ここどこ?
主人公については次回かきます。ええ、ほんとうですとも
世界のなんやかんやも書きますね
「───ですね。わかりました、そうしておきます。」
「では、よい異世界ライフをー」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
──目を開けると、草原が広がっていた。
広がっていた・・・?
えっ
「ここ・・どこ・・・?」
いやまてよ。どこ以前に、なにも思い出せんぞ。
まず初めに・・・確認!
俺は、人間の男で名前が、名前が────────
何だっけ?いや思い出せ俺。あきれめんなそうだあの、あれーあのー
そう、ジンだ。感凪 尽だ。
よしいいぞ。あとは今の周りの環境だ・・・
───────あ?
「嘘だろぉ!」
自然と息が乱れ、意識が持っていかれそうになる
尽は焦っていた。ひじょーに焦っていたのだ
何度も考え、何度も思い出そうとした。いまなぜ草原にいるのかを
とんでみたり、軽く走ったり、転がったり、うねったりした。
しかし、まったくの無意味・・いや、無駄な体力の消費だった
(なぜは置いといて、ここはどこだろう?)
草原を見渡すが見事に草しかないのだ
違和感があるとすれば森が遠くに見えるのと
洞窟?らしきものが一つあるくらいだ
俺は立ち尽くしていた
当然だろう。訳もわからずに
草原に一人たっているのだから
それにおかしい、周りにはゲームでしか見たことのない奴らがいる
魔物かな?
羽の生えた兎や爪のある蛇。そして・・
「人か?」
50mくらい先に二本の剣を手にもった男性がいた
まるで棒アニメの主人公の様なイケメンぶりだ
何やら魔物をばっさばッさと薙いでいる
どうしようかな?
声をかけようにもすごく怖い。うん 怖いんだ
なんなんだあのイケメンは。笑顔で兎や蛇を狩っている
というより、刈っているかんじでサクサクいっちゃってるよ
訳の分からない状況でまた
絶対見ないような光景を見ていると、急に背中が一瞬熱くなった気がした。
「ん?なんだ」
尽が背後を見ると、なんか強面のライオンみたいなのがいた
「グガァァァァァァ」
「うわあああぁぁあぁぁあああああああ」
とっさの出来事に驚いた。
やばいやばいやばいどうしよう?!どう見ても友好的な奴に見えないし
いやでも、人は見かけによらないっていうし、意外と大丈夫なんじゃ?
「ガァァァァァ」
「ですよねえぇぇぇぇ」
奴の攻撃が飛んでくるのを奇跡的に回避できたものの、このままではやばい。確実に逝ってしまう。
いかんいかん。こういう時ほど冷静になるんだ。冷静になれ、ジン!
そう考えていると何やらライオン?の頭上には、
緑のゲージと「オオウサギ」という文字が浮かんでいた
「んーなになに、「オオウサギ」ってうさぎ?!ライオンだろどうみても!」
というかなんだこの表示は。それになんか奴の体が光っているし。
そう思っていたら、奴の口から火の玉が飛んできた
覚悟を決める間もなく、無慈悲に火の玉がジンに向かって飛んで行く。
もう駄目だと思い、尽が目をつぶった。
その時
「シュン」
空を切ったような音が微かに聞き取れた
なんだ?どうなったんだ?
火の玉は、いっこうに当たった気配はない
(このまま目をつぶっていても仕方がないしなあ)
おそるおそる目を開くとあのイケメンな男がいた
いかがでしょうか。
初投稿作品です
気ままに書いていますので不定期に更新します
最低、週に1回(土日)に投稿を目指しています
誤字脱字などがありましたら、報告しないでもいいです。
めんどくさくて、訂正しないかもしれないんで^^