精霊、現る。
すみません!遅くなりました。(。-_-。)
ガタゴト………ガタッ!………
どうも、馬車に揺られながら、ラーナさんと一緒に座っております。アリアです。
今日は楽しみにしていた精霊契約!
しかし!楽しみなのに隣の空気が半端じゃなく怖い。
昨日の魔女のところへ行く、という話については私は別に構わないのだが、そう。構わないのだが。
「あのヘタレめが………!今度会ったらただじゃおかねぇ!ぶっ潰してやる!」
ラーナさんがとってもお怒りなのです。
とっても怖いのです。
「私の姫様を魔女?魔女なんかの元にやる?何故?殺そう!そうだ!陛下殺そう!」
ラーナさんがいい笑顔で「そうだ○○へ行こう」みたいなこと言ってる!?
やばい!
「ら、ラーナ?落ち着こう?私は別に大丈夫だからね?それよりも!今日は私の精霊契約の日だよ?そんな顔してるのやだなぁ………」
私はシュンとしながらいう。そうしたらラーナは焦った様子で謝ってくる。
「申し訳ありませんわ!姫様!ラーナは姫様の精霊契約、楽しみで仕方ありませんわ!」
「そう、よかった!」
「グッ!ゴホッゴッホォッ!」
「ラーナ!?大丈夫?」
いきなりむせるなんて………どうしたんだ?
「だっ、大丈夫ですわぁ!(蔓延の笑み!それはずるいですわぁ!)」
***
さてさてさぁーて?場所は変わり!ここは!精霊契約のために我が国民一度はくる精霊の泉でございます!
ここの泉の水に触れながら、精霊契約の言霊を言う。そうすれば、男爵級、子爵級、伯爵級、侯爵級、公爵級、王級、皇帝級、神級。と言う階級と、属性に別れた精霊が召喚される。人によっては二、三という数の精霊と契約ができるらしい。あっなんかフラグが立った。………気がする。
ちなみに今精霊の泉にいるのは、私、ラーナ、神官長、護衛の騎士五名だ。
ふっ、と気がついて、周りの景色を改めて見てみたら美しい……。としか言いようもない光景だった。
泉の周りには様々な木々草花に囲まれ、幻想的な雰囲気に包まれている。時たま通る風がまるで歌っているような感覚に陥る。
「美しい。なんて…綺麗なの……!」
つい口からこぼれてしまった。賛美の言葉。それを聞いたラーナや神官長は嬉しそうに笑った。
「さあ、姫様。契約を行いますよ」
「わかりました」
私は泉に手お入れて、言霊を唱える。
『懇願せよ。顕れよ。我は汝に問おう。我と共に歩む覚悟はあるのか?汝に問う。汝は我の半身か?答えを聞こう!我は全ての創造主。弱者はいらぬ。さあ来い!』
やっべ全然言霊チゲェよ。やばい、マジでヤバイ。どうする!?絶テェ召喚させないって!あっ、後泉の水つめタァい。アハッ!
泉に手を入れたまま一人で悶々と考えていたら、泉が光り出した。
ん?なんか出てくる?っと思った瞬間泉に入れていた手を掬われて知らない青年に手の甲にキスをされた!?
『只今馳せ参じました。我が主人よ………』
出てきたのは………まさかの精霊!
しかも、めっちゃイケメン!
まるで極上の蜂蜜のような甘いブランドにルビーを詰め込んだような綺麗な瞳。パッチリとした形のいい目、すっと通った鼻筋!麗しい薄い唇!私の理想がそこにいた。しかも銀でできた鎧まで来てる!
「あ、貴方、名前は?精霊だよね?」
困惑を隠しきれないが質問をする私に嬉しそうに返答する精霊騎士。
『はい、私は精霊です。名はありません。主人かつけていただけると嬉しいです。階級は神級、属性は………主人とほぼ同じです♪」』
セ、精霊ぃぃぃいいいいい!!!??
お前まで!私を裏切るのか?チートはもう腹一杯です!
ごめんなさいキャラが増えるっていたな?あれは嘘だ!(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎




