Mr.Mの悲劇
とくに恋に落ちている男女の心は、一日の労苦に移ろいやすいもの。
この不安定をどうにかして、強い心でしばりつけてみたいものですね。
自分の才能に溺れてはいけないのか。
それはなんて儚いものだろう。
溺れたが最後、うしろ指をさされてしまう。
痛みを感じなくなりたい。
人間を超越したい。
そう、笑顔の似合う少年にでもなりたいのだ。
僕はまだ20年生きていない、死を思うのは早すぎるだろう。
僕は親をこの上なく愛した。
ただ、他人を愛することに飽きたのだ。
愛することも時間の問題。
僕が他人を愛する時は、今思えば死んだあとだろう。
生きている者にとって、死は何よりも確かな壁、その向こう側のことについては、何も言うことはできない。
僕はこの時代を生きることに嫌気がさしてきたのだ、ふるえる程の憎悪がこみ上げてくる。
犯罪を犯したいのだ。
人を殺したくなる。
この世を見ていると、その自分の無様がはっきりと浮き出る。
つれないものだ。
目の前に立ちはだかった壁は、それがすべてで、永遠にその壁は崩れることはない。
確かな現実なのだ、いろんなことをして人間は今日生きている。
罪を犯してようが、どうしようが、関係ないのだ。
思うように生きるのが、生まれてきた以上の幸福なのである。
せめて、欲に素直になりたい。
絶滅とは逆の欲で楽しもうではないか。
その方が世の中はもっと幸せになるであろう。
気持ちよく生きることは誰もが望むこと、そうならば、さあ、明日は沈黙を破ろう。
どうしようか迷っているんだ。
どっちの道に生きていこうかってね。
どっちの道もだんだんと間隔が開きすぎてて、ふたつは選べないんだ。
だからどっちかさ。
...困ったものだ、未だ決らず眠ることすらできない。
眠ろうとして眠れないのはそのせいかもね、だとしたら贔屓にしたくないなぁ。(笑)
たいして面白くないこの人生も、自分で幕を閉じる程、勇気もない。
たまらないさ、友と呼べる者はどこにもいないんだもの。
一人で生きてけって?冗談がお好きなようだ、神は僕に何を求めておられるのか見当もつかない。
わからない。誰もわからない、だから放棄した方が賢い、とパンピーは楽しく過ごしているのだ。
気にすることは自分の健康、そして今後、今だけではなく、今後の生計までたててゆくのは得意の型さ。
僕もそうなりたいものだ、今すぐに。
意識して物語を書くと、どんどん緻密な描写が展開されます。
どうして日人の心の動きを描けばよいのか・・・人は一人で迷うものですね。
そうした心の微動と感動を、一日のスプレッドシートに書き続けてみたいものです。