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異世界行ったら人間卒業⁈ダンジョン生活奮闘記!  作者: binn
第1章 転生者のダンジョン建設!
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ある騎士の報告

どうも、binnです。

最近、寝つきが悪くなった気がします、きっと気のせいでしょうが、絶対この小説を書いているからではない、そうに決まってる。


それでは、第1章第12話をご視聴ください!

「エイドレイ上騎、ミブギア騎が数ヶ月程前にイーゴ大森林内で発見したとされるダンジョンについての報告に参りました、失礼してもよろしいでしょうか」


「入りたまえ」


「失礼致します」


「で、そのダンジョンはどうだった?早めに攻略は可能かね?」


「いえ、尖兵隊に向かわせたところ、未だ入ることはできないとのことで」


「そうか…不可侵時期だったか…」


「そのようで、同行させていた魔学隊によりますと魔力蓄積値はおよそ7619、他のダンジョンの平均値から計測すると7ヶ月前後だそうです」


「7ヶ月か…つまり不可侵時期が終わるまではあと5ヶ月程か…」


「いかが致しましょう」


「そうだな…不可侵時期終了3ヶ月前にダンジョン攻略の情報をギルドの連中に流そう、奴らのような蛮族には上手い餌だろう」


「承知しました、他にご予定は?」


「………最東の島イルバネスにジュウを500程譲ってもらおう」


「ジュウ…ですか?」


「ん?なんだ、君は知らなかったのか、ワダス騎」


「ジュウと言うのはイルバネス列島が精製している飛び道具だ、これだよ」


「その黒い筒のようなものがジュウですか、飛び道具には見えませんが…」


「ははは、最初は皆そう言うのさ、だが威力は筋金入りだ、撃ってみるかい」


「いえ、自分は大丈夫です、エイドレイ上騎に頼みます」


「そうか、見てると良いこれは素晴らしい武器だ、そして使い方もいたって簡単、誰でも使える」


「そうだ、耳を塞いでおきたまえ」


「え?」


エイドレイがジュウを構えて部屋の隅に置いてある甲冑を凄まじい轟音と共に撃ち抜いた


「どうだね?素晴らしいだろ?」


「まさか…これ程までに威力のある物とは…」


「私も見せて貰った時は驚いたよ、あのような低知能の人々が作り出したとは思えない出来だからね」


「低知能…?」


「イルバネスの奴らは服を着ないんだ、代わりにキモノと言う物を着ているんだよ」


「キモノですか…」


「あぁ、キモノだ、奴らの技術なら服なども作れそうなものだが…他の武器も素晴らしい物ばかりなのに…」


「………失礼ですがエイドレイ上騎、カタナと言う片刃刀をご存知ですか?」


「カタナか…イルバネスの奴らの武器にあったような…無かったような……それにしても一体どうしたのだね」


「その様な名前の剣を持った聖騎士が居たのですよ。」


「片刃刀のロウズ、ロウズ・カルミティア騎士です」


「ロウズ騎…あぁ、思い出した、彼ならナズル大陸に行ったよ」


「ナズル大陸に?一体何故…」


「ナズル大陸には数多くのオリハルコンなどの稀少鉱石が眠っているらしいからね…あの剣でも直しに行ったのだろう、確か刃先がかけたとか言ってたかな」


「そうでしたか、それでは失礼しました」





「………ロウズ騎か……」


「………生きていると良いが………まぁ、無理だろうな…」


「ワダス騎………彼は禁忌を犯してしまったのだよ……許されることの無い禁忌にね………」


「あぁ、我等が聖神よ、同士ロウズ騎の罪を死で償い、大いなる祝福を我等に、我等の祝福を彼にも与えたまえ」


「我等は皆平等にて、我等の信仰は揺るぎなき、我等は生命を守りつつ、我等は罪を断罪す、我等は純潔の心持ち、我等に聖神の加護あれ………」




〜〜〜スライム天国ダンジョン〜〜〜


『さて、ダンジョン準備期間は7ヶ月を過ぎましたが順調に進んでいますね、この調子ならダンジョン準備期間終了までに50階層はいけますよ、一緒に頑張りましょう』


「スライムの種類も4匹増えたしこのまま頑張ればスライム制覇も夢じゃねぇ!」


「ダンジョンの話もいいですけど私パンとスープだけじゃ飽きてきました〜、お肉食べたいですお肉」


「肉かぁ、何か良い案ない?」


『そうですねぇ、ミノベルなどの家畜を育ててみますか?』


「ミノベルのお肉!私の大好物です!」


「美味いの?」


「美味しいですよ!」


「んじゃ、DPで出してみるか………」


「やったぁ!お肉〜お肉〜」


『……………………チッ』


「ん?コアなんか言った?」


『いえ?何も言ってませんよ?』


「それなら良いんだけど………」


「早く〜お肉〜」


「もうちょい待ってろって」



『……………』


ハッ!そうだ!ミノベルにDPなんて使ってたらもったいないしそれをうまく利用すればあの女を追い出せるかもしれないし、マスターに褒められるかもしれない!


マスター、ミノベルにDPを使うとすると、ダンジョンの階層の追加やマスターの大好きなスライムを召喚する回数も減ってしまいますよ』


「確かに!ヤベェな、どうするか…」


「んーじゃあミノベルのお肉は月に1回でも良いですよ」


「なにっ!本当か!」


「えぇ」


「よし、これで大丈夫だろう」


『………………チッ』


「今なんか言った?」


『言ってないです』


「そうか…」


「あ、リンネ、ミノベル召喚はもうちょっと先でいいか?」


「え⁈」


「すまんな、ミノベルを召喚するのにちょっと準備が必要なんだよ」


「…まぁ、準備があるならいいですよ」


「流石、わかってらっしゃる」



「はぁ…ミノベルゥ………」


「そんなに落ち込むなよ」


『はぁ…なんて茶番………』


「コアはそんなこと言わないでくれよ」


リンネ「最近、私の出番少なくないですか?」


binn「そ、そんなことあるわけないじゃないですかーや、やだなーもーやめてくださいよー」


リンネ「少なくないですか?」


binn「すいません、出す機会が思いつかなかったんです許してください」


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