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Ψ GAME START Ψ

100話目、やっとゲームスタートです!!


Ψ GAME START Ψ


空に映し出される巨大文字と、海上で荒ぶるエンシェントホワイトドラゴンの姿。

しかしそれも一週間すると見慣れたものとなり、人々は時折空を見上げながら日常を繰り返す。

まるでゲームNPCのように。


七色の宝石の花で彩られた聖アザレア神国の馬車は、シャーロットを乗せて海沿いの道をひた走る。

三日かけて到着したシュシュ領には、サジタリアス王国一の貿易港が存在し、磯の香りを含んだ潮風と見渡す限りの大海原に緑の島々が浮かんで見える。

エンシェントホワイトドラゴンに船を襲われたシュシュ女公爵は、強力な結界魔法で船を守りながら離小島に避難している。


「凄いわ、エレナ見て!! 世界の端まで全部水で満たされて、海に太陽の光がキラキラ反射して綺麗。海水って青いのね」


馬車の窓から身を乗り出したシャーロットは、思わず歓喜の声をあげる。


「シャーロット様、海の青は海面に空が映っているのです。雨の日は曇った灰色に見えますよ」

「海水は塩っぱいって聞いたけど、こんなに沢山の水にどうやって塩を溶かしたの?」

「それは海の果てにある巨大な岩塩島の塩が溶けて、海の水が塩辛くなったと言い伝えがあります」


やがて馬車は貿易港にふさわしい石畳の広い街道に差し掛かると、安全な陸地に逃げようとする人々や馬車でごった返して、なかなか先に進めなくなった。

仕方なく港を見下ろす高台に馬車を停めたシャーロットは、不思議そうに小首を傾げる。


「エレナ、港の水がミルクみたいに真っ白だわ」


港の中は波立つことなく、真っ白な何かに埋め尽くされて、多くの船が立ち往生している。

しばらくすると、シャーロットたちの到着を知った女公爵の使者が来る。

顔色の悪い痩せた文官と派手な太いネックレスを首に巻いた肥満貴族と、後ろに騎士が数人控える。


「えっ、子供とメイドと召使だけ、主人は何処にいる? 冗談だろ、まさかこれが女神アザレア様の使者?」


たった一台の馬車に少女とメイド、それを守るように数人の騎士と信徒を連れた一行に、シュシュ女公爵文官はアテが外れたと落胆の表情をした。

この中で唯一話が通じそうな相手、使者達はシャーロットの前を素通りしてジェームズに助けを求める。


「現在シュシュ様が結界魔法を行使しているので、船は無事です。ですがエンシェントホワイトドラゴン相手に、どれだけ結界が保つか分かりません」

「一刻も早く、エンシェントホワイトドラゴンを討伐してください。聖アザレア神国の軍隊は、いつ到着するのですか?」


使者達は大人しいシャーロットを傍に突き飛ばす勢いでジェームズに詰め寄り、その姿に彼は冷たく答える。


「先に知らせを出した通り、エンシェントホワイトドラゴン相手に、人間の軍隊では歯が立たない。アンドリュース公爵殿下が到着するまで、辛抱していろと伝えたはずだ」

「そんな話聞いてないぞ。俺は女神アザレア側につけば、天から巨万の富が得られると聞いて、話に乗ったんだ」

「いくら強くても、死に損ないアンドリュース公爵にエンシェントホワイトドラゴンを倒せるのか!!」

「だから聖アザレア神国との結託に反対したんだ。これはシュシュ様が王都聖教会の教えに背いた天罰、俺たちはお終いだぁ」


シュシュ女公爵家の使者たちは勝手に騒ぐと踵を返して走り出し、護衛騎士のほとんども続いて逃げ出して、その場には三人だけ留まる。

左右不自然に尖った兜の騎士はジェームズに軽く会釈すると、様子見のシャーロットに深々と頭を下げた。


「豊穣の女神アザレアの使徒・黄金天使シャーロット様、どうか彼らの無礼をお許しください。アレはシャーロット様の御身から溢れ出る膨大な魔力を感じ取ることができない、鼻の効かない凡夫です」


騎士は兜を取ると、頭の左右から大きな猫耳が生え、伏せた尻から髪と同じ色の長い尾っぽが揺れた。


「どうか我らの輝ける太陽、慈悲深きシュシュ様をお助けください。そのためなら私たちの命、黄金天使様へ捧げます」


目の前の銀と茶と三毛の猫耳を見たシャーロットは、顔を真っ赤にして小刻みに震えると、輝きを失い澱んだ瞳を見開く。


『えっ、マジでその耳頭から生えているの? これは全オタクが夢見る、マジもん猫耳キャラ!! ちっ、ちょっとその耳と尻尾をニギニギnigぎゃーー』

「セクハラ臭がしたと思ったら、どうして昼間からゲームオ様が出てくるのですか? 大切なシャーロット様の体で変なことしないでください」


エレナは猫人族に飛びつこうとする中の人を素早く止めると、こめかみをグリグリした。


『ゲームの猫人族はシャロちゃんの《老化呪い=1.2倍速》と相性抜群で、デイリークエストなら猫人族シャロちゃんパーティをオートで回してアイテムゲットと、とてもお世話になった。決してエロ勇者との、エッチにゃんにゃんイベントが大好物ではない』

「にゃニャンいべ? 申し訳ありません、ゲームオ様の話の内容が全然わかりません」


突然変化したシャーロットの粘着質の視線と不気味なオーラを感じ取った猫人族は、不安そうな顔をする。

シュシュ女公爵の忠実な部下らしい猫人族に、ジェームズは思案げに声をかける。


「確かにシャーロットお嬢様の実力を知らない者達に、我々は海辺にヴァカンスを楽しみに来た貴族令嬢と家来にしか見えません」


猫騎士達は気まずそうに同意すると、中の人はポンと手を叩いた。


『エンシェントドラゴン討伐はアンドリュース公爵と少数精鋭パーティで行うけど、女神アザレアの偉業を、もっと派手で大袈裟にアピールしよう。ついでにエロ勇者の手柄を先取りする!』

「シャーロットお嬢様のおっしゃる勇者とは、法王が予言したエンシェントホワイトドラゴンと魔王復活、それと同時に現れる《救済の勇者》ですか?」

『さすがジェームズ、王都聖教会の情報もしっかり把握している。法王が勇者を連れてくる前に、シャロちゃんの勇者がエンシェントホワイトドラゴンを討伐すればいい』

「えっ、でもここに勇者なんていませんよ」


この異世界は必ずゲームと同じ現象が起こる。

しかし配役は変更可能だから、勇者と聖女を別人に差し替えればいい。

微笑みながらも悪だくみを巡らせる中の人のローブは漆黒に染まり、それを見た猫人族は思わず後退りする。


『それじゃあ勇者の手柄を横取りする前に、こっちの世界に来てから食べたくて食べたくて、夢にまで見た海の幸を堪能しよう』


意気揚々と港街へ向かったシャーロットの中の人だったが、護岸はヌメヌメベトベトした白い物体に覆われて、船も白いモノに埋まって動かせない状態だった。

それは人間の顔サイズで、半透明丸餅みたいな軟体モンスター・シースライム。


「エンシェントホワイトドラゴンが現れたせいで、シースライムを捕食していた海獣が別海域に逃げてしまいました。そのせいでシースライムが異常繁殖して、港湾内を埋めつくしています」


一行は港中央にある高級レストランに案内したが、店は給仕も料理人もいないもぬけの空で、テーブルには小さなビスケット五枚と硬い干し肉、野菜の細切れが浮かぶ味のないスープが並べられる。


「このような料理で申し訳ございません。大量の穀物を保管していた倉庫をエンシェントホワイトドラゴンに焼かれてしまいました」

『目の前に大海原があって、夢にまで見た海の幸が堪能できると思ったのに。賓客シャロちゃんでもこの食事ってことは、もしかして食糧難が起こっているのか?』

「はい、おっしゃる通りですシャーロット様。シースライムのせいで一週間以上船を出せず、民は僅かな保存食でなんとか生き延びています。シュシュ領は陸地が少なく、食料は全て輸入に頼っていました』

『なんで? 魚が食べられないなら、アレを食べればいいじゃない』


シャーロットの中の人は、シースライムで埋め尽くされた港を指差した。


『確か異世界ジャンクフード本に、シースライムの料理方法が載っていた。海獣に好んで食べられるシースライムは、栄養価の高いモンスターだ』

「猛毒のシースライムを食べるなんて、私たちに死ねと言っているの!!」


中の人の発言に思わず声を荒げる女騎士を、エレナが鋭い眼差しで睨みつける。

それに構わずペラペラとページをめくるシャーロットの中の人は、目当てのジャンクフードレシピを見て眉間に皺を寄せた。


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ページ47

【シースラベーグルの作り方】

材料:シースライム

1.シースライムの毒のある中心核を取り除く。

2.一週間、天日干し。

3.三日間、氷水で戻しながらアク抜きする。

4.七時間、弱火でじっくり中まで火を通す。

※ちょっと動く。

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『うむむ、料理に十日も掛かるのか。それとちょっと動く?」

「あははっ、十日どころかシュシュ様の魔力が尽きて結界が消えてしまえば、この港も私たち猫人族もみんな滅んでしまう」

『いざとなれば猫耳も、ここから逃げれ出せばいいだろ?』


もはや礼儀もかなぐり捨てて狂ったように笑い出す猫騎士を、エレナは憐れむ表情をした。


「いいえ、ゲームオ様も知らないことがあるのですね。猫人族はシュシュ領の海岸地域の場所で同族としか子孫を増やせません。故郷を離れた猫人族は孤独に苛まれ、悪人の餌食になって身を滅ぼすと言われています」

『猫人族を狙う悪い連中だと。もしかして人間の子供を産まないからって、如何わしい仕事をさせるのか』


中の人の言葉にエレナは無言で頷いた。

質素な食事が終わり、全員暗い顔で無人の高級レストランを出てると、港周辺にいる人間はごくわずかで猫人族の姿しか見えない。

何も知らない子猫がはしゃぎながら走ってゆくのを、猫騎士は悲しそうな眼で眺める。


『シャロちゃんに海の幸、米が手に入れば寿司を握りたかったのに。子供が飢えると僕の中のシャロちゃんが嘆いている。いや待てよ、その辺に浮いているシースライムを捕まえよう』


中の人は何かを探すように周囲を見回し、帆柱が折れた船に近づくと中に乗せてある投げ網を掴んだ。

壊れた船の甲板で酔って寝転がっていた船員が、網を奪われて慌てて飛び起きる。


「あんた誰だぁ? バカらしい、こんな海に網を投げたって、シースライム以外は小魚一匹獲れないぞ」


エメラルド色の膝丈ドレスに漆黒の羽根ローブを羽織ったシャーロットは、大人五人で扱う巨大網を、絹のショールを広げるように軽々と投げる。

ボヨンボヨンとスライムに網がかぶさる音がして、大量のシースライムが網にかかる。

男は生気のない目でその様子を眺めていたが、シースライムがびっしり絡みついた投げ網を、シャーロットは子犬を散歩するように軽々と引く。


「こんなたくさんのスライムを娘一人で、わぁあっ、なんだこりゃ!!」


海面が盛り上がり大きな波飛沫をたてて、網が岸に引き上げられる。

さらに何回か網を投げて、港の一画からシースライムの姿が消え海面が見えると、シャーロットの周囲に人々が集まりだす。

シャーロットは地面を蹴ると停まる船の帆先まで高く飛び上がり、漆黒の翼を広げながら下々の民を眺めて宣言する。


「私は豊穣の女神アザレアより遣わされた、黄金天使シャーロット。飢えた者・病んだ者・傷ついた者達に、女神の甘味を授けよう」


少し舌足らずで愛らしい声が響き渡り、シャーロットは肩にかけたポシェットを開くと、地上に色とりどりの小さな星を降らせる。

黒い鳥のようなシャーロットの姿を見つめていた子猫の口に、小さな星が偶然入った。


「カリッ、お星様が甘い。ちょっと草の味とイチゴの味がする!」

「ワタシのは黄色い星、すっぱくて甘いレモン味よ」

「あれっ、さっきまで空腹で死にそうだったのに、天使の星を舐めたら腹いっぱいになった」


聖アザレア神国建国時に配る予定だった金平糖は、製造にかなり試行錯誤して今日が初お披露目。

アンドリュー公爵の宝物庫で見つけた沢山入るポーチ(無限収納鞄)に収納した高級薬草粉末入り金平糖を、節分の豆まきみたいにどんどん投げる。


「これは噂に聞いた、豊穣の女神アザレア様が地上にもたらした、天界の甘味」


シルビアの治癒魔法のように全回復全治癒はできないが、金平糖の糖分と高級薬草の効果で数日は体調良好になる。

酔い潰れて路上で寝ていた男猫も、物乞いしていた老猫も、空から色とりどりに降りそそぐ小さな星を追いかけ、両手いっぱいの金平糖を笑いながら拾う。

猫騎士は空から星を降らすシャーロットの姿に、膝から崩れ落ちると顔を覆って泣き出した。


「わ、私は子供の頃、猫人族の女神様が空から星を落として、悪い海賊の船を海に沈めるお伽話を聞かされました」

「お爺様の話は本当だった。我々を救うために豊穣の女神が現れた」


三人の女騎士は互いに抱き合いながら号泣し、猫人族達は笑ってはしゃいでニャンニャンと歌い出す。


『ちょっと興奮しすぎぎる。猫人族はマタタビで酔ったみたいで、これも高級薬草の効果なのか』

「彼女達は、先ほどシャーロット様に酷く無礼な口を聞いたのです。しばらく放置しましょう」

「この程度の薬で操れるなら、猫人族の使役は楽ですね。しかし早くドラゴンを倒さないといずれ物資不足で餓死者が出ます。多少の犠牲は仕方ありま、ええっ、シャーロットお嬢様、何をなさるのですかぁ!!」


あれこれ思案するジェームズのそばで、船の帆先から降りてきたシャーロットはナイフを手に取ると、突然自分の髪を一房根元から切り落とした。

それを見たジェームズが、ギャーと叫び声を上げる。


「うるさいジェームズ。エレナ、捕まえたシースライムの核を取り除き、心眼で毒性がないか分析しろ。ジェームズはスライムを刺して干すパイプを大量に準備だ』


中の人が異世界ジャンクフード本を頭上に掲げると、そこにはシースライムの中心を棒に刺し干しているイラストが描かれていた。


「しかしスライムは、七日干して三日アク抜きしないといけません。そんな手間暇かけて、毒があるかも知れないモノを食べますか?」

『シャロちゃんの天使羽根ケープには、アザレア様の髪を媒介にした風魔法が編み込まれている。そう、髪の毛は強力な触媒になる』


エレナとジェームズは、シャーロットがナイフで切り落とした一握りの金髪を食い入るように見つめる。


「もしかしてシャーロットお嬢様がパイプを集めるように命じたのは、中に髪の毛を仕込むため」

『さすがジェームズ、話が早い。シャロちゃんの腐敗=成長促進七倍速なら、七日干しが一日干しアク抜き三日が半日になり、一日半でシースライム・ベーグルが作れる』


それから酔っ払い猫人族を動員して、シースライムの中心核を除去。

シャーロットの髪の毛を中に仕込んだパイプにスライムを串刺しして、風通しの良い場所に干す。

一日半が経過した深夜12時。

人の顔ほど大きかったシースライムは干からびて、掌サイズに縮んでいた。


「ゲームオ様、私の心眼でシースライスを鑑定したところ、食べると少し口の中が痒くなる程度に弱毒化しています」

『それじゃあ次は、氷水でスライムをあく抜きする。シャロちゃんの呪いの範囲は半径5メートルだから、大きめの水槽にシャロちゃんの髪を結んだ石を沈めればいい』


中の人は水属性氷魔法使いに命じて、巨大水槽を丸ごと冷やした中にスライムが投げ込まれる。

高級料理店の厨房から香ばしく美味しそうな匂いが漂い、焼き上がったばかりのシースライムベーグルがカゴに山盛りで運ばれる。


『白胡麻を表面にまぶして焼いた、シースライム・セサミベーグル。携帯食のスモーク魔サーモンに玉ねぎの黒酢漬けトッピング、とろけるチーズをたっぷりと乗せる』


貴族令嬢のシャーロットがナイフでベーグルをスライス、手際よく具材を乗せ、指先から炎魔法を出してチーズを炙って料理する様子に、猫騎士達は驚く。


『これは試しに干し葡萄を混ぜ込んだレーズンベーグル。蜂蜜酒に漬けたドライ魔マンゴーとクリームを挟み、氷魔法で瞬間冷却すればデザートアイスの出来上がり』

「それではシャーロット様が召し上がる前に、私がシースライムの毒味をします。魔スモークサーモンのチーズベーグルを一口、はむっ、毒の痺れはありません。これは表面はこんがり焼くて中はもっちり噛みごたえのあるベーグルです」


エレナは焼きたてシースライム・ベーグルを頬張ると、思わず頬を押さえてハムハム嬉しそうな声を漏らすのを、猫騎士達はうらやましく見つめる。


「香ばしいサーモンと玉ねぎのすっきりとした酸味、濃厚チーズが美味しさを際立たせています!」

「ずるいメイド、我々にも毒味をさせてください。パクッ、干し葡萄の風味が染みた温かいベーグルと冷えたクリームに、とても甘くてジューシーな魔マンゴーが、ふぁ、あわわっ、口の中でベーグルが暴れる!!」


悲鳴をあげた猫騎士の口からベーグルの切れ端が飛び出して、一口サイズのシースライムはぴょんぴょんと海に向かって逃げ出した。


『注意書きの ※ちょっと動く。って、焼きが甘いとシースライムが再生するのか。次はシャロちゃんに、エビアボガドとかウニいくらサンドとか、カキフライカニクリームコロッケや秋刀魚の塩焼きマグロの漬け丼を食べさせたいな』

※誤字脱字報告、古い言い回しご指摘、アドバイスありがとうございます。とても助かります。


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