黒雲の響き
集中豪雨...という言葉は耳にしたことはあるだろうか。入道雲などにより瞬間的に大雨や雷をもたらす現象のことを。
しかしまれにそれとは異なる似て非になるものがうまれることがあるという。それは巨大な入道雲らしい。巨大な入道雲?何が違う?そう思うだろうがそれとこれとは次元が違うものである。その入道雲は文字通り巨大で想像のはるかに超える禍々しい存在でそこには巨大なエネルギーが発生していてその力は空間をも捻じ曲げることができる。その先にはなにがあるのか...まだ見た者はいないしフィクションだと言われているがあるところではまことしやかに囁かれているらしい。
おっ!雷雲だ!!
ゴロゴロッ!!
音が聞こえ急いで階段を駆け上がり窓から空を見上げる
少年は不規則に、力強くうごめく雷が好きだった
今日は雨が強くてあまり見えなかったな~
また今度か、まだ夏は始まったばかりだし早く雷来ないかな
数週間後
ふと窓を覗くと黒い雲が見えた。雷雲が来た!!
早く来ないかなとワクワクしながら雨が降る前に洗濯物を片付ける
外からすごい音がした
近くで雷が落ちた!!
急いでいつもの定位置に向かう。窓から外を見るといつもとは明らかに違う光景が目に入った
地面から電撃が走り周囲に放っていた
な、、なに、これ...
空を見上げると巨大なドス黒い渦にいくつもの光の矢が放たれている
瞬間、鼓膜が破れそうになるほどの音と共に強い光が目に焼かれる。しばらく悶絶し、目も耳も慣れ見づらくなった目でふと前を見ると、禍々しい黒いギザギザのようなものがあった。それは雷の通った後なのだろう空気、、空間が裂けているようで不気味な音もなっている
ただあっけにとられぼうっと眺めているとひずみが広がり少年も巻き込まれてしまう。するとすぅっと雷の跡も消え雲も飛散していく、あれは何だったのか少年はどこに行ったのかあの現象も少年も見た者はいなかった...
雷が来た時に思い浮かんでその時の自分の状況とか書いてたりしましたね
ただ思い浮かんだことを書いたので字がおかしいかもしれませんが悪しからず