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仮定法ホモ (英文法)

 本日は英文法の中でも会話での使用頻度が高いとされる文型である「仮定法」において最も至高である「仮定法ホモ」について学ぶとしよう。


 仮定法ホモの基礎となる文型は「仮定法過去」である。

 日本語文型の基本は次の通り。


「もし、○○が××だったら △△は□□であろう」


 つまり、現実世界とは違う状況を想像したときに、そうだった場合に色々なことがこうなるであろうと思い描く文型が仮定法過去である。


 ここで陥りやすいのは「過去」という日本語表記による誤謬ごびゅうである。

 ここでいう「過去」は英文法において過去形を用いるというだけの意味しかなく、意味として過去の表現を含むものではないことに留意しよう。

 あくまでも「文法」として「過去形」を使用するだけなのだ※1。


 それでは日本語を仮定法過去、さらには仮定法ホモへと訳していくとしよう。


 まずは基本文型から。

「私はホモである。あなたは私を愛する」

 I am a homosexual. you love me.


 次に「もしも」を示す"If" と 未来を表す"will"を使用する。

「もしも私がホモである, あなたは私を愛するであろう」

 If I am a homosexual, you will love me.


 この文章を完成させるには、仮定法過去を用いる。

「もしも私がホモであるならば、あなたは私を愛するであろう」

 If I were a homosexual, you would love me.


 仮定法過去としての文型はこれで完成である。ポイントは”am”の過去形を”was”ではなく”were”を使用している点である※2。


 しかし、仮定法ホモにおいては、必ず付加される単語がある。

 それは"supreme" つまり「至高」である。


「もしも私が至高なるホモであるならば、あなたは至高である私を愛するであろう」

 If I were a supreme homosexual, you would love supreme me.


 これで完成である。

 ポイントを繰り返すとしよう。

 ①”am”の過去形は”was”ではなく”were”を使用する。

 ②仮定法ホモにおいては、"supreme"が必須である。


 なお、脚注を次に示しておくので暇なときに学ぶとよかろう。


 脚注

 ※1 英語の場合、過去形は「昔」ではなく、「現在との距離」を示すので、現実と距離がある「想像世界」を表現するのにも過去形を使用するという理由付けがあるが、恐らくは丸暗記した方が早いであろう。


 ※2 会話では”were”だけでなく”was”も使用されるが、融通が利かない受験英語ではwereを使用しておいた方が無難であろう。


 今日はここまで。

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