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地球で不幸すぎた少女が、異世界で幸せになるまでの話  作者: マカロン男爵
第1章 覚醒、そして幸せ
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儀式 (前編)

ごめんなさい!1話にまとめようと思ったけど無理でした!。゜(゜´Д`゜)゜。

今日は、ステータス確認と精霊契約があるのでラーナと共に神殿に来ている。

本来なら、わたしも王族なので王や、王妃も一緒に来るはずなのだが、まぁ嫌がらせなのだろう。

今日は他にステータス確認と精霊契約をする子がいるので、控え室待っていたのだが、人が来たようだ。


コンコン、


「姫様、儀式の用意ができましたので証明の間へ、お一人でお越しください」


恐らく神官である人が呼びに来たようなので用意ができたようだ。


「分かりました。すぐに行きます、

ラーナはここで待機を」


「かしこまりました」


一見、嫌がらせか?と、思うかもしれないが一人で行くと言う事は、平民でも王族でも同じなのである。

私は、すぐに部屋から退出して、証明の間に向かった。豪勢な扉を開けると、中には一人神官長がいるだけだった。神官長は、私を見て一瞬ポーとしてから挨拶した。 ??


「お初にお目にかかります、姫様。

私は、神官長を務めさせていただいております、カセム=イセルクと、申します。

本日の姫様の儀式担当官となりましたので、おみしりおきを」


神官長は、薄い青色の髪にオレンジから赤になっているグラデーションの瞳がなんとも神秘的な男性だった。イケメンだ!…コホンッ!私も挨拶をかえさねば


「えぇ、本日は、よろしくお願いいたしますわ。カセム様」


カセム様は、私の挨拶を聞いてにこやかに返す。


「はい、姫様。

では、早速取り掛からせて頂きます。

儀式の言霊は、覚えて来ていますね?」


儀式の言霊は、神に自分の場所とステータスを提示してほしい、力を授けてほしい、と言う気持ちを教える為の言葉だ。

私は、もちろん覚えているけどね!


「えぇ、もちろんですわ。

早速始めてください」


「では、行います」


神官長が神玉に魔力を込め始める。始まる合図だ。



さぁ、始めよう。



『神よ、我らが創造主よ。我の願いを聞き届けたまえ。我の名は、アリアーナ=ファン=ユサワ=シルディア破壊の創造主。汝は、我と契約す。』


???? 破壊の創造主??!そんなん私知らんよ!途中まであっていたのに。

でも口が勝手に喋る。


『我はすべての創造主、破壊と創造 森羅万象を司る者、今こそ力を具現化す!

命令する、逆らう事は許されない』


パッリィィィン


何かが割れる音がして、

私の意識はブラックアウトした。



________________________________


カセム視点


私はカセム=イセルク、シルディア王国の神官長をしている。

本日は、第2王女のアリアーナ殿下の儀式の見届け役を命じられたのだが、あまり気乗りはしない。変人と有名な王女だ何をしでかすかわかった者ではない。


儀式の用意ができたので部下に王女を呼びに行かせる。王女は、髪色も瞳も側妃や王とも違う色だ、しかし神と同じ色でとても貴重であるがために大事にされている。


キィィ


扉が開く音だ。挨拶をするために王女と顔を合わせようと、顔を見た。


びっくりした!あのように完璧な顔をした異性は初めて見た。天使の輪が見えるくらいにサラサラな銀髪。ワクワクしていることが見て取れる、大きくキラキラとしている金の瞳。鼻の高さ、口の位置と神が祝福したとしか思えないほどに完璧だ。まだ5歳でこの美貌とは、成人したらどのようになるのか?!彼女が神だと言っても、私は簡単に信じるだろう。



私は、王女の見届け役ができて本当に良かった!と浮かれていた、まさか本物だとは思いもしなかったのだから……



カセムは、23歳です。これでアリアに惚れたら ロリコnゴホンッ!( *`ω´)


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