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異世界行ったら人間卒業⁈ダンジョン生活奮闘記!  作者: binn
第1章 転生者のダンジョン建設!
9/78

女騎士は美人、これは常識だね

VS聖騎士編の続きです。

最近の勉強はめんどくさいです、勉強消えないかな…

そんなことを思いながら過ごしています。

それでは第1章、第5話お楽しみください

「喰らえ聖騎士ッ!【音波砲エコー】ッ!」


俺はスキルを発動し大きく口を開けると、超音波が俺の口から出ていく。


超音波は聖騎士を巻き込み木々の葉を落として行く。


「グッ!貴様ァふざけているのか!正々堂々戦え!死ねッ!【流動する毒の流れ】ッ!」


「うるせぇ!遠距離攻撃で楽してる奴に言われたくねぇよ!【音波砲エコー!】」


俺の放つ超音波はあの毒の煙を吹き飛ばし、確実に聖騎士の耳にダメージを与えているはずだ。


それでも聖騎士は毒の煙を巧みに操り、だんだんと俺に近づいてくる。

聖騎士との距離があと数mになった所で俺は走り出し、隠し持っていた石を聖騎士の兜に叩きつける。


金属がぶつかり合うような音が響き、聖騎士の兜が大きくへこむ。


聖騎士がフラつくのを確認すると俺は聖騎士の腹に思い切り蹴りを加える、ザマァ見やがれ!


聖騎士は後ろに蹴り飛ばされ背中から大胆にころぶ、そこに追撃を仕掛けるように石を思い切り叩きつけた。


聖騎士が気を失ったのか辺りに撒かれていた毒の煙が消えた、俺は聖騎士が気を失ったのを確認しリンネに声を掛けた。


「リンネ、こいつの状態異常を治してやってくれ」


「本当にやるんですか?私たちは殺され掛けたんですよ?」


「確かにそうだけど…まぁそこはやってから考えよう」


「はぁ…なんて適当な人なんですか、解かりました、いきますよ【光の導き(フィルアス・イア)】」


聖騎士の身体が光り輝く魔方陣に囲まれ、聖騎士の鎧の隙間から何かの文字の様なものが這い出てくる。


「これで大丈夫な筈です、駄目だったら諦めてくださいね」


「あぁわかった、それでこの人はいつ頃起きるんだ?」


「そうですねぇ、放っておけば起きるんじゃいでしょうか、それにここはダンジョンも近いらしいし早く離れましょう」


「いや、そのダンジョンが俺の家なんだ、だから安心して良いぜ」


あ、自然な流れでとても重要な事をうっかり口に出してしまった。


「そうだったんですか」




「………………え?」


「と言うことはあなたがダンジョンマスターなんですか?」


「ま、まぁな、なる気は無かったんだけどね」


「へ〜、そうだったんですか、私ダンジョンマスターって初めて見ました」


「意外と驚かないんだな」


「えぇ、そんなに驚きませんでした」


「その答えに俺が驚いた」


「ふふ、面白い人ですね」


「人じゃ無いけどな」




「それじゃあ、我が家(ダンジョン)に行きますか」


「分かりました、一緒に行きましょう」




ふぅ……聖騎士怖すぎ、もう戦いたくないンゴ。ダンジョンに引きこもりたいぜ。

因みにあの聖騎士さんはとても美人だった、まさに絶世の美女って感じ、でもエルフってみんな美人らしい。

やっぱりエルフは美人なんですね!わかります!

そんなエルフさんだけどいつの間にか居なくなっていた、ビックリしたね。あのアイアンメイデンの兜が木に掛けてあって、俺の方を見ている気がした。


san値が減ったぜ。

おのれニャルラトホテップ、ゆるすまじ。


それからリンネはダンジョンのコアルームにいるけど、いつの間にかコアで遊んでいた。

死ぬかと思った。


「リンネ、それだけはやめてくれ、俺が死んでしまう」


「え?大丈夫ですよ、気をつけていますから」


「そう言う問題じゃないんだ、マジで辞めてくれ。いや、辞めてくださいお願いします」


リンネをなんとか説得し、もうコアでは遊ばないと誓ってくれた、良かった。

しかし、あのエルフの聖騎士はどこに行ったんだろう?




〜〜〜〜〜イーゴ大森林〜〜〜〜〜




「はぁ…はぁ…ここはどこなのよ…」


私の名前はミブギア・ロウグリーン、ニルジャーチと言う街で聖騎士をやっている者よ。


しかし、私が起きてみると周りは木だらけだったの。何が起こったのと思ったわ。


辺りを見回す限りどうやらイーゴ大森林の中だとわかったわ、でもイーゴ大森林と言ったらまさに自然の迷宮、迷うのは簡単だったわ。


私の最後の記憶は、五天命の1人『信仰』のレルジーア天騎に会いに言った時の事だ、その後の事はあまり覚えていない。


森を歩き続け約十時間、やっと街を見つけた。


私達の街、ニルジャーチだった。ひさびさに泣きそうになった、こんなにも街で安心できるとは思わなかった。


私が街に入る時、門兵から他に同行した兵士はどうしましたか?と尋ねられた。

私は正直にいつの間にか別れていて、そこからは1人だったと伝えた。

すると門兵はそうですか…とだけ言い、仕事に戻った。


一体私の記憶がない間に何があったのかしら、それを知る事はできるのかしら、私はそんな考えを持ちながら街の人混みに混じっていった………

五天命について、神が与えた守る事で幸せや幸福が訪れる、五つの言葉


その力を持つものを天命騎士と呼ぶ、聖神教最高階級

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