第14話 魔菓子屋
相変わらずの駄文orあのネタ
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~蓮子視点
まず初めに一つ
どうしてこうなった・・・。
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「ところで陸佐、これからどこへ行くんだい?」
「ああ、それは宮城県ですよ」
「「「宮城県!?」」」
宮城県って言ったらかなり遠いところにあるじゃあないですか!!
「いやいやいや!!ここ京都だぞ!!なんでそんなところに!」
「いやだから、そこにいる魔女に会いに行くって言ってるじゃないですか」
いやいやいや、宮城県・・・って言うか日本に魔女がいるなんてことは一切合切聞いたことがないよ!っていうか遠いよ!!
「まぁ、とりあえずさっさと出発するんで、早く乗ってくださいな。」
「乗るって・・・この装甲車に?」
「そうですよ。」
何故装甲車!?普通の車じゃダメなのか!?
「いや、ダメですか?」
「ダメじゃないけど・・・なんでこんなものが」
「まぁいろいろと」
「・・・・・・・・ソウデスカ」
何だろう。何か今陸佐さんの顔が若干悪い顔になったような?
「こいつとは長い付き合いでしてね。昔はいろいろやったんですよ。」
何をやったのかはあえて聞かないでおこう。
「まぁそんなことはどうでもいいので、早く乗ってください。」
そう言って後ろの大きな扉を開ける陸佐さん。へぇ〜。装甲車の中ってこうなってるんだ。
「初めてですよ。装甲車に乗れるなんて。」
「普通は乗りませんからね。」
赤木さんのつぶやきにそう返しつつ、運転席に座る陸佐さん。
「はい、二人とも座ったらシートベルトしてね」
すでに席に座っていた鷲子さんにそう言われて二人も席に座りシートベルトを締める。普通の車につけられているようなタイプではなかったためつけるのに苦労して、見かねた鷲子さんにしてもらったことはどうでもよい。
「じゃ、出発しますから、気を付けてくださいね」
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~真人視点
現在、僕はとてつもないピンチになっています。それは・・・
「大丈夫かい?」
「だ、だいじょう・・・・ムグッ!!」
現在とてつもない吐き気に襲われています。
「うぅ・・・こんな日に限って酔い止めを忘れるなんて・・・」
「乗り物に弱いのならそう言えばよかったのに・・・」
「ずみません・・・うぅ!!」
女性に背中をさすってもらいながらゲロ袋に口を突っ込み朝食と再開する。
情けなくて涙でそう・・・。
「とりあえず、もう少ししたら休憩所ですから、そこまで我慢してください。」
「は、はい・・・」
陸佐さんにそう言われて、どこか安心感を覚える。
ちなみに蓮子ちゃんだが、彼女は極力僕から距離をとって鼻をつまんでいた。
正直かなり傷つく・・・。
「あと5分くらいですから、それまで我慢してください・・・。」
「・・・・ゲェェェェェェ・・・・」
―――――――
~蓮子視点
と、なんだかんだで10回以上も吐いた赤木さんは車から出るとすぐにトイレに向かった。とりあえずそこでいったん休憩をとり少ししたらまた出発する予定だ。
「はい、どうぞ」
「あ、ありがとうございます。」
「さんきゅー陸佐」
陸佐さんが買ってきてくれたジュースを飲みながら赤木さんが来るのを待つ。
「にしても、あそこまで車に弱いなんてね。」
「まったくです。」
「人には誰でも苦手なものがあるんですよ。」
と、そんな会話えをしながらジュースを飲んでいるとふと気になったことが頭に浮かぶ。
「ところで、陸佐さんってそれ。名前じゃないですよね?」
普通、“陸佐”なんて名前は付けないと思うんですけど・・・
「ああ、昔からこれで呼ばれてましたから、それ以来ずっとこの呼び方ですよ。」
「え?昔って・・・?」
「この幻特課に来る前は自衛隊にいたんです。そこではずっと陸佐って呼ばれてたんですよ。」
なるほど、通りで迷彩柄の服を着ているわけだ。
「ところで、本名はなんて言うんです?」
「そういやあたしも陸佐の本名聞いたことがないね。」
「え〜っと、名前は・・・あれ?なんだったっけ?」
おい・・・
「どうにも人の名前を覚えるのが苦手で」
「そう言えば私も出会って最初のころはよく名前間違えられてたなぁ〜」
「・・・はて?そんなこともありましたか?」
「・・・・ところで、私の名前分かります?」
「宇佐耳蓮根・・・でしたっけ?」
「・・・わざとやってません?」
宇佐耳蓮根って!!どんな間違え方したらそうなるのよ!!
と、そんなやり取りをしているうちに赤木さんが戻ってきたので、一同は車に乗り込み出発する。
・・・どうしたらあんな間違い方できるのかな?
――――――――
と、いう事がありながらもなんとか目的地へたどり着きました。
「さぁ、ここが目的地ですよ。」
「なぁ陸佐。これ・・・」
「駄菓子屋・・・ですね・・・」
「駄菓子屋ですよ?」
そこは、木でできたいかにも昭和の駄菓子屋と言う感じの店の前だった。
店先には大きく“魔菓子屋”と書かれた看板が掲げられている。
しかし扉には閉店。と書かれた木の札が下げられてる。
「って・・・閉まってるじゃないですか・・・」
「まぁ、こういう時は開け方があるんですよ。」
そう言うと陸佐さんは壁にかけてある郵便受けの裏に手を当てて何やら紐を取り出す。そしてそれを3回引っ張る
すると――
「なんじゃあ?今更そんな古い呼び出し方する奴は」
――店の中から腰の曲がったおばあちゃんが出てきた。
「お久しぶりですね。おこげさん。」
「・・・・・・誰かと思えばお主か・・・。何じゃこの時間に?」
「いや〜。ちょっとお手を借りたくて。」
「またお化けの話でも聞くのか?」
「ははは・・・」
おばあちゃんの言葉に自虐的な笑いをしながら手を合わせる陸佐さん。どうやら『そこを何とか』と言った感じだ。
「ふん。まぁええわい。ほれ、さっさと入れ。もう夜も遅いから人食いにでも食べられてしまうぞい。」
そんな冗談を言いながらおばあちゃんは店の中へと入って行った。私たちはどうしようかとお互いに顔を見合わせていると、陸佐さんが
「じゃ、入ろうか」
と言って店に入って行ったので、私たちも続いて入って行った。
――――――
~鷲子視点
この店に入ってみるとそこはまさしく昭和の時代の駄菓子屋そのものであり今まで見たこともないようなお菓子が置いてあった。さらにその奥にある座敷へと案内されそこに座る。
すると真人が
「なんともまぁ・・・、時代を感じる店だね・・・。」
「わしの店は数十年以上はやっておる。こやつは子供のころからうちの常連客だったのじゃ。」
「え?子供のころからって事は・・・陸佐って宮城県出身!?」
「え、ええそうですけど」
「「「へぇ〜」」」
初めて知ったね、陸佐が宮城県出身だって。
「ところでそこの若いの。お主ら名前は?」
「あ、赤木真人です。」
「宇佐美蓮子です。」
「海鳥鷲子です。」
「ふむふむ・・・」
なんだよ。人の顔じろじろ見やがって・・・
「この人はおこげいちごさんっていって」
「誰がおこげいちごじゃ!わしの名前は小此木伊智子じゃ!!」
「あ・・・ああ、すみません。」
「お主子供のころから変わってないのぅ・・・」
あ、陸佐の名前間違える癖って元からだったんだ・・・。
「伊智子殿。在庫の確認が終わりましたぞ。」
「おお、妖忌かい。助かるわい」
「その言葉ありがたきこと。ところでその方たちは?」
そこに白髪の老人が店の奥から出てきた。のはいいが・・・
腰に2本の刀を携えながら出てこられるとさすがにビビるからやめてくんないかな・・・
「ああ、こやつらは・・・」
「まさかッ!?強盗!?」
なぜそうなる!?
「強盗ならば斬り捨てるのみ!!」
「「「「うわぁああああああああああああああああああ!?」」」」
「落ち着かんかい!この阿呆!!」
そう言って思いっきり刀を抜いて斬りかかろうとしてくる老人。
それを見たさっきの婆さん――伊智子が思いっきり白髪の老人の頭をハリセンで叩いた。
「おふっ!?」
「お主ちょっと落ち着かんかい!!なんでわしが強盗と一緒に仲良くおしゃべりしとるんじゃ!!」
まったくの正論だ。何所の誰が強盗を自分の家に上げる奴なんているのかね?
「あの・・・のこぎりさん。この人はどちら様で?」
「小此木じゃ!はぁ・・・こやつは魂魄妖忌。わけあって今はわしの店の手伝いをしておる。」
「うぉう・・・うぅ・・・」
そう言って頭を押さえながら唸っている老人―――妖忌を指差しながら答える伊智子。
すごくいい音したからね。めちゃくちゃ痛そうな音がしたからね。
っていうかあのばぁさんいつの間にハリセンなんか持ってたんだ?
「ふん。わしの唯一の武装じゃ。」
ハリセンが武器て・・・
「ところでお主ら、いったい何の用でここに来たのじゃ?」
「あ、実はですね・・・」
この後、謎の婆さんもとい小此木に事情を説明するのだがそれはまた別のお話
“魔菓子屋”+陸佐の出身県ですが、地図を開いて
「ここにき~めた」
って言って指差したのが宮城県なんです。はい、適当ですね。わかります。
・・・ところで蓬莱どうしよう・・・。




