ライデンホモスト現象(物理化学)
本日の授業では、至高であるホモの群れにノンケが放り込まれた際に観察できる現象について学ぶとしよう。
感覚的に、ホモの群れに放り込まれたノンケは、『朱に交われば赤くなる』のことわざに見られるように、瞬く間にホモの魅力に取りつかれると捉えがちであるが、実際はそうならない場合がある。
これを『ライデンホモスト現象』という。
ちなみにライデンホモストととは、この現象について論じたドイツのホモ「アハン・ライデンホモスト」から名付られている。
では、この現象について解説しよう。
ノンケはホモの集団に放り込まれた際に、まずは必死で抵抗する。
一方、至高のホモ達にとっても、ノンケはワンオブ尻でしかないので、盟友である他のホモとのプレイが優先される。
そうした環境から、ノンケはホモ集団の中に放り込まれてもしばらくノンケ状態を保つ上に、ホモが放つ漢汗によりノンケとホモたちとの間の摩擦が減り、ノンケはホモの間をするすると自在に逃げ回ることが可能となるのである。
この、ノンケがホモに取り込まれることなく、ホモ集団の間をなめらかに移動する状態を「ライデンホモスト現象」という。
しかしそれも時間の問題。
時間がたつにつれてホモ集団はノンケを徐々に呑みこみ、ノンケはその自我をホモ集団の漢熱気の中で蒸発させ、ホモに染められてしまうのだ。
ちなみにライデンホモスト現象が観察されるのは、ホモ集団の漢熱気が一定以上である場合であり、マイルドホモ集団においてはこの現象は発生せず、ノンケは低いハードルを容易に飛び越えるかのようにホモと同化していくのである。
なお、本文の参考出典を次に紹介しておくので、暇なときについでに学ぶとよいであろう。
参考出典
「ライデンフロスト現象」
100度超に熱した鉄板に100度で蒸発する水滴がたらされると、水滴が鉄板と接する部分で急激に気化が発生する。
気化した部分が蒸気となって水滴と鉄板の間に発生することにより、水滴と鉄板の間の熱伝導は非常に遅くなり、結果として水滴の蒸発は遅くなってしまう。
また、蒸発した部分は新たな蒸気として水滴と鉄板の間に補充されるので、熱伝導はしばらく遅いままを維持することになる。
さらに蒸気は水滴と鉄板との摩擦を大幅に下げるので、水滴は鉄板上をなめらかに移動することができる。
なお、水滴の場合は鉄板の温度がおおよそ160度以上から観察され、それ以下の温度ではライデンフロスト現象は起こらず、水滴は鉄板上に広がり速やかに蒸発することになる。
今日はここまで。