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「取り敢えず、仲を深めるためにコミュニケーションをとりたいんだ。だから、週に一回、5人全員が必ず集まるようにしないか?」


「なら、皆の予定が空いている時だよね、翔。皆、予定がある日を教えてくれる?

僕は木曜日に予定があるんだけど。」


一年生5人で話しているときに指揮を執っているのは四宮である。今年は凛に四宮、そして真宮と学年で一番上の家格が同じ人が3人もそろっている。だが、自然と四宮が指揮を執り、真宮がサポートしている。


(感激ですわ。マンガと同じものを見ることが出来るなんて。

マンガでもカリスマ性がありリーダーシップもあると書かれておりましたがこの時から備えてありましたのね。凄いですわ。

ですが、あまりマンガの主要キャラに関わりたくありませんわ。ですがここで反対しても変に思われるだけですわね。それに、変に離れて興味を持たれてもかないませんしある程度は普通に接しておきましょう。

…会話はそこまで続けなくてもよろしいですわよね?そのくらいなら大丈夫なはずですわ。そうですわね、、他の異性の方も同じようにしておけば大丈夫なはずですわ。)


マンガと同じものを見れていると内心興奮しながらも出来る限り関わらないための方針を愛結花は固めた。


「俺と凛は月と水に習い事がある。」


「え、えぇと、私は水曜日以外は大丈夫です。」


「私は火曜日と木曜日に習い事が入っておりますわ。

ですので5人で集まるのは金曜日になるのでしょうか?」


「天宮の言う通り、金曜日は皆で必ず集まるか。」


「休む時は5人の誰かに言ってもらえると助かるよ。」


愛結花は必ず凛に言う事に決めた。まぁ、同じクラスだし同性であるから自然である。自然と関わらないで済むようになり安心しながらも3年生と5年生のクラス替えに意識を向ける。クラス替えで四宮や真宮と同じクラスになったらその休むことをそちらに伝えた方が自然であるからだ。そうならないように父におねだりでもしようかと考えている愛結花であった。

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