感覚は、あてにならない! 11章 私たちを見つけて
こんにちは葉桜 KONです!
小説というものは最近の若者から離れており少し悲しいです…(おまえも若者だろ!)
でも、活字を見るというのは大切です。漢字は書けなくても、読めればいけると思います。
わたくしは、もっと皆さんに小説のすばらしさを少しでも届けていけたらいいなと思っています!!
それでは皆さん長くなりましたがお読みください!!
まずいぞ、あいつらちゃんと俺らを見つけられるのか?でも、この世は第一体育館から見て第二体育館に行くのが、定石というものだろ。その常識があいつらの頭にあればいいが…
「雄二君見て、見て!!」
どうしたそんなに大きな声出して…っておぉ莉乃と君徳か!
「おぉ莉乃ちゃん無事だったんだね」
「うん青山くんが見つけてくれたの」
よかった、安心したよ。さすが君徳君本当に頭がいいなぁ。
「おいちょっと、君徳いいか」
「おう」
俺は気になった、どうやって莉乃を見つけ、どうやって俺らを見つけたのか。
体育館を出て、外で話す。
「なぁお前さ莉乃のことどうやって見つけたんだよ、ていうかいつもどうやって見つけてんだよなんか迷子探しのコツとかあんの?」
「コツ?ないよそんなん。単純に小さいときの約束を思い出したんだ、迷子になったら高台に行けってな。それだけ、それより前も同じようにに探してただけだ」
「なるほどな…で、なんか進捗あった?」
「黙れ、あとで話す」
黙れと強い口調のくせに、後でちゃんと俺には話すんだな。ほんとに面白い奴だ。
「莉乃ちゃん大丈夫だった。一人で怖かったよね」
「ううん、怖くなかったよ。青山くんが来てくれるって信じてたから」
あれ、なんかいい感じなのかな?えっ付き合っちゃうの?やばーい
「えっ何々付き合っちゃった感じ?うそでしょ!」
「違う違う、またあとで話すよ…もうそうやってすぐにそういう話し始めるんだから」
「さあ、皆さん次は第二体育館に行きます。ちゃんとついてきてください」
ここで俺と莉乃の間に問題が生じた。手をつながないと迷子になる…
いや待てここには花夏がいる。よし花夏に手をつないでもらおう。
「花夏、迷子にならないように莉乃と手をつないで歩いてくれないか」
よしこれなら問題ないだろう。
「莉乃ちゃん手つないで行こ。これで迷子にならないね」
よし、でもな花夏も迷子に少しだけなりやすいんだよなぁ。よし
「雄二、お前ちゃんと莉乃と花夏のこと見てろよ俺も見るけど、実際さっき見逃したわけだからな」
「おう、分かったじゃあ俺は花夏を見る、お前は莉乃を見ててくれ」
よしこれで問題ないだろう。逆になんでさっきの通学で、迷子にならなかったんだよ…
まぁ考えても仕方ない。いまはただ莉乃を見つめるだけだ。
なんだか、百合展開も悪くないな…って俺は何を考えてるんだ!?だめだ頭がおかしくなっている。
さぁ学校見学を再開しよう
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