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雪の詩

君は・気持ち

作者: asami

君は何者?

 目の前にいる、見たままが私

 君は笑ってはぐらかす。

 君のその寂しい色をした瞳には誰が映っている?

 

 君は


 誰も…

 君を捕まえるのは誰?

 あなたには私を捕まえられない

 いつも君の物憂げな顔を忘れられない

 捕まえたい、君の心

 捕まえたい、君の瞳

 いつかきっと

 許されるのなら、何処にも飛んでいかないように

 君を大事に籠にしまい

 君を誰の手にも触れさせず

 君を俺のものにしたい

 許されるのなら


 気持ち


 あのひとは、私を必要としている

あのひとは、私がいないと寂しがる

私は、それに応える

私は、従順に従う

それだけで良かった

それだけで満たされていた

なのに

この気持ちは何だろう

この気持ちはどうして?

あのひとの言葉が辛い

あのひとに合わせて行動することが

できない……

何が変わってしまった?

何が私をそうさせる?

全ては、あなたが現れたから

あなたを

あなたのことを好きになってしまったから

多分、きっと、

愛しています

でも、絶対に言えない

言ってはいけない

これ以上何も失いたくない

壊したくない

弱い私


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