もう片手は胸に当てられている。
ローブの下の顔は勿論真っ赤で、胸に置いた手は激しく脈打つ心臓を抑えるように力が込められている。セーギの不意打ちは強力であり立て直すには時間を要する。……シータもそうだがルミーも割かし防御力が低かった。
「……まあ座ってよ。今からお茶でも煎れるから」
「あ、そんな、……お構いなく」
「いいよいいよ、気にしないで。……実は友達にお茶を振る舞う機会が無くて……駄目かな?」
そんな言われ方をされれば頷かないわけにはいかない。シータとルミーはローブを下ろすとお茶を頂くことにして席に座る。
シータもこうして言葉を交わしていけば慣れてくるようで、目は合わせられないが逃げるようなことはしなくなる。ルミーはそれで一安心すると、台所に行ったセーギを見送ったあとシータに耳打ちする。
「シータちゃん。もうちょっと何とかなりませんか? シータちゃんがそんな調子だと私がアプローチしづらいんですが」
「だ、だって……っ、……だってセーギ君……薄着……だったし」
「……薄着って……そ、そこまで気にするほどですか?」
これまでのセーギは青いロングコート姿で居るのが多かった。しかしあの服装は大勢の人に見られた為、注目を避ける意味と“実験”も兼ねてセーギは店売りの服に袖を通している。
今のセーギは半袖に薄手のズボンといった服装である。……確かにこれまでの服装と比較すれば格段に薄着ではあるが―――
「―――模擬戦中はもっとあられもない格好になりますよね? だって何時も訓練用の服がボロボロになっててシータちゃんが縫い直してたじゃないですか」
「そ、それとこれとは別なの……っ。だって模擬戦中は血だらけになるからそんなことに気が回らないし……それに……デ、デデっ! デっ、デートの日からっ! 模擬戦してないし……っ!」
「何度も思ってますけど血だらけになる模擬戦って何ですか……」
美しい容姿に優しい心を持って産まれたシータ。しかしその根っこの部分は戦闘民族染みた性質がある。
シータが今の強さに至ったのは天稟があった結果ではある。だがやはり彼女自身が異様に自分を痛め付けるように修練したことも理由として大きいというのも又事実。
そんな眠っている間の夢の中でさえ剣を振っていそうなシータはちょっと拗ねたようにルミーから目を逸らす。
「だから、模擬戦中はそんなところに意識はいかないの。……でも今は、その、見ちゃうというか……ルミーはセーギ君のこと見てないの?」
「…………」
見てる。ばっちり見ている。意中の相手が薄着なのに意識しないなんて有り得ない。
「ほら、何時もは厚着だからわかりにくいけど……凄いの」
「…………」
「だから……今日は余計に、恥ずかしい……」
セーギは一見細身に思われるがその実、脱いだら凄い。
肩幅は広く手脚も長い。そこに付く筋肉は一つ一つがはっきりと浮き上がり彫刻のような美しさと鍛え抜かれた刀剣のような鋭さを併せ持つ。差し出された手を握った時などはその逞しさにはっとする。
「……シ、シータちゃんがそんなこと言うから私も意識しちゃうじゃないですかっ!?」
喉元とか鎖骨とか。ルミー的にはかなり『あり』である。触ってみたいとか思った。
「ふ、ふふふ……ルミーも私と同じ苦しみを味わえば良いんだ……」
「道連れはやめてくださいっ」
こんな体たらくで本当にセーギの心を射止められるのか心配になってくる。もしこれで自分達よりも積極的な女性が現れればどうなるのか……低レベルな争いを繰り広げるシータとルミーは内心不安を抱えることになった。
ちなみにお茶を煎れに行ったセーギはといえば―――
(髪飾り気に入ってくれてたーっ!! 嬉しい、けど気恥ずかしいーっ!!? んぁあああああああああっ!!? これ何て言葉にしたら良いんだーっ!!? て言うか今日はマリーが居ないから女の子しか居ない緊張するー!!?)
―――台所で身悶えしながらお茶を煎れるという奇行をしていた。彼も色々と駄目だった。
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