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35.シータちゃんはとっても―――

 人工太陽に照らされた植物の楽園。緑と花の色彩が瑞々しい輝きを放つ一室。この部屋の主であるロベリアは本来なら有り得ない事だが、この個人的な空間に客人達を招いていた。

 客人であるセーギとルクミニーとディアンサスの3名は事前に用意されていた椅子に腰掛けて一つのテーブルを囲む。彼等の前に温かいお茶が振る舞われている。

 体に良い薬酒を混ぜた紅茶。発酵茶葉が酒精と共に芳香を広げ果実感の有る香りを客人へ届ける。


 ―――シータが逃げ出……何処かへと去ってしまった後、ルクミニーからの提案によりアバドン討伐の当事者達がこうして集まる事になった。教会や国の重鎮達へ今回の報告を上げる前に自分達で事態の認識を擦り合わせようと考えての会合、セーギはそれを快諾しロベリアが場を提供する形で現在に至る。

 ちなみにアバドンの亡骸はディアンサスが魔法の鞄(マジックバッグ)に回収する事で片付けた。回収したそれをどうする気なのかはセーギには分からなかったが直感でディアンサスが信用出来る相手と判断し、アバドンの亡骸の扱いは彼女へ一任する事にした。


 花から発せられる甘い匂いや植物特有の青臭さ。それらの香気がまるで森の中にでも居るかのように思わせる室内で、セーギ達は一口で上等だと分かる紅茶を飲みながら話しを始める。


「そういえば他の暴力団(ギャング)はあの後どうなりましたっけ」

「セーギさんが頑張ってくれたお陰で依頼の件は無事に完遂。赤獅子と巨椀の首領、その身柄は私の手の中」

「そうですか」

「ええ。ありがとう。約束した報酬はきちんと用意してあるから……しっかり受け取ってね?」


 セーギは自身が関わった事の顛末をロベリアから聞かされ、それも決着したと知って少し肩の荷が下りた気がした。救われたのだ。少なくとも、セーギがこの目で見た子供達は全員。

 セーギは湯気を立てる紅茶へ口を付ける。果実のリキュールを垂らした紅茶が胃の腑へ落ちると体を芯から温めてくれる。


 そしてルクミニーはセーギの話しが終わったのを確認すると今度は自分がロベリアへ話し掛ける。


「……赤獅子の首領、レグルスは教会(こちら)で預からせて頂けると助かるのですが? “覇蛇崩脚”のシールパルナ様?」


 穏やかなルクミニーの声音。聞く者を安心させる優しい言葉だが……瞳に込められた輝きは相反して射貫くような鋭さで以てロベリアへ向けられる。

 要求は一つ。今回の件に於ける首謀者、赤獅子の首領レグルスの身柄。外見の淑やかさからは想像が付かない強さを発してルクミニーはロベリアへ要求する……だがロベリアは微笑みとその威圧を軽く受け流す。


「ふふ。ただでは引き渡せないわねぇ? ……“守護聖壁”のルクミニー様」

「……邪教との繋がりが疑われるレグルス。教会で()()させて頂く方が安心できるかと」

「あら心配してくれるの? でも大丈夫よ、私も聖女の端くれだから」

「……シールパルナ様も教会に帰属してくだされば話しが早いのですが?」

「やーよ。貴女達みたいに品行方正なんて私の柄じゃないわ」


 ロベリアは手を振ってルクミニーからの要求を袖にする。


「困りましたね」


 ルクミニーは微笑んでそう言う。やはりその所作は穏やかであるが、発する雰囲気からは並々ならぬ物を感じる。

 それもその筈。教会に身を置くルクミニーとしては是が非でもレグルスを教会で確保し、彼から悪魔への転生を踏み切った経緯と何処で悪魔契約の手法と祭具を揃えたのか聞き出したいだ。悪魔(デーモン)と人類は相容れる事無き不倶戴天の敵。そんな存在を召喚して更には己の身さえも悪魔へと転生させるなど在ってはならない事。

 今回の事件は聖光教会の管轄、延いてはこの世界に住まう人類全体の問題であるのだ。


「シールパルナ様。どうしても引き渡しては頂けませんか?」

「あら、渡さないとは言ってないわよ? ただ教会に預ける前にちょっと私用を済ませたいだけだから」

「……私用、ですか。成る程」


 個人の事情で教会からの要請を断る。普通なら容認など到底不可能な事だが―――


「……ではシールパルナ様の私用とやらが終われば、レグルスは生きたままこちらへ引き渡して頂けると?」


 ルクミニーは退く。譲歩したのだ。


「やけに素直ね。もっと頑固に『お願い』してくるかと思ったのに」

「そんなそんな……私達教会は少しでもこの世界をより良くしようと努めているだけ。この件に関してはシールパルナ様を信じようと思ったのです」

「あらそう」


 ロベリアは納得した……訳では無いが、その疑問を態々口に出す事は無かった。両者にはそれぞれ立場が有り思惑が有る。

 レグルスの身柄は教会で確保したかったのはルクミニーの本心ではあるが……今の彼女にとって最も重要なの事は別に在る。よってルクミニーはロベリアに対して後々禍根が残るような選択を排するのを優先した。


 二人の話し合いは一旦の落とし所を見た。それでも油断ならない緊張感が彼女達から発せられている―――そんな中で何処吹く風なのがディアンサスであった。


「あのレグルス(クソ野郎)がどうなろーが何だっていいわよ。気に食わなければ私が燃やてやるわ」


 ディアンサスはロベリアやルクミニーと違いレグルスの処遇に関して一切の興味が無かった。現在の彼女の関心は一つ。


「ねぇー、マリーちゃん。悪ーい奴が居たら私がばーんと燃やしてあげるから教えてね」

『ほんとう?』

「うん。外道悪人、マリーちゃん嫌いでしょ?」

『すごーい。でも……危ないことしたら心配だよ』

「えへ~、大丈夫大丈夫。私強いからそんな奴らなんてイチコロよイチコロ」


 これまでの顰めっ面は何だったのか。ディアンサスは太股の上で抱いたマリーにそれはそれはとても柔やかな笑顔を向けて話している。偽装の首輪を外したマリーは素の姿を晒している。そうしてマリーはふにゃりと溶けた表情をしたディアンサスの腕の中へと身を委ねて黄金の毛並みをもふもふとされている。


「…………」


 そんな片やレグルスの処遇を巡って真剣に対話し片や少女が小動物を愛でると云うほのぼのした空間で、セーギは一人静かにお茶を飲んでいた。

 別に蚊帳の外にされている訳では無い。今の時点でセーギに出来る事はもう無く無闇に口を挟んで話しの腰を折るのを避けていたのである。

 そして主題であったレグルスの処遇も大まかに定められ、捕らえられた暴力団構成員も既に連行済み。被害者でもあった宝玉に魂を囚われていた者達も保護されている。


 セーギは空になったカップをソーサーに戻すと席を立ち、そうしてロベリアに声を掛ける。


「ロベリアさん」

「どうかした?」

「少し行きたい場所があるんですけど」

「ええ良いわよ。ちなみに何処へ行きたいのかしら?」


 その問いにセーギの脳裏に浮かぶ……とある少年の姿。


「子供を保護しましたよね?」


 漆黒の角を宿した鬼族の少年。


「彼に……ナーダに会いに行きたいんです」




 ◆◆◆




 ロベリアから場所を聞いたセーギは目的地である建物を目指して貧民街(スラム)の道を行く。


 セーギ以外の者達、ロベリアは部下への指示と後始末が積み重なりアジトで仕事を、ディアンサスは「私はマリーちゃんと一緒に居るの!」と言い張っていたが……当のマリーはセーギと共に行く事を選んだが故に手空きになった所為でロベリアに捕まり事後処理手伝いを課せられた。

 ディアンサスは最後に「……覚えてなさい……セーギ……」と恨み言を溢して睨んできたのをセーギは見ない振りをし逃げるようにその場を後にした。


 そうして最後に残ったルクミニーが取った行動は―――


「ではセーギ様は西の宿をお借りになっているのですね」

「そう。ロベリアさんに紹介されてね」

『すぅ、すぅ……』


 眠っているマリーを抱いて歩くセーギの隣を、ローブを目深に着込んだルクミニーが歩き会話を重ねていく。

 ルクミニーはロベリアとの交渉を切り上げてセーギに同行する事を選んだのであった。


「お仕事は?」

「あー……、旅先で適当に路銀を稼いでるから特に決まってないかな?」

「冒険者、ではありませんね」

「わかるの?」

「首に認識票(ドッグ・タグ)を掛けていません。あれは身分証明の代わりにもなるので仕舞うのはあまり合理的ではありません」

「登録しようかなって考えてるんだけどね」


 道すがらルクミニーはセーギの身の回りの事を尋ねていく。

 ルミーの質問内容はいつ頃からこの都市に来たのかから始まり、好物、趣味、現住所、それに務めている仕事は何かまで聞いてくる。


「ルクミニーさんは―――」

「ルミーで大丈夫ですよセーギ様」

「え、でも」


 ほぼ初対面である筈なのにここまで積極的に交流を深めてこようとするルクミニーに対してセーギは少々押される。しかも愛称で呼ぶように言ってきた。

 ルクミニーは聖女と呼ばれる存在。呼び捨て、それだけで無く愛称で呼ぶ事はセーギにとって中々にハードルが高い。はいそうですかと素直に受け止められないセーギは言い淀む。


 ふわりと、花が咲いたような笑顔を浮かべてルクミニーはセーギを見上げる。


「問題ありません。どうぞ私のことはルミーと、そうお呼びくださいセーギ様。敬称も不要です」

「……そ……そう? ……いやでもそっちは様付け―――」

「ルミーと」

「…………」


 ロベリアと話しをしていた時にもセーギは感じていたが……存外ルクミニーは意志が強い。それは嫋やかな容貌と相俟って妙な圧力と化してセーギに向かってくる。

 セーギは心の中で降参した。


「……それで……ルミーは良かったの? ロベリアさんとの話し合い。途中だったように見えたけど」

「構いません。後で交渉事に長けた者を派遣し詳細を詰める予定ですので」

「あ、そうなんだ」


 真面目と言うか何と言うか、セーギはルミーが()()()()だけでは済ませない人物なのだと知る。それだけレグルスの扱いは重大だったとも言える……しかしそれでも彼女は交渉を切り上げセーギに同行する事を選んだ。

 セーギの疑問が顔にでも出ていたのか、ルクミニーはその疑問に答える。


「それに……こうしてセーギ様と話しをすることの方が大事だと考え、迷惑になるかとも思いましたが付いて来ることにしたのです」

「だ、大事?」


 美しい少女が目を合わせながらそう言ったのだ。セーギは少々ドキリとして照れそうになる。

 セーギも普通の青年……流石に普通は無いがそれでも青少年である事に変わりない。病院から離れる事が出来ない不自由な身体と治療の為に取り付けられた膨大な機器、そして電脳量子化や魔王のRP(ロールプレイング)の影響で多少の浮世離れ感は在れども、魅力的な女性に惹かれる男性の感性は十分に残っている。

 故に、セーギはルミーが自分を優先して行動している状況に何とも言えない気持ちを抱いた。



(そういえばストロングが言ってたな……)


 セーギは友人……心を持つAI【NoAS(ノアス)】の友人が言っていたことを思い出す。



 ――――――



『知ってるか正義?』

『何かなストロング。またくだらないこと?』

『俺は女にモテる条件を見つけた』

『……一応聞くけど何?』

『強い男はモテる』

『…………』

『強ければモテる。つまり強者の立場に居る俺はモテないとおかしい。違うか?』

『…………』

『というわけでナンパしてくる』

『……いってらっしゃい』

『しゃおらぁああああ!!』



 ――――――



 今まで思い出す事も無かった取るに足らない記憶。ちなみにストロングのナンパの結果はと云えば……()()()()()失敗で終わった。後でセーギに慰めて貰うのもセットで何度も繰り返されたやり取りである。違うのはモテる条件が別の物に変わるぐらいである。

 セーギは思った。もしかしてストロングが言っていた戯言(たわごと)はあながち間違っていなかったのでは?と。


(もしかしてルミーさんは俺に好意を―――)


 ちょっと期待してしまった。


「セーギ様は教会に所属するつもりはありませんか?」


 だからその言葉に意表を突かれた。


「……きょうかい?」

「はい」


 良い笑顔で聖職に勧誘されてしまった。


(あ、違ったねこれ……恥ずかしっ、馬鹿野郎だ俺っ)


 セーギは自分が変な思考に陥り若干自惚れてしまっていた事に気付いた。度重なる美人さんとの遭遇で知らず知らずの内に浮かれていたらしいと自覚したセーギは心の中で自責する。


「セーギ様の御力は大変素晴らしい物です。もし聖光教会に所属して頂ければ大きな救いになると確信しています」

「そう、かな?」

「そうです」


 ぐいぐい来るルミーに何度目か圧倒されるセーギ。


「で、でも俺……こっちの神様のこととか何も知らないし」

「問題ありません。清く正しく生き、心に愛を持っていれば主はきちんと見てくれます。知識は自ずと後から付いてきます」

「いや俺はそんな出来た人間じゃないですよ。聖職者向きとは思えません」

「いいえ。子供の為、都市の為、率先して前に出て悪魔と戦ってくれていました。セーギ様はきっと向いています」


 ルミーはそう強く言ってくるが、セーギはゲームの話しとは云え“魔王”として数多のプレイヤーを葬ってきた悪名高い存在、そんな自分がルミーが言うように聖職に向いているとは思えなかった。


(でも……)


 セーギはこの世界に訪れた時の事を思い出す。

 この〈円天世界ニルヴァーナ〉に転生、又は転移した事をセーギは()に感謝した。実際に神が関係しているのかは不明だが、それでも彼は神に感謝をした。

 その気持ちを思い出せば聖職に就く事も吝かでは無い。選択としては十分有りだとセーギは思った―――だがそれもこの世界の事をもっと深く知ってからの方が良いと判断した。その方が相手方にも迷惑を掛けないだろうとセーギは断りの返事を言おうとする。


「俺は」

「あとはシータちゃんも居ます」

「……ん?」


 セーギは話しの流れが少し外れた事で口を噤む。何故今彼女の名を出したのか? セーギはそれが気になって聞きに回る。


「聖女だけでなく“剣聖”としても主から認められたシータちゃんは聖光教会に於いて絶対的な存在……邪悪を断つ剣としての象徴も担っています」

「ふむ……」

「その務めに従事する凜とした佇まいと剣を振るう姿はとても綺麗で……まさに断罪を体現した乙女であると言えます」

「ほう」

「でも、あまりに責務に対して真摯に当たる姿から周りの人々には厳格で苛烈と思われていることが多いのです」

「……そうなんだ」

「ですがシータちゃんは決して厳しいだけの子じゃないのです。本当はとっても優しい女の子なのです」

「うん」


 ルミーが語るシータの人物像をセーギは聞きながら、セーギは背後からひしひしと感じる()()に背筋をざわつかせる。

 見られている。それが誰なのかは大方の所セーギには察しが付いている。これと併せて考えればルミーが一体どんな思惑でシータの話しをしているのか予想が付く。


(理由はまだわからないけどシータさんが俺を避けているのは事実……ちょっと自分で考えてへこみそう……)


 シータの行動は決してセーギを嫌っての物では無い。それをルミーは言葉を通じて伝えようとしている。つまりルミーは自分とシータの間を取り持とうとしているのだとセーギは解釈したのだ。


(ルミーさんはきっと俺がシータさんに対して苦手意識を持たないようにしてくれているんだな。だから教会に所属しても大丈夫だって)


 ルミーはとても親切であるとセーギは思った―――そんな最中である。


「―――シータちゃんは実は私と同じ……運命の勇者様を期待している可愛らしい一面があって」

「成る程……ん?」


 話しが変な方向へ流れた。

 ルミーは止まらない。


「そしていざその機会が来た時の為にシータちゃんは自分磨き……いつか築くであろう家庭と旦那様になる勇者様を想像しながら料理の腕を磨き」

「……ん、ん? あれ?」

「更には洗濯や掃除の技術も高め、将来の夫婦生活を快適な物としようとし」

「……ル、ルミーさん?」

「それに実はシータちゃんが髪を伸ばしているのも一般的に男性は髪の長い女性を好むと耳にしたからで、私も協力してお手入れの仕方を教えた黒髪はそれはもう輝くようで」

「……ええと」

「それだけ頑張りながらもシータちゃんは私に常々『私ってちゃんと女の子らしく出来てるかな?』なんて尋ねてくるのが凄くいじらしくて」

「あ、あの……」

「強くて。優しくて。綺麗で。可愛い……それがシータちゃんなんです」

「そ、それ以上は……」


 少し周りが見えなくなっているルミー。そんな彼女に対して危機感を抱くセーギ。それは何故かと言われれば……背中に感じる視線の圧がヤバい程強まってきているからである。


「少し人見知りの気がありますが……決してシータちゃんはセーギ様のことが嫌いなわけでは無いのです」

「あの、ルミーさん」

「どうでしょうセーギ様。シータちゃんはとっても素敵な女の子だと思いませんか?」

「それは―――」


 セーギは答えようとした。しかし自分が何と言おうとしたのか、後に振り返っても思い出せなくなる。

 何故なら―――セーギが答えるよりも()()が悲鳴を上げながら眼前を駆け抜ける方が疾かったからである。


「きゃぁあああああああああっ!!?」

「あらー?」


 閃光の正体はシータだった。

 彼女は何処からともなく現れるとルミーを抱き上げてその場から走り去る。一見すると人攫い、しかし攫われる立場であるルミーに危機感は無く……寧ろ湯気が出そうな程に顔を紅潮させているシータの方が切羽詰まっている感が在る。

 シータは目を回してそうなぐらいが慌て、だがそれでもその足取りに不安定さは一切無い。しっかりと地面を蹴り、跳躍、天井へと身を踊り出してそのまま屋根伝いに遠くへと姿を消したのであった。


「――――――」


 瞬く間の出来事。それを呆然と見送ったセーギ。


「……うん。俺は何も聞いてない聞いてない」

『キュー……』


 ルミーが赤裸々に語ったシータの内面事情。距離を置いて後を付けていたであろうシータにもばっちり聞こえていたそれを、セーギはシータ自身の為にも聞かなかった事にしようと決めた。

 そうしてセーギは少し前に目を覚ましたマリーと共に目的地へ向けて移動を再開する。


「シータさんとルミーは仲が良いんだね。俺がシータさんを苦手に思わないよう色々教えてくれたよ」

『……ふぅ……』


 ルミーの思惑とは微妙に見当違いな所に着地してしまったセーギ。そんな彼に対してマリーは小さく溜息を零したのであった。

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