表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界行ったら人間卒業⁈ダンジョン生活奮闘記!  作者: binn
第1章 転生者のダンジョン建設!
6/78

狼人間と邪教の聖女

皆さんこんにちは、binnです。

主人公のダンジョン生成30日目、一体どんな事をするのか、それとも何もしないのか?


真相はこの話を読んで見てください。

今日も新しい朝が来た!希望の朝だ!喜びに胸を開け!おーお空あーおーげー!


「ふぅ……おはよう」


『おはようございます、マスター、今日で30日、つまりダンジョン準備期間の12分の1がすぎましたが、このダンジョンを見てどう思われますか?』


「………凄く………大きいです」


『違います、小さいです。1日目から全く構造が変わっていませんよね?』


「ハイ、ソノトーリデス」


『しかも、1日1回回収されるDPを全てスライム召喚に使うってどう言うつもりですか!』


「ま、まぁまぁ、落ち着け、毎日召喚したから、ダンジョンに大量のスライムが徘徊してるぜ」


『確かにスライムを大量に配置して溶解させる戦法は他のダンジョンマスターがやっていたそうですが…本当に大丈夫ですか?』


「大丈夫だ!俺たちにはグラトニーが居る!」


プルプル!


ふっ、かわいい奴め。




「よし!それじゃあ第2階層を作っていくか!」


迷宮生成クリエイト・ダンジョンッ!」


さてと、今日から第2階層を作っていくことになったけど、どんな感じにするか


まずは階層移動用の魔法陣を建てておこう、てか魔法陣ってあるんだな、ここが異世界ってことを実感できる、まぁ、コアとかスライムがいる時点で異世界なんだけどな。


そう言えば、最近 迷宮生成クリエイト・ダンジョンの機能にあるその他のコアルーム改造の凄さに気づいた。

なんと、オプションとして、コアルームを自分なりに変えられるらしいのだ、名前の通りだな。

コアルームの壁や床、天井の照明とか、ベットや机などとか、トイレや風呂、キッチンとかも加えられるらしい。

あ、後コアルームの場所は自由に位置を変えることができるらしい。


迷宮生成クリエイト・ダンジョンすげぇ。


と言うわけで、コアルームを第2階層の場所に移動させた。

早速第2階層のエリアを拡大していったが、途中で止まってしまった。

なんでだ?


マスター、DPをご確認ください』


DPだって?そう言えばそんなのあったな、最近スライムを10体づつ召喚してたから忘れてたぜ。


迷宮生成クリエイト・ダンジョン


迷宮生成

・通路

・部屋

・罠

モンスター

・通常

・ボス

・ユニーク

その他

・コアルーム改造

・実績


所持DP:0


所持DP0ッ⁈マジかよ!


くそッ、如何すれば良いんだ…


マスター、実績を解除為されてはいかがですか?』


実績?ああ、アレね。この前グラトニーに名前付けたら解除された奴。


〔実績の一覧を開きますか?〕


「あぁ、開きますよ〜っと」


・実績

【迷宮を創ろう!】は解除されていません

【人間の偵察に行こう!】は解除されていません

湧き場所(スポーンポイント)】は解除されていません

【名付けの親】は解除済みです

【草原の中で】は解除されていません

【ジャングルにまみれて】は解除されていません

【砂漠のオアシス】は解除されていません

………………

………………

………………




中々多いな、これを解除していけば良いのか。

でもDP使うから全部できないじゃん。


『【人間の偵察に行こう!】と言う実績はどうですか?外に行って人間を見てくればいいんですよ』


「それ良いな、じゃあ外に行ってくるか」


マスター、お気をつけて』


コアにそんな言葉をかけられながら、俺はダンジョンマスターの権限で迷宮内転移(ダンジョンテレポート)を使って、入り口まで来た。


「うーん、シャバの空気はうめぇぜ!」


さてと、人間を探しに行きますか。

まずはダンジョンの正面に向かって行きますか。


因みにダンジョンマスターは本能的にダンジョンの場所がわかるっぽい、ダンジョンが見えなくなったけどなんとなくこっちの方角だと言うことがわかる。ダンジョンマスターってすげぇ。



森を歩いていると、人狼を見つけた、かっこいいな!鑑定しとこ。


「鑑定」


名前 ルッチ・ベレーブレス Lv47

種族 獣人種・狼人間ワーウルフ

職業 冒険者


体力8400

魔力2860

攻撃力4200

防御力2300

俊敏性360

知性120

取得スキル

筋力一時的強化ドーピング】Lv4

【風魔法】Lv7

【威嚇】Lv2

【投擲】Lv10

【隠密】Lv4

【壁走り】Lv3

称号

【忍】

・隠密

・壁走り

【過剰筋力】

筋力一時的強化ドーピング




え?なんか強くね?俺、一撃で殺されちゃうんじゃね?

怖っ、早く離れ…「おい、こんな所で何をしている」


見つかりました。

しょうがない、両手を上げて出ていこう。


「いや…じつは森で迷ってしまいましてね、できれば助けて欲しいのです」


「こんな森の中でか?貴様……何者だ?」


「あぁ失礼、私、行商人のペドラーと申します。実は遠路はるばるこの地まで来たは良いもの、盗賊に襲われてしまって荷物を置いて逃げて来たのです」


「そうか、それは災難だったな。ついて来い、街に連れて行ってやるよ、金はいらねぇからよ」


ちなみにペドラーと言う偽名は行商人の英語訳だ、英語教室通ってて良かった。


ルッチさん(狼人間)と雑談しながらイーゴ大森林を歩き続けた、それと話してる途中に手に入れた情報だが、ルッチさんはベテランの冒険者らしく、かれこれ20年以上は続けているらしい。


かれこれ10時間ほど歩いて、遂にイーゴ大森林を抜けた!イーゴ大森林のすぐ近くに石の壁に囲まれた街が見えた。



「俺の活動拠点……って言うか俺の住んでる街か、まぁいいや、ともかくどうだい?ニルジャーチは」



なるほど、この街はニルジャーチって言うのか、しかしデカイな。何でだ?


「おぉ、結構大きいですね」


「そりゃそうだろう、ここはイーゴ大森林の管轄をまかされているからな」


「イーゴ大森林の管轄…ですか?」


「あぁ、まぁ管轄って言っても1ヶ月に1、2回ちょっとした見回りをしたりする程度だよ」



イーゴ大森林の管轄か…もしかしたら俺のダンジョンが見つかるかもしれないな、他の情報もルッチさんから聞いておこう。


「最近、イーゴの森で何か変わった事は?」


「うん?変わった事か…特になかったな」


「そうですか…わかりました」



俺、今気づいたんだけど、俺のダンジョンってほとんど人が来ない気がする。それはマズイな、人が来ないとダンジョンがうまく回らなくなるぞ。


「それじゃあ俺は、ギルドに行かなくちゃいけねぇから、案内はここまでだ、じゃあな」


「ありがとうございました、私も後で行きます」


「そうか、それじゃあニルジャーチで会えたらなんか売ってくれよ、ここまで案内した恩としてよ」


「ハハハ、わかりました、楽しみに待ってますよ」


ルッチさんがニルジャーチの方に歩いて行くのを見ながら、ふと思った。


あれ?人間を偵察って言っても何をどうすれば良いんだ?ルッチさん見るだけじゃ駄目だったし…、パーティの事なのか?




ガサッ


俺が実績が解除されない事に悩んでいると後ろの茂みからある音が聞こえてきた


んっ?なんだ?

背後から何かの音がした、もしかして…モンスターか?!

そう思い、後ろを振り向くと白いロングの髪に白い神官服を着た美少女が居た。


「え?」


「あっ、あの!私が逃げるのに協力してくださいっ!」



なんと、白い少女に協力してと言われた。

まぁ俺は女の人が困っているなら、なんでも聞くけどね。


「わ、わかった、で俺は何をすればいい?」


「えっと、もう直ぐ他の神官の方々が来るので誤魔化してください!お願いします」


少女が茂みに隠れてから数十秒すると、黒い神官服を着た男達がダッシュで駆けてきた。

その中の一人が話しかけてきた。


「白い服を着た少女を見なかったか⁉︎」


「白い服?見てないな」


「そうか、一体どこに言ったんだ」


男達はリーダーっぽいのが「行くぞ!」と言うとまた森の中に入っていった。

なんだったんだ。


「あの…ありがとうございます、ようやくあの神官たちをまくことができました」


「いや、気にしなくていいぜ、別に大した事じゃないからな、君の名前は?」


「あっ、そうですよね、自己紹介を忘れていました。私はリンネ、ジューベルグラフェツで聖女として勤めています」


ジューベルグラフェツ?なんだそれ、教えて!鑑定先生ッ!


【ジューベルグラフェツ】

9大陸に根強く残る邪教の一つ。

生と死をもたらす神、ウロボロスを信仰している。




邪教なのかよっ!いや待て、一回リンネちゃんを鑑定してみよう。そうすればわかるはずだ。


名前 リンネ Lv18

種族 人間

職業 聖女


体力960

魔力1600

攻撃力340

防御力240

俊敏性140

知性280

取得スキル

魂の輪(ウロボロス)】Lv10

自殺キル】Lv10

【聖魔法】Lv9

称号

【聖女】

・聖魔法

【ウロボロスの加護】

魂の輪(ウロボロス)

自殺キル




まじかよ…しかも【自殺キル】ってなんだよ、意味ないじゃん。

さてと、これからどうしたものか…


「あの…一緒についていってもいいですか?」


「え?突然どうしたんだ」


「いや、私は一応聖女って役職ですが、そんなに真面目にやってるわけじゃ無いんですよね、私、もっと他の世界を見て見たいんです」


「ほーなるほど、大丈夫、大丈夫構わないぜ」


「本当ですか⁈ありがとうございます!」


ん?こう言うのってなんか他に事情とか無いのかな?

まぁいいか。




聖女リンネが仲間になりたそうにこちらを見ている、仲間にしますか?


→はい

yes


聖女リンネが仲間になった!


遂にヒロインが登場しました。主人公よりも強いスキルを持っているが果たして主人公の面子を守りきれるか⁈

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ