王妃と王子、王女達
私に待ったをかけたのは、この国の第一王子のウィルアス殿下だ。性格も良く、頭もいいので将来の国王として期待されている。
「なんでしょう?でんか「ウィル!こんな奴に話しかけなくてもよろしいのです!」_…」
私の言葉に重ねるように王妃が言う。
絶対わざとだ。
ちなみに、王子は、この国に3人おり。
王女も2人いる。私は今日で3歳で
第一王子が5歳 第二王子が4歳 第三王子が3歳 第一王女が4歳 第二王女が私
第三王女が2歳 となっている。
王妃は、この国の者では無く隣国の王女だったらしい。だから余計に、庶民である私の母 側妃を許さないのだろう。
「母上大丈夫です。この者にもっとまともに喋れるようにせよ、と言うつもりでしたので。」
「そ、そう。」
殿下がそう言うと、王妃はホッとしたように息を吐いた。
「ウィル?あなたは、明日ステータス確認と精霊契約をするのだから、きちんと体調を整えておきなさい。ステータスは、ともかく精霊契約はせめて上級精霊と契約しなさい。私や陛下のようにね。」
「はい、母上。」
王妃の問いに、殿下は嬉しそうに話したいた。私は、完全に空気なので、さっさと逃げよう。
「ラーナ。いきますよ。」
「かしこまりました。」
私やラーナと王の間から退出した。
王族は、アリア以外みんな金髪に青の瞳です。