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休日も起床と就寝時間は同じで午前中に自分で決めたノルマを達成してから好きな事をして過ごすという生活をしている。愛結花が好きなのは読書なので天宮家にある図書室にいって本を読み進めている。父はそんな愛結花の様子を見て愛結花が読みそうな本を愛結花に内緒でこっそり補充していたりもする。愛結花はその事に途中で気付いたが知らないふりを通している。変わり(?)に父の趣味嗜好を調べて父が一番喜ぶと思われるものを誕生日プレゼントに渡してはいるのだが。
「お兄様、ここの翻訳がわからないのですが……」
「ん?あぁ、これはね……」
勉強をしている時、途中で分からないところがあれば兄に聞きに行くといったこともしている。
「愛結花さん、こちらのクッキーはいかが?」
「凄くおいしいですわ、羅奈様。」
「それは良かった。」
そして、勉強が終わったら凛達や愛依菜と志穂、羅奈と遊ぶ事や新たな本を探しに本屋や古本市に行くこともある。
「すみません、こちらにエドモンドの本ってございますか?」
「それはですね……」
それ以外にも家族とショッピングに行くこともある。両親は忙しいため2か月に一度程度ではあるが、愛結花はこの時が楽しみだったりする。洋服を買うときは家族全員に着せ替え人形のように様々な服を着せ替えられて疲れはするのだが。愛結花のセンスが悪いわけではないのだが自分が着る服に関して無頓着な部分がある。
「愛結花ちゃん、この服なんて愛結花ちゃんに似合うと思うのですけどどうでしょう?」
「お母様、愛結花にだったらそれよりもこの水色のワンピースの方が絶対に良いよ。」
「お母様、お姉様。私の意見は……」
家族で出かけたときは買い物をした後に休憩がてらカフェに行っている。その時にいろんなカフェを開拓していて、愛結花も良いと思ったカフェは記録していつか凛達と行こうと思っている。
そんな感じで愛結花はいつも通りの日常を過ごしていくのだった。




