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神の子の使い魔  作者: 天谷あきの
10/44

二度目の訪問(4)

前回更新時、シーンがまるまるひとつ抜けてしまっておりました。混乱させてしまって申し訳ありません。

(あの子はみのりを怒ってた。帰ったらみんなにばらすって言ってた)


 唐突にモフ美が言い、俺はぎょっとした。

 みんなにばらすって……何を?


(自分みたいに巻き添えにされちゃう人がもう出ないように、みんなに話して、みのりを仲間外れにするって言ってた)


 ――そんなこと。


 言ったのか? あいつ。


 なんか……ものすごい勢いで、腑に落ちた。みのりが、アトレンが、いったいどうして有無を言わせず俺の記憶まで消したのか、という理由が。


 俺はため息をついた。みのりをミアの子として崇めているこの国で、花園千絵子がそんな発言をしたのなら、そりゃあ記憶くらい消されるかもしれない。


 てことは帰り際、マジで俺もまた記憶消されるかもしんないなあ。日本に帰って以降のことはアトレンにもどうしようもないわけだし。日本で俺がみのりの秘密を言い触らしてみのりに害を加えないという保証がなければ、なんらかの対処をしたいだろう。仲間を仲間じゃない奴から守ろうとするのは当然だ。


 それならちゃんと言っておかなければならないだろうな。面はゆいっつーかいたたまれないっつーか、そんな柄じゃないんだけどしょうがない。


 俺は頭の中で考えを整理した。


「……福田のトリップってさ、だって、体質なんだろ? 発作とか持病とかってのは口実だったわけだけど、でも実際似たようなもんなんだろ?」

「……うん」

「じゃあしょうがねえじゃん。福田が誰かを異世界に突き落とすのが趣味で、毎月クラスメイトを闇討ちにして喜々としてテルミアに蹴落としてるっつーんなら確かに気持ち悪いけど」


「……」

「アフリカのケニアとかの人って、視力5とかあんだって」


 みのりは顔を上げた。「?」


「そういう能力って俺にはない。もしその人が日本に来たら、遠くのビルの中で交わされてる密談の資料見ちまうかもしんないし、俺の隠しておきたい趣味とか目撃するかもしんないな。だからっつって、視力よすぎて気持ち悪いとか思うか? 視力がいいこと自覚して、人ん家が見えちゃいそうだったら目をそらしてほしいなとは思うけど、視力自体は別に悪くないだろ」


「……」

「福田のもそんなもんだろ? だから別に気持ち悪くないし、福田はちゃんと気をつけて、その瞬間に誰も巻き添えにしないように家に閉じこもってんだから、他の奴らに言ったりもしねえよ。つーか貴重な体験させてもらえてラッキーだったくらいだよ。今年の夏は金無くてどこにも行けなさそうだったから。こんな城みたいなホテルで贅沢三昧なんて、金払ったらどんだけかかんだろーな」


 みのりはようやく、くすっと笑った。


「藤沢君ちお金持ちなのに。社長令息なのに」

「家は金あっても俺はないよ? 月五万の生活費でやり繰りする毎日ですよ。光熱費込みだから結構キツイ」

「藤沢君ってどうして一人暮らししてるの?」

「いやほら、社長令息だからさ、商売敵の人達に誘拐されたりするじゃん? だから実家にいない方が安全なわけよ」

「えええっ」

「うっそー。そんな危険があるのに一人暮らしなんかしたら誘拐され放題だろばーっか」

「……っ!!」

「だから、さっき言ったろ。金持ちなのは親父であって俺じゃねーの。兄貴も姉貴も高校から家蹴り出されて五万の生活費でやり繰りするって、伝統なんだよ単に」

「信頼されてるんだねえ」

「放任だろ」

「そっか。……ありがと、藤沢君」

「んー? なにが」


 見るとみのりは、微笑んでいた。今にも泣き出しそうな笑顔だった。


「……お腹すいたよね。ご飯にしよっか。エレナに頼んでくる」


 みのりはアトレンにも何か言い、急いで個室を出ていった。俺はうろたえた。なんかまずいこと言っただろうか? 泣かせるつもりはなかったんだけど。

 と、アトレンが言った。


「フジサワクン。――それがしからも謝罪をせねばならぬ」


 ごめん、噎せた。

 俺の反応を見て、アトレンは続けた。


「日本語の習得に使える教材が初代国王ユキノジョーの演説しかないゆえ、みのりやフジサワクンの時代からすれば珍妙な言葉遣いとなっていることは重々承知の上でござるが、」

「ああいや、すんません、バカにしたわけじゃないんです。ただあんまりにも思いがけなかったんで」


 このきらびやかな外見から武家言葉って、一瞬脳が理解を拒否するんだよ。ああ、びっくりした。


 しかし見事に流暢だった。時代劇にでも出られそうなほどに、イントネーションまで完璧だった。これ本気で腰を据えて取り組んだんだろうなあ。じゃなきゃここまでのレベルにはならないだろう。


「福田……みのりに教わったんじゃないんですか」


 訊ねるとアトレンはまじめに首を振った。


「ミノリは――否他の誰も、それがしが日本語を及ばずながらも習得しているとは存ぜぬはずでござる。知るは首都クースにおられるそれがしが父上のみ。フジサワクンにも何卒、くれぐれも、他言無用にてお願いする次第でござる」

「……なんで」

「ちと込み入った事情ゆえ、詳しくは後日改めて。ミノリが戻る前にこれだけは申し上げておかねば」


 アトレンは俺に、率直に頭を下げた。


「フジサワクン、どうかお許し願いたい。それがし、フジサワクンを試していた」

「ため……」俺は座りなおした。「試した?」


 初めてここに来たときのことを思い出した。丸一日、誰にも会わなくて、何もわからなくて、右往左往するしかなかったあのときのこと。


「フジサワクンがどちらに属する人間か、初めは判別し難かったでござる。……チエコと同じ性質やもしれぬと懸念していた」

「チエ……」

「フジサワクンも知り合いでござるな。ハナゾノチエコ。あの女は――悪鬼のごとき女でござる。フジサワクンがチエコと同類ではないとわかるまで、気を許すことがそれがしにはできなかった」


 ――アッキ。


 って、あれだよな? 悪い鬼って書く。


 俺は居住まいを正した。


 モフ美は俺が意志疎通に問題ないとわかってからずっと、眠っているようだ。それがありがたい。


 答えはもう、わかっている気がする。千絵子がこっちで、いったいなにをしたのか。

 でもモフ美に、それを教えたくない。自分の同胞は千絵子と一緒に地球に行って楽しく暮らしているのだと、信じているモフ美には。


「ミノリが戻る。詳しくはまた改めて」

 アトレンは囁き、沈黙した。ややして、みのりが戻ってきた。何でわかったんだろう、と、またホッとしながら俺は思った。やっぱあれか、気配ってやつだろうか。




 みのりはすっきりした顔をしていた。俺はさっきのいたたまれなさをまた感じた。泣かせるつもりは本当になかったんだ。なにがまずかったんだろう。


 でも今はもう泣いてないし、それほど悲しそうでもない――むしろ嬉しそうにさえ見えるから、そんな気にしないでいいのかもしんないけど。と思う間にアトレンが優雅に席を立ち、みのりに椅子を引いてやった。おおお、洗練されてるってこういうことを言うんだろうなあ。文化の違いを感じる。恋人をエスコートするっていうのは、きっとこういうことなのだろう。 


 そして食事が運ばれてくる。


 始祖が日本人だからか、それともみのりと俺のためなのだろうか、食器は箸だった。アトレンも上手だったから、日常的に箸を使う文化なのかもしれない。けど料理自体は和食というわけではなかった。強いて言えばエスニック風を基本に、時折和食テイストが混じる感じの料理で、たっぷり使われたスパイスが複雑な味と深みを加えている。菓子は微妙だったけど、食事は旨くてほんとに良かった。辛い物も結構好きな方なので、俺は遠慮なく腹一杯食った。


 そうしながら、みのりの話を聞いた。


「さっき、エノラスという黒いローブの男がいたでしょ。あの人はエスラディアという国の王様なの」


 彼女はそういう風に話を始めた。みのりはそのエスラディアという国に、いい感情を持っていないということがよくわかる話し方だった。


 みのりの話によると、エスラディアは、闇の神・ウルスを奉じる闇の国だという。光の神・ミアを奉じる光の国:リオニアとは犬猿の仲であり、よく侵略戦争を仕掛けてくる。前回それが起こったのが、リオニアにとっては二年前のことだ。みのりにとっては去年のことだったという。その際、ウルスの魔獣を召喚するためにエノラスはモフオンの死骸という呪術アイテムをたくさん揃えていた。アトレンがその侵略戦争に勝ち(とみのりは言ったが、みのりもリオノスと一緒に戦ったのだろう)、魔獣召喚の儀式も阻止し、生け贄にされかけていたエレナちゃんも救出し、エスラディアは本拠地に退却した。リオニアの大勝利だったということになる、が、完全勝利まではいけなかった。アトレンは呪術アイテムの最後のひとつを回収できないままだったからだ。


「でね、今年に入って、またエスラディアで不穏な動きがあったんだって」


 のんびりと茶を飲みながらみのりは淡々と語る。


「エレナは助け出されてから、アトレンのメイドさんになって、この離宮で働くようになってたんだけど……エノラスがエレナに、あたしのトリップが起こったら教えるようにって、脅迫してきたの」

「脅迫?」


 思わず聞き返すと、みのりは顔をしかめた。


「エレナの……ご家族はみんな、もう……なんだけど、その。遠い親戚とか、が、エスラディアの勢力下に、いてね。エレナは顔も名前も知らない人たちなんだけど、ただエレナの遠い親戚だと言うだけで、ひどい目に遭わせるとか、……言ったみたい、だね」


「……なんだそれ」


「そう、なんだそれ、だよねえ。エレナは当然、アトレンに相談するでしょ。それで、アトレンが計画を立てたの。嘘を教えておびき寄せればいいんだって。そうすれば、残ってたモフオンの死骸も持ってきてくれるはずだし、エノラスも、その残党も捕まえられる。エレナの遠い親戚を傷つける人は誰もいなくなる。それで、エレナは脅迫に負けたふりをして、……今日のあの場所を教えたの。そしたら」

「……偶然その場所と時間に、俺たちがトリップしてきてしまった、と」


 みのりは苦笑した。「そういうことだったみたい、です」


「うわあ……」


 俺も苦笑したくなった。なんだそりゃ。そんな偶然ってありうるのか?

 アトレンは見事なポーカーフェイスだった。話の大半を実は理解してるはずなのに、眉ひとつ動かさない。やっぱこいつ、結構性格悪いんだと思う。これはほめ言葉だけど。


「アトレンもとても不思議がってた。トリップが起こる前って、数日前から水晶玉にその兆候が出ることが多いんだって。でも今回はそんな兆候も何にもなかったし、何より前回から一週間って異例の短さなんだよ。本当に申し訳なかったって何度も謝られた。アトレン、――?」


 みのりがアトレンに何か訊ね、アトレンはうなずいた。俺を見て、頭を下げる。茶番じみた気配を感じながら、いえいえと俺も頭を下げておく。


 そして、なるほどな、と思った。今回のこの破格の待遇は、みのりを守ったということだけじゃなくて、状況的にはアトレンの責任で危険にさらされたからだ、という意味もあったのだろう。





 デザートに出されたバナナブレッドをひと口食べたとたん、みのりとアトレンが同時に腰を浮かせた。


 そして同時に腰を下ろした。たぶんふたりとも、料理長への礼儀として、えぐい後味の菓子を消費する覚悟を決めていたのだろう。それを裏切る味だったからあんなに驚いたのだろうとは思うが、俺は面白かった。このふたりはたぶん恋人同士なのだろうと思うのだが、反応まで似るものだろうか。今の動きが双子みたいにそっくりで笑える。


「……なにこれ」


 みのりがうめき、アトレンがバナナブレッドをまじまじ見つめる。そして同時にフォークを取り直し、さっきよりもう少し大きく切りわけて口に入れる、そこまで動きもタイミングもぴったりで、俺は思わず吹き出した。ふたりがやはり同じ動きでぱっと顔を上げる。


「……これ藤沢君の!?」

「――――!」

「いやその、今日福田ん家行ったのはさ、これ渡すつもりだったんだよ」


 物陰からのぞいたエレナちゃんが、いたずらっぽく笑ってウィンクする。みのりとアトレンが来る前に身振り手振りで頼んでおいたいたずらが成功して、共犯の笑みをかわし合う。みのりは目を見張る。


「え……? なんで?」

「いやだって、俺記憶なかったんだ。おはぎもらう理由がわかんなかったんだよ。で、ねーちゃんらがお返しするのが礼儀だって言い張るから」

「そ……そっか」


 あ、納得した。罪悪感があるからだろう、それ以上疑問に思う余裕もないらしい。引かれたり笑われたりするだろうとあんなに思い迷っていたことを考えると、拍子抜けするほどだった。


「いやでも……」もうひと口食べた。「……あたしこんなおいしいバナナブレッド食べたの初めて……なにこれ……しっとりしてて……うわあ」


 その素直な感嘆が、ちょっとじわっと来た。これはやばい、と俺は思った。気づいたら俺、家族以外の人に食べさせたのって初めてなんだ。それも俺が作ったって知らないんだから、そりゃお世辞じゃないよなあ。


 自分の作ったものに対する他人の賛辞が、こんなに甘美なものだとは知らなかった。


 でも待て。男子高校生の趣味がお菓子作りってどうよ。アトレンとエレナちゃんなら、ふうん異人の文化って変わってるね☆ で済むけど、みのりには言えない。だって男の子だもん。


 みのりはもうひと口食べ、言った。


「……藤沢君、これ高い、よね?」

「は?」

「こ……こんなものを食べてしまっては……帰ったら買いに行かずにはいられません。でも藤沢君のご家族のおすすめなら、きっといいところのお店だよね……」

「いやそれ作ったんだ」言ってから、慌てて付け加えた。「ねーちゃんが」

「うそー!」


 再びみのりが腰を浮かせる。


「うそこれ、お店のじゃないの!? 藤沢君のおねーさんってパティシエなの!?」

「いや、ただの高校生だけど」

「ええええええー! ――――、――!」


 アトレンが驚いた声を上げる。律儀に通訳を待つとは筋金入りだな、性悪王子様め。ふたりが上げる賞賛の声を、俺はうっとりしそうになりながら聞いた。そんなに褒めるなよ。小鼻がぴくぴくしちゃうじゃないか。


「えーこれ手作りなの!? すごい! いいお姉ちゃんだねえ!」

「――――」

「アトレンが、料理人の作じゃないのかってびっくりしてるよ。うわあ藤沢君これ、売ればいいのに! 絶対ヒットだよ! 起業すればいいのにー! 習いに行きたいー!」

「け、けっこ簡単なんだ……ってよ」


 実際つぶして混ぜて型にいれて焼くだけなのだ。どんどんぼろが出そうなので俺は話を変えた。


「福田ん家のおはぎもすっげー美味かった」

「おはぎ!」


 アトレンが反応した。本気で筋金入りの甘味好きだな。


「――――、おはぎ――ミノリ!」

「あーあれもねえ、今回持ってくるはずだったんだよね。おばあちゃんが昨日作ってくれたから」

「マジでえ!?」


 うっわ痛恨のミスだ! あのカバンにはあのおはぎが入ってたのか! 今頃ここであれ食べられてたのか……! 俺が脅かしたから荷物を置いてきてしまったわけで、自業自得だ。そのことは絶対アトレンに黙っておこうと思った。俺のせいであのおはぎが食べられなかったなんてバレたら、なにをされるかわからない。


 みのりが笑っている。おおげさだとか言いたいのだろう。いやでも、何度でも言うが、本当においしいおはぎだったんだ。もしクラスメイトの(しかも女子の)おばあちゃんじゃなかったら、土下座して弟子入りしたいくらいだった。


「あれはやばいわ……なんなんだあれ、ほんとにただのあんこなのか」

「藤沢君、甘い物好きなんだね」


 みのりは意外そうに言う。実際のところ、好き、なんてレベルではない。県内どころか県外まで遠征してケーキや焼き菓子を食べ歩いた、筋金入りの甘味フリークだ。姉たちには甘い物限定の四次元胃袋と言われた。七号サイズまでならホールケーキ一個ひとりでいける。


 自宅にいたころは小遣い全部菓子に使えたのになあ。月五万の生活費でやり繰りする今じゃ、自作しないと食えないわけよ。


 みのりが言った。


「アトレンもあれ好きなんだよね。なんかねえ、福田家に伝わる秘伝のあんこだとかで」

「秘伝っ!? マジで!? なんだよ福田家、実は慶応元年創業の老舗和菓子屋だとか!?」

「……」


 みのりは目を丸くしており、俺は我に返る。はっ、いかんいかん、化けの皮がはがれるところだった。いや手遅れかもしれないけど。


「――――」


 アトレンが何か言った。みのりは笑う。もう一度アトレンが言って、みのりはさらに笑って、言った。


「九月にまた頼んでみるよ。藤沢君にもあげるね」

「今月の分は? ここに持ってくるはずだったんなら少しは量あるだろ? 三人家族じゃ食べ切れないよな」


 みのりはくすくす笑ってうなずいた。


「帰ったら包んであげる。でもアトレンには内緒だよ? すっごく怒るよきっと」

「んーわかった、内緒にしとくなー。だよなー無駄に羨ましがらせることないもんなー」


 いや王子様、今でもすごい顔で睨んでるけどな。ははは、羨ましいかざまあみろ。これで最初の時に放置してくれやがった件は、水に流して差し上げよう。

 俺も結構性格悪いよな、と自分で思った。しかもこれは誉め言葉じゃないし。

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